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チェーン・ポイズン
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チェーン・ポイズンの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.11pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全19件 1~19 1/1ページ
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謎の死の連鎖をめぐるミステリアスな作品。 物語は、死を考え始めた女性が、「一年待ちませんか?」と囁かれるシーンから幕を開ける。ラストは、ここが効いてくるので、ぽっかりとお忘れなきように。そこから一転、毒物を服用し自殺を遂げた人々を取材する、ジャーナリストの視点に切り替わる。 取材対象は、三十代元OL、著名なバイオリニスト、 妻子を殺された被害者家族。そこには、「死のセールスマン」の存在が・・・。 真相は予想外であり、構成にこそ謎の答えが巧妙に仕組まれている。ヒントは、高野悦子『二十歳の原点』…。 | ||||
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もっと以前の本多さんの本と比べると大人しくなったというか、きらめきが感じられないというか、そこまで光るものも感じられなかった。2008年頃の作品だし、今とは時代も違うから仕方ないのかもしれないけど、名作に時は関係ないし。自分の思考回路が変わって本多さんの本と合わなくなっただけなのかもしれない。 お話的には本多さんなら仕掛けとして最後にきっちりどんでん返ししてくるのは分かってたから、まあこんなもんかという感じ。あとは”おばちゃん”と呼ばれていた女性、なんか魅力的じゃなくて最後まで好きになれなかった。都合よすぎるしね。 | ||||
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個人的にまったく知らない作家さんでした。そのため何の先入観もなく読み進め、みごとに騙されました。ただ、もっとストレートな社会派ミステリーを期待していたので、読後感はあまりよくありません。好みの問題です。 | ||||
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終始暗い話の展開で、それぞれの心情はわかるけれど そこから救われるというポイントが、自分にはあまりなかったので 本多さんの作品の中ではいまいち消化不良の1冊です ただ結末、まったく想像がついていなかったので 「お!そうなの…!」そこはおもしろかったです | ||||
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悪くはないと思いますがレビュー見過ぎて失敗してしまいました 慎重になりすぎるのも良くないです | ||||
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本当に死ぬ気なら、一年待ちませんか?人気絶頂のバイオリニスト、陰惨な事件の被害者家族、三十代のOL。三つの自殺に不思議な関連性を見出した週刊誌記者・原田は、“死のセールスマン”が運んだらしき、謎のメッセージの存在を知る。「命の取り引き」がもたらす意外な結末とは?心揺さぶるミステリアス長編。 | ||||
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どうしても評価を書きたくて投稿。本へのレビューは初です。 文体や構成など、とても面白くて☆5をつけたかったんですが……何この最後の無理やりトリック!!読者の意外性を狙ったと思いますが、無理やり過ぎてマイナス過ぎる「裏切り」でした。モヤモヤと、最後まで読んだ長い時間を考えてイライラが残りました。笑 こんな騙しの手段使うなら、もっと最後まで読者を裏切らない展開の上で素晴らしい結末を作って欲しかった。これを「一本取られた!」とプラスに思う人もいるかもですが、私はそうは思いません。 こんなトリックを使われると、この作者の他の作品は読む気がなくなりますね…。本当に文体と構成とテーマが素晴らしかっただけに残念過ぎました。 | ||||
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どのあたりがどんでん返しなのかさっぱりわかんなかった…。 Aの話とBの話の女性を同一人物だと思わせたかったの??だとしたらもう一方でも名前を出すし、名前を出してない事と同じ時期に同じニュースを見ている時点で別人だとわかる。 個人的に気になったのが文章に“ああ”を多用しすぎていてだんだん鬱陶しくなってきた。 『生』をテーマにした槇村悦子の話の方が面白くてずっと読んでいたかった。 | ||||
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物語的にはなにかほっこりする感じ?でもないが、読んだあとはそんな感じでした。しかし自分は衝撃のラスト!!!みたいなのを期待したのですが、その点の衝撃は弱かったです。 | ||||
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題名や帯の宣伝から、おどろおどろしいものを、人間の闇に踏み込むようなものをイメージしてました。 しかし実際はまったく違います。 登場人物たちの気持ちや感情はもっと明るいもので、サバサバとしたものです。 作品の完成度としては、主張がイマイチ弱いと思います。 この社会の制度に対する疑義を呈するほどするどく突っ込んでいるわけでもなく、 自殺という人間の闇を深く追求しているわけでもなく。 まあ、軽い気持ち読めるミステリといったところでしょうか。 読んだあとに後味が悪くなるようなものではないので、そこは安心して良いと思います。 | ||||
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読みやすく先が気になるので一気に読めました! が‥‥、あのビックリさせる手法は果たしてこの小説に必要ですか??とガッカリしました。 ただ一応読み終わったあとは、「あぁー良かったよ(汗)」って思いました。笑 | ||||
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最後の方でどんでん返しがあったが、どんでん返しがあってもなくてもストーリー的には大差ない気がした。希望を感じさせる終り方でよかった。最後まであの雰囲気のまま終ったら鬱になるところだった。 | ||||
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最後の方でどんでん返しがあったが、どんでん返しがあってもなくてもストーリー的には大差ない気がした。希望を感じさせる終り方でよかった。最後まであの雰囲気のまま終ったら鬱になるところだった。 | ||||
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もう死んでしまおうか。死を覚悟した女性の前に謎の人物はこう囁く。「本当に死ぬ気なら、1年待ちませんか? 1年頑張ったご褒美を差し上げます」一方、続く謎の服毒自殺に関連性を感じた週刊誌記者はその一年後に調査を開始する。本多先生の作品は好きでよく読むのですがどれもちょっと死の匂いがするというか淋しげな作品が多い気がします。そんな中でもこの作品はテーマが自殺、死であるのでどうしても暗い印象を受けて嫌がる人もいるかもしれませんが読了後、不思議な爽快さというかああ、よかった…と心から思えたのでオススメです。なんだか文章が淡々としているというか読みやすいので(…平易とか妙に一頁に字が少ないとかでなく 文章との相性というものかもしれないです。 好みというか。)あっという間に読めました。記者と女性で交互に展開するのもハラハラして頁を捲る手を速めてくれました。 | ||||
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もう死んでしまおうか。 死を覚悟した女性の前に謎の人物はこう囁く。 「本当に死ぬ気なら、1年待ちませんか? 1年頑張ったご褒美を差し上げます」 一方、続く謎の服毒自殺に関連性を感じた 週刊誌記者はその一年後に調査を開始する。 本多先生の作品は好きでよく読むのですが どれもちょっと死の匂いがするというか 淋しげな作品が多い気がします。 そんな中でもこの作品はテーマが自殺、死であるので どうしても暗い印象を受けて嫌がる人もいるかもしれませんが 読了後、不思議な爽快さというか ああ、よかった…と心から思えたのでオススメです。 なんだか文章が淡々としているというか読みやすいので (…平易とか妙に一頁に字が少ないとかでなく 文章との相性というものかもしれないです。 好みというか。) あっという間に読めました。 記者と女性で交互に展開するのも ハラハラして頁を捲る手を速めてくれました。 | ||||
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最後のどんでん返しには、一瞬狐につままれた思いがしました。でも、ふと気付いてそのほうがよかったと思い返しました。折角、自立支援施設の子供達に生きて行く勇気と人生の希望を授けてもらったのですから。自殺なんかしてほしくなかった。ああ、気がついたらすっかり感情移入してしまっていたのですね。やられました。 それにしても、登場するそれぞれの人が一様に、絶望的に孤独であることに心が凍りつきました。自分や周りをみて、思いあたることがあるだけになおさらでした。 それだけに三人の自殺者の謎を追い、終に真実を掴んだ週刊誌記者と、被取材者のバツイチ女性との巻末でのやりとりには、かすかな救いを感じました。本作のモチーフをさりげなく印象づける、心にくいエピローグでした。 | ||||
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最後のどんでん返しには、一瞬狐につままれた思いが しました。でも、ふと気付いてそのほうがよかったと思い 返しました。折角、自立支援施設の子供達に生きて行 く勇気と人生の希望を授けてもらったのですから。自殺 なんかしてほしくなかった。ああ、気がついたらすっかり 感情移入してしまっていたのですね。やられました。 それにしても、登場するそれぞれの人が一様に、絶望 的に孤独であることに心が凍りつきました。自分や周り をみて、思いあたることがあるだけになおさらでした。 それだけに三人の自殺者の謎を追い、終に真実を掴 んだ週刊誌記者と、被取材者のバツイチ女性との巻末 でのやりとりには、かすかな救いを感じました。本作の モチーフをさりげなく印象づける、心にくいエピローグで した。 | ||||
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児童福祉施設で女性が生きる力を取り戻すテーマは、独立して別な物語にしてほしかった。ミステリー仕立ての中に落とし込むにはもったいないテーマだった。その断章の登場人物達が、他の断章の登場人物達より、段違いに輝いている。 猶予された1年で、人は変われるのか。…少し仕掛けがあざとかったか。 | ||||
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児童福祉施設で女性が生きる力を取り戻すテーマは、独立して別な物語にしてほしかった。ミステリー仕立ての中に落とし込むにはもったいないテーマだった。その断章の登場人物達が、他の断章の登場人物達より、段違いに輝いている。 猶予された1年で、人は変われるのか。…少し仕掛けがあざとかったか。 | ||||
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