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マーチ家の父 もうひとつの若草物語
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マーチ家の父 もうひとつの若草物語の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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この本を本屋で見たときに、 若草物語をきちんと読んでから、改めて手に取ろうと決めた ふと語られる姉妹たちの事を知らなければ、 この本は成り立たない。手に取る人は、若草物語に親しさを持った人だろう。 その語られなかった部分を表現しようとした、試みに挑戦したことがすごい。 その睦まじい家庭の様子が物語のすべてと思っている読者を敵にまわすことになるだろうことは当然だ。 わたしは、不在の父の、あっただろう経験と苦悩を素直に読んだ。 母の、娘たちに見せることない内面も納得した 映画も何本か見たが、最新作で母がジョー以上に感情を抑えられなかったと語る場面がとても心に残った。そうだったのか、改めて知ったと思った。 今作は、その母の気質がくどいほどに語られる。 マーチ家の父 とあるが、個人的には、母の物語であるようにも思う。 ページ数と内容は、グレースを登場させることにより、絶対的に父の物語なのだが。 母の描写になる後半の方が、物語に入り込んで読めた。 物語のスピンオフではない。 確かに、描かれなかった父と母が人間として厚みを持たされたのだろうと思う それにしても、若草物語の新訳は出ないのだろうか。 読みにくい、と思う読者はいないのだろうか? | ||||
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タイトルだけ見て、あの「若草物語」のスピンオフか!と思って読むと、乙女な気持ちを粉みじんに打ち砕かれます。それほどにリアルでところどころ残酷で赤裸々な物語。「若草物語」の背景にある当時のアメリカ社会と奴隷制度、そして南北戦争についてが、マーチ姉妹の『お父さま』の視点で描かれていますが、あくまでも大人の目線で見たもの感じたことなので、本来の「若草物語」の読者層には向かないでしょうね。 自分の両親もそれぞれがそれぞれの人生を歩んできた一人の人間であり、男女なのだ‥ということが理解できる年頃になった「若草物語」の読者向き。 | ||||
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