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天使の報酬
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天使の報酬の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.13pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全15件 1~15 1/1ページ
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真保さんは好きな作家です。今回も面白く読まさせていただきました。 | ||||
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真保著「ブルーゴールド」とよく似た作品。 奇しくもいま世界を震撼させている新型コロナウィルスの前の2000年代初頭に現れたコロナウィルス及びSARS病原菌の研究所からの盗難に関わる国際サスペンスと言ってよい。 しかしストーリー、展開といったものはそれほど面白く注目すべき内容ではなかった。 一般文学通算2409作品目の感想。 | ||||
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外交官、黒田康作シリーズの2作目。 始まりはアメリカ、サンフランシスコ。女子大生、霜村瑠衣が姿を消した。テロ準備罪の容疑で、サンフランシスコ市警が彼女の後を追っている。しして元官僚の父親、霜村元信から頼まれ、黒田も瑠衣のアパートに来ていた。ロベルトという瑠衣の交際相手が関係者のようだ。そのロベルトに関わっていたらしい武石というフリーの記者が日本で殺された。さらに調べていくと、7年前のボリビアでのある轢き逃げ事件が発端だったらしいことが分かる。その後、もう一人のフリージャーナリストの名が浮かび上がるが、この男は行方不明になっていた。轢き逃げ事件の被害者の名が霜村毅。事態は複雑に入り組んでいる。 そして舞台は日本へ。日本の霜村元信の家が爆破され、さらに霜村毅の勤めていた研究センターに車が突っ込む。犯人は、センターに保管された病原体を盗んでいったかもしれない。 と、ここまで読んでもさっぱり真相は見えてこない。果たして著者は、どうこの物語を収束させるのか。 なかなか事件の筋書きは見えない。しかし、黒田は持ち前の推理力と行動力で真相に肉薄していく。そしてクライマックスで、全てが明らかになる。それは読者が絶対に見抜けないような真相であり、またやりきれないような現実でもあった。 しかし、さすがに真保裕一である。最後にどんでん返しが待ち受けていた。なるほど、乱歩賞作家だなと感心せざるを得なかった。 「天使の報酬」・・・このタイトルの意味を知った時、読者は暗澹たる気持ちになるだろう。読後感はあまり良くない作品である。 | ||||
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外交官シリーズをすべて読みたく購入致しました 有難うございました | ||||
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外交官でありながら、警察的な捜査(行動)が結構面白い。黒田康作シリーズは初めて読んだ けkど、他の黒田康作さんを読んでみたい。 | ||||
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外交官でいながら抜群の捜査能力を示す黒田の設定は、 如何にも小説っぽくて好きです。 推理小説の倣いで終盤に謎解きが行われるのですが、 割かれたページに対し、内容が二転三転しすぎて、 ついていけなかったです。 最終的に、よくわからなかったというのが素直な感想でした。 | ||||
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ごちゃごちゃし過ぎではないでしょうか。 友人間の窃盗という小さな事件から、 外務省や警視庁、さらに首相まで 巻き込むような大事件へと、 とっぴな展開もなく進んでいく。 何だかなあって感じです。 そのうえ最後の怒涛の展開って 辻褄が合ってるんでしょうか。 疑問に思いました。 はっきり言って、東野圭吾なら、こんなふうには しないでしょうね。 | ||||
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フィリップマーローのような探偵がいるわけないように 黒田康作のような外務省職員がいるわけがない。展開他 に無理があるのも最初から知れたこと。 製薬会社、薬事行政というのも本題ではない筈。真保さん は黒田康作というありえない存在を通じて日本の政治家、 官僚、そして一部ビジネスマンたちの卑小さ、せこさを 一般大衆に分かりやすく伝えることに主眼を置いている、 と信じて読む。そうすれば多少の穴、ムリなんて気に ならない。 | ||||
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映画「アマルフィ」「アンダルシア」で有名な外務省邦人保護担当・黒田シリーズの第3弾。 物語は、アメリカの日本人大学生失踪事件という小さな事件からスタート。しかし、事件の 背後には、アメリカ副大統領、テロ組織、日本の元大臣や省庁を巻き込む巨大な事件に発展 していく、、、というスケールの大きな話です。 主人公・黒田を中心に、その周囲の人物もバラエティーに富んで物語はテンポ良く進みます。 更には、外務省の内情、日本警察の操作手法、等々、ディテールの描きこみも十分(官僚の 処世術をここまで細かく知りたくはなかったですが)。物語の筋もしっかり作り込まれており、 まったく飽きさせず最後まで読み切るらせる魅力十分の作品でした。が、ラストで事件全様が 明らかになった際には、その動機の薄さにだけはがっかり。「その程度の怨恨で、ここまで大 きな事件を起こしたの?」との疑問が消えませんでした。 著者の「ブルーゴールド」に続き2回目。「ブルーゴールド」に比べればテンポもいいし、スト ーリーも面白くはありました。が、読後の頭ん中には『?』が残り、ちょっと消化不良な作品 です。 | ||||
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これはアマルフィに続く外交官、黒田康作を主人公にした作品です。 複数の事件が複雑に絡まりあって 最後にはその謎が明かされます。 そのうえ黒田さんの濃厚な考え方や 取り巻きの考え方などが濃密に描かれていました。 最後のどんでん返しにやられました。 | ||||
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TVで放送中の「外交官・黒田康作」と内容が若干違います。 じっくり進んでいくあたりが面白いです。比べていく楽しさがあります。 ただ、外交官がここまで警察官みたいなことをして良いのかどうか?その辺りの法律には詳しくありませんので、スコシ違和感を感じました。 しっかりと、ひねりながら物語を転がしていく辺りは、やはり真保さんらしいと思います。 | ||||
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広げた大風呂敷を畳むのが、ちょっと雑だったなという印象です。しかし小説の楽しみは十分に詰まっているので、評価を見て読むのをやめてしまうのはいかにももったいない。 | ||||
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真保裕一の小説を読むのはアマルフィに続いて二作目なのですが、どうもイマイチだと思います。ストーリーが単純すぎるのでもう少し工夫が必要ではないでしょうか。アマルフィのほうが断然面白いですね。この天使の報酬より、最近デビューした神崎和幸のデシートのほうが完全に面白かったです。真保さんにはもっと頑張ってほしいですね。 | ||||
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真保裕一氏が同じ主人公で小説を書くというのは初めてじゃないかと思うのですが、それだけ黒田というキャラが気に入っているのか、それともテレビ局側の要請に根負けしたのかわかりませんが、読んでいると後者ではないかと思えます。『アマルフィ』は映画では描ききれなかったものを書きたいという動機が著者にありましたが、今回はそのようなものが感じられません。邦人安全課の、しかも特命を帯びた外交官であるにもかかわらず、本作の主要な舞台は日本です。ドラマの制作費を抑えるための設定ではないのかと勘ぐってしまいます。それほど、ストーリーに必然性が感じられないのです。日本が舞台ですから、外交官である黒田の特徴を生かしきれません。普通の刑事が主人公であるほうがよほどしっくりします。ストーリーはアメリカでの邦人女性の失踪に始まり、どんどんスケールアップしていくのですが、描写が悪いのか、すんなりと頭に入ってきません。事件の真相も「こんなのかよ」って感じです。『天使の報酬』の『天使』が何かわかったときのがっかり感。6月にはまた黒田を主人公にした小説が出る予定ですが、今度は『アマルフィ』なみの作品を期待します。 | ||||
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前作アマルフィは、小説の世界観に映画がついて来れず(予算の問題等で…)、黒田康作の魅力を表現しきれなかった印象が強かっただけに、今回は小説・TVドラマ両方に期待をしておりましたが…。正直、話の展開にスピード感が全くありません。物語の展開云々よりも、状況の説明ばかりでテンポが悪過ぎます。主人公も初歩的なミスが多く魅力的ではありませんし、日本が舞台での外交官では到底警察には敵いません(捜査権限が無いというのが逃げ口上に聞こえます)。職種と舞台設定に無理がある様に感じてなりませんでした。物語の結論もあまりにも貧相で、話に膨らみが全くありませんでした。今回はTVドラマの設定の方が現実的でストーリー展開も面白そうな気がします…。好きな作家さんだけに次回作に期待したいです。TVなどのメディアとのタイアップではなく、小説という一つのエンターテイメントで勝負して欲しいと願います。 | ||||
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