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神無き月十番目の夜
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神無き月十番目の夜の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.59pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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時代は変わり徳川の世になった。だが小生瀬村の住民達は屈しようとは しなかった。検地にやってきた役人をひそかに葬り去るという暴挙に出る。 肝煎の一人石橋籐九郎が最悪の事態を避けようとどんなに奔走しても、 事態は坂道を転がり落ちるように悲劇に向かってつき進んでいく。住民達の 運命を先に知ってしまっているだけに、読んでいてかなりつらいものがあった。 徳川家康に従うのか?逆らうのか?どちらにしても住民達にとっては悲劇だった と思う。だが、彼らが選んだ道が正しいといえるのか?村が滅びてしまったと いう事実を前にして、籐九郎の無念さをあらためて思う。歴史の闇に埋もれて いた事件を元に書かれたものなので、生々しい迫力がある作品だった。 | ||||
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