WILL
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本の状態も良く作品の内容も満足しました。書店では見つけられなかったので、ネット注文したのですが、すぐに対応して送ってくださりに感謝です。 | ||||
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「死者を眠らせるのが私の仕事だよ」 18歳の時に両親を事故で亡くし、家業の葬儀店を継いだ森野。それから11年、彼女は商店街の片隅で店を続けている。葬儀の後に届いた死者からのメッセージ。夫の生まれ変わりだという少年。死者が絡む謎を解く連作短編集。 森野と同じく『MOMENT』で登場した神田も重要な役回りで登場しているので、前作を読んだ方は必見!エピローグはタイトルや伏線の回収が見事で鳥肌が立った。この一冊すべてがあのシーンを作るためにあったと言ってもいいほどよかった。 「引いてくれる手を失ったあの日、私は身を包み込む暗闇に脅え、ただ目を閉じ、立ちすくんだ。けれど、目を開けて闇を透かせば、星灯りの中、差し伸べられているいくつもの手があったはずだ。私はそんなことにすら気づかなかった。いや、気づいていたのに、気づかぬ振りを続けた。その手を握り返してしまえば、再びそこから歩き出さなくてはならないから。」 この言葉がとても印象深かった。やさしさを求めているのに、素直に受け取れなかったり気付けなかったり。それってこういうことなのかなって。 各短編の満足度で言えば『MOMENT』の方が好き。『WILL』は葬儀屋というテーマもあって死者を動かさないといけないので、作りが複雑で回りくどくなっているというか。ただ、全体を通して人情味がある感じがよかった。『WILL』は死が人のあたたかさを掘り起こし、『MOMENT』は死が人間の本質を暴くって雰囲気だった。 ラストは☆5、それまでは☆3という感覚でした。 | ||||
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MOMENTの続編、葬儀屋の娘の話です 葬儀屋の話だけあって、「死」にまつわる話がでてきます 最近、身近な人を亡くし思うところがあり再読しました 最初に読んだ時も泣きましたが、数年後あの時より歳を重ねましたが なおまだ心に沁みるところがありますね 「死」についてだけではなく、「人との関り」についても考えるところがあります また数年後、自分の心持がかわったところで再読し、どう感じるかを感じたいです 本多孝好さんの透明感のある文章、本当に好きです | ||||
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死者を思う生者の気持ちを、複数の小説で、それぞれに描いている。 深みのある記述もあるが、全体としては読後の気分が重くなった。 | ||||
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前作チェーンポイズンでのあっと驚く仕掛けから半年振りに再び本多作品を手にした。どちらかといえば本格ミステリーが好きだが、たまに違うジャンルも手に取りたくなる。たまたま本屋さんで見つけ手に取った。ある意味ミステリー作品。どこかノスタルジック的な色合いを醸し出しながら、決して古いわけではなく、過去、今、未来を巧みなタッチで描いている。なぜだが、絵画のような作品。読み進むにつれてその世界観にどっぷりと浸かり、ラストはやはり驚き。衝撃ではないが、心地好さの残る作品。 | ||||
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