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バトル・ロワイアル
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バトル・ロワイアルの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.14pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全131件 21~40 2/7ページ
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映画版は昔観ていたんだけど、これはまたちょっと違うストーリー部分もあり、映画と重なる部分もあり、 で楽しめました。 映画と違い、一人ひとりの心情にも細かくスポットが当てられていて、生徒一人一人の視点からのストーリーも組まれている。 過去に映画を観て楽しかったという人もそうでなかった人も、是非読んでほしいです。 | ||||
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とりあえず中学生が殺し合うという設定だけでこの作品を遠ざけるのはもったいない。 物語は面白いし、登場人物の動かし方もとてもいい。42人の生徒でここまで話を展開できるというのは感心させられる。 それに何といってもキャラクターが素晴らしい。簡単に六人ほど紹介すると、 七原秋也……亡き友の惚れた女を命がけで守ろうとする主人公。 川田章吾……戦闘に長けた前回のバトルロワイアルの生き残り。 三村信史……殺し合いを仕組んだ政府に一矢報いようと奔走する策士。 杉村弘樹……銃も持たずに惚れた女を探して島中を駆け回る熱血漢。 相馬光子……生き残るためには手段を選ばない冷酷な少女。 桐山和雄……虚無なる心を内に秘める完全無欠にして最強の天才。 作品自体にリアリティがあるかどうかはさておき、魅力的なキャラクターが自分のため、友達のため、そして愛する人のために戦い、走る姿は見ていて心に込み上げるものがある。この他にも、オカマにアイドルオタク、自称・光の戦士などまだまだ濃いキャラクターが盛りだくさんだ。 そんなユニークなキャラクターたちの戦いと極限状態での選択、この作品は文句なしに面白い。 | ||||
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中学生が殺し合う、という内容に、社会現象ともなった本作。 正直、話題性だけの内容だと思っていたのですが、友人に「泣ける」と薦められ 読んでみたところ・・・ 登場人物同士の人間関係が奥深く描かれ、それでも相手を殺さなければ 自分が殺されるという悲惨な状況に、涙なしでは読めませんでした。 その後映画も観てみましたが、映画では2時間しかないため登場人物のバックボーンが描ききれず、 そのため現実的でないサイコ風の内容に、小説版との大きな落差を感じました。 小説版を読んでいない方は、映画版のイメージが強いかと思いますが、 私としては、小説☆5つ、映画☆2つという感じです。 こちらが本当のバトル・ロワイヤルです。 フィクションとして、文句なく面白く、泣ける話ですので、是非。 | ||||
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中学生が殺し合う、という内容に、社会現象ともなった本作。 正直、話題性だけの内容だと思っていたのですが、友人に「泣ける」と薦められ 読んでみたところ・・・ 登場人物同士の人間関係が奥深く描かれ、それでも相手を殺さなければ自分が殺されるという状況の中で 殺し合いを強いられる悲哀が丁寧に描写されていて、涙なしでは読めませんでした。 その後映画も観てみましたが、映画では2時間しかないため登場人物のバックボーンが描ききれず、 そのため現実的でないサイコ風の内容に、小説版との大きな違いを感じました。 小説版を読んでいない方は、映画版のイメージが強いかと思いますが、 私にとっては小説の方が評価が高く、☆5つという感じです。 フィクションとして、文句なく面白く、泣ける話ですので、是非。 | ||||
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文学というのを理解してのグロ、 傑作ですが、これに影響された馬鹿な学生のニュースを見ると頭が痛いです。 色眼鏡な見方しかできない連中は、この作品の真意を知らないんでしょう。 全く、可哀相です。 | ||||
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中学生がクラスメイトと殺し合いをするというショッキングな設定に惹かれて読んでみました。舞台は何もかもが大幅に狂っている日本、そんな国の政策により中学生が離島でクラスメイトと殺し合いをさせられるという話です。さぞ人間くさいドラマが展開されいろんなことを考えさせられるだろうと思いきや、読書感はゲーム感覚のサバイバル小説といった感じで苦悩や葛藤といった色は意外と薄いです。結局は作者一人の心情というものがどの登場人物にも投影されており、リアルという感じではありません。ただ想像とは違っていたのですが、これはこれで楽しんで読むことができました。設定ほど重い小説ではないので人間ドラマを求める人にはもっとふさわしい本があると思います。青春サバイバル小説という感じを求めている人にはピッタリの本だと思います。 | ||||
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王様ゲームに似てる…でも、呼んでて面白い!中学生なのにこんなこと言ってちゃいけませんね^^; | ||||
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中学生が「殺し合う」描写が残酷との批判がつきまとう作品ですが、 私は気に入りました。 他人の言いなりになるのではなく、 投げやりになるのでもなく、 自分の頭で考えて、考えて、考えて、 自らの責任において、他人を信用し、 行動することの大切さが描かれていると私は感じました。 | ||||
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「中学生同士が殺し合いをする」という設定で書かれているが、殺しを中心に書かれているのではなく、生きるということは何かということを訴えかけている。死を意識することによって明らかにされる生。平和な世の中に住んでいて生死をそれほど意識せずに過ごしていることが当たり前になっている。それを再認識させられる作品である。 また、日々の生活の中で、当たり前であることが当たり前であると錯覚している平和ボケした私たちに喝を与えるような作品である。 グロテスクな内容といわれていますが、読んでみるとストーリーは美しい。こんなに美しい作品は滅多にないという感じです。青春時代を生きる彼らの夢、友情、恋や片思い、裏切り、反骨精神、人間の様々な要素が詰まっています。 当たり前に過ごしてきた中学生活の中で、拉致されて孤島で昨日まで友達だったクラスメートと殺し合いをさせられるなんて思いもよらないでしょう。しかし大人のルールには逆らえずゲームにのる生徒、乗らない生徒、乗らされる生徒。すべてが極限状態です。信じる信じないも自分次第。そんな他人を信じられない環境の中で守るべきものを守る精神(それは大切な人だったり自分の信念だったり)は美しい。そこで生まれる友情は美しい。そんな中でも希望を捨てずに過酷な状況と戦い続けるさまには心を打たれます。 何事もなくただ漫然と過ごしてしまっている自分に気付いている方、生きることに希望を見出せない方にはきっと何か得られるものがあると思う。そして是非、今青春時代を生きている学生の方にも勧めたい本である。 どんな世界でも生きていくことは大変だけれど、生き抜くしかない。と感じられる作品です。 | ||||
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面白いです。最初のうちは読んでて少し気持ち悪くなったりすることもありました。読み終わった今、文章を読んで吐き気がするのってすごいことだなぁと思います。決して文章力があるとは思えませんがこの独特の表現の仕方も、私は読んでて面白いと思いました。主人公を中心に書きながらも1人1人に特別なエピソードを添えているのもいいです。次の場面に進むとき、最後に【残り ■人】と書かれているのをみてあぁ、この子死んだんだ…と実感できます。クラスの名簿や、エリアの地図などを見ながら読むのがまた楽しいです!ふとしたときに「読みたい…」と思える作品です。 | ||||
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もう10年以上も前になるのでしょうか、当作品は「殺し屋イチ」を愛読しているちょっと変わった女の子の友達が貪る様に読んでいて、凄く興味を引かれて読んでみました。超絶過ぎる分厚さに初め抵抗を持ちましたが、読み進めて行くうちに内容も超絶にぶっとんでいて、一気に読破してしまった事を思い出します。まず素直に凄いと思ったのが、40人の中学生それぞれに背景とドラマを持たせ、読者をぐいと世界観に引き込む。そしてそのキャラ達がそれぞれ生き生きと(?)動き出してそれぞれに壮絶な殺し合いとしていくという描写の緻密さ。40人以上もあれば、半分くらいは殺され方の描写に手を抜くだろうと、もしくは食傷気味になり飽きてしまうだろう、とでもなりそうだが、当作品はそんな事はございません。「グラップラー刃牙の最大トーナメント戦」のように阿鼻叫喚の殺し合いを全て描き切ったのです。読了後、しばしの時間放心したのを覚えています。深作監督による実写版も劇場に見に行きました。結構こちらも良かったです。そしてDragon Ashのエンディングテーマも秀逸でした。 | ||||
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日本ホラー小説大賞を受賞できなかったことで有名な大作である。 同賞は当時二年に一度しか受賞作が出ない(出さない?)ことで有名であった。本作は受賞作が出ない(出さない?)年の応募作であった。応募が一年ずれていたら結果は違っていたかも知れない。 当時の選考委員の言葉として「活字にするに忍びない」というような意見があったと記憶している。確かに当時は若者による凶悪な事件が多発し社会問題としてクローズアップされていた時期ではあった。だが結果的に本作は『完全自殺マニュアル』等の問題作で有名な太田出版から刊行され、漫画化・映画化もされて、よくも悪しくも論争まで巻き起こす大ベストセラーとなった。 近未来社会を描いた一種のSFであり、選ばれた中学校のクラス全員が、孤島での命がけのバトルロイヤルを強いられるというストーリーであるが、本作が話題になったときの、ある女子中学生による新聞への投書が記憶に残っている。曰く「私は(バトル・ロワイアルの)小説は読むかも知れませんが、漫画や映画は絶対に観ません」つまり彼女は小説も漫画も映画も読む(観る)ことなしに本作を評価しているわけである。どうしてそんなことが可能なのだろうか。 個人的にはホラーというよりもミステリーとして楽しませてもらった。新人がこれほどの大作を、破綻なしに書き上げるというのは並大抵のことではない。むろん小説なら何を書いてもいいというものではあるまい。だが不快感を吹き飛ばすジェットコースター的な面白さの方が印象に残った。 サバイバルものの前例はいくらでもあり、本作がそれほど画期的というわけでもないだろう。人が殺され過ぎるきらいはあるし、中学生という設定にも無理があるような気はするものの、それらの欠点を圧倒する有無を言わさぬ迫力が本作にはある。最後のどんでん返しもなかなかのものだし、食わず嫌いするには勿体無い作品である。 | ||||
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クラスの生徒一人一人の、それぞれの正義や生きざまが、丁寧に描かれています。バトル・ロワイアルと聞くと、ただ中学生が殺し合う話、と感じる人が多いのではと思いますが、友情や愛など、青春の要素も色濃く織り交ぜられており、極限の状態での人間の心理を、とてもリアルに表現してあると思います。分厚い本ですが、一気に読ませられてしまいました。 | ||||
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長い人生で、夜に読み始めて止められなくなり、翌日会社を休んでまで読み続けて読了した本はこの一書のみです。忘れられない経験でした。 | ||||
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支給される武器がサブマシンガンからフォークまであってオモローでした。マシンガン竹槍ロケットランチャー日本刀吹き矢チェーンソーガトリング砲↑こんな武器があればもっと楽しめましたな。 | ||||
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中学生同士がある日、殺し合いを命じられる。たった一人残ったものだけが生き残れる。さながら、TVゲームのようなな設定が現実になったら、プレイヤーたちはどのようにふるまうか。現実とVRの違い、死というものを身近に感じられない中学生がどんな心理状態でいるか。実際、外国では少年兵などありきたりで、ついさっきまでお隣同士だった人々が殺し合うなどざらにある。日本だけが、長い平和という神経ガスに犯され、無感情になり、TVのむこうのゲームのはなしとかわらなくなっているのだろう。日本が戦争になって、出征するっていうはなしより、よほど現実味があり、またエンターテイメントとしても面白かった。大人はエログロなど、都合の悪いものはすべて隠そうとするが、それはただ説明するのが面倒なだけではないだろうか。文のできの善し悪しはあまり気にならなかった。中学生の読書感想文の指定図書にしても面白いと思う。 | ||||
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独裁国家としての道を歩んだ大東亜帝国。その政府の命令によって、中学生が殺し合いをすることに!!生き残ることが出来るのは、仲間を殺しつくした最後の一人のみ!!命令に逆らうとほぼ間違いなく政府の軍に殺される。友人を殺さねばならない状況になったとき、中学生はどのような行動に出るのか!?この本の内容を簡単に言えば、上記のような極限状況における生徒42人の青春群像かと思います。「熱血正義バカ(おひとよしともいう)」の七原秋也は、クラスの仲間を信じ、みんなで生き残ろうと、ゲームのルールそのものにまっすぐに立ち向かいます。しかし、ゲームのルールに乗りクラスメートを殺戮するもの、あまりの状況に自分を見失うものに出会い、深い絶望感を味わいます。そんな中、七原の気持ちがどう動いていくかを読んでいくと、なかなかに面白い。本当にこの男は裏のない「いい奴」なんです。そのひたむきさに心動かされることでしょう。手にとって見ればお分かりになると思いますが、かなりの分厚さです。というのも、かなり細かく、一人一人の生徒を描写しているのです。時にニヒルなジョークも飛び出し、にやりとさせてくれます。このクラスにはものすごいやつばかりがそろっていて、しかもかなりキャラが立っています。殺し合いさせるのは素晴らしい人材を失うことにもなり、もったいないのでは?と思わせるほどです。運動神経抜群、天才ハッカー、殺し屋、拳法の達人ほか、才能あるものが揃っていますよ!若干表現能力が乏しいのではと思う箇所もありますが、構成的にはほとんど隙がなく仕上がっています。設定にかなり非現実的な部分があるだけに、話の整合性はしっかりとっています。おまけに、テンポがいいので読み始めると止まらなくなります。1,2日時間が取れるときに読むべきです。ほかのことができなくなりますので。とにかく、読みたくてしょうがなくなる魅力がある作品です。題材は確かにえぐいですが、その運命に抗うものたちの戦いを味わうのがいいかと思います。長くてすみません。 | ||||
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私がこれを読んだのはちょうど修学旅行前です。 実は、修学旅行のときに読もうと思っていたのですがその日までに半分は読んでしまっていました。そのくらい、続きを早く!!と思う話だったからです。私はこの内容を”中学生が殺し合いをする話”とひどく浅い認識でこれを買い求めそして読みました。だけど違った。 もし私が、私のクラスメイト達が、殺し合いをしなくてはいけなくなったら、、、。そう考えると自然と体が強張りました。 文章が幼いという人もいますが、この文章だからこそ、伝わってくる恐怖や悲しみ、狂気があると思います。 中三という、幼い私にはこういう考え方しかまだできませんが、読んで後悔するような話ではなかった、それだけは絶対に変わらない考えだと思っています。 | ||||
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映画をはるか昔に観て全然つまらなかったから未読でしたが、たまたまBOOKOFFで漫画版を読んでおもしろかったんですが、最終巻がなく結末を知りたい!!という動機で原作を読み始め、一気に読んでしまいました。とても良質なエンタテインメント作品です!僕は現在35歳ですが、若い人ほど面白いと感じるんじゃないでしょうか?こんな映画の原作として最高な素材までも骨抜きにしてしまう日本映画界ってホント終わってると思う。この小説をいじくらず素直に映画化すれば誰がつくっても面白くなるはずだぞ!恥ずかしながら登場人物たちの運命に声あげてないてしまいました。全体的に悲惨な話ですが、友や恋人を信じる若者の純粋な姿が描かれており、殺伐とした感じはありません。普通の少年少女の日常的な心情(世知にたける前の純粋な気持ち、それを素直に表現できない恥じらい)が死を目前に鮮やかに浮き彫りにされます。また敵方のキャラクターが日本人なら爆笑ものです。映画でも武田鉄也に演じてほしかった!痛快な1級のエンタテインメントです。多くのことを感じさせられます。若い人にこそ読んでほしい!前向きに生きようと思うはず・・・・ | ||||
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確かに全てを通して問題作でリアルな表現が多い。グロテスクな描写も描かれている。しかし、人間が恐怖のどん底に落ちたときに現れるエゴイズムは正直に描かれており綺麗ごとでは終わらない部分も素直に表現してあります。また、生徒の一人ひとりの個性も充分に際立っていて最後まで飽きずに読める一冊。小さい子には読ませられないが、でもでもいずれ読むことによって考えさせられる新しい文学の一派になって欲しい一冊でした。 | ||||
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