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地を這う虫



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【この小説が収録されている参考書籍】
地を這う虫 (文春文庫)

地を這う虫の評価: 4.13/5点 レビュー 24件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.12pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全24件 21~24 2/2ページ
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No.4:
(3pt)

リアルな人生

主人公はいずれも理由があって一線を退いた元刑事。アリバイ崩しやトリックなどの派手な仕掛けはなく、非常に地味な小説ですが、その地味さがかえってリアルで、短編集なんだけれどすごく重い感じがしました。陽のあたる道を歩む人生ではなく、ひたすら日陰。読後の爽快感はなく、ふーっとため息をついてしまった。しかし、一線を退いてもなお、人には見せぬプライドを持って、なお人生に執着ししぶとく生きる男の日常がよく描かれていると思います。
地を這う虫 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:地を這う虫 (文春文庫)より
4167616017
No.3:
(1pt)

最後まで読めなかった

 話が暗いというか、地味というか・・・。無理やりページを捲っているだけなのに気付いて読むのをやめた。こんな本は初めて。 短編集だが、いずれも登場人物の日常や内面をくどく描いているだけ。それらから学び取れる「何か」が全くなく、赤の他人の日記を読まされているような気分だった。
地を這う虫 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:地を這う虫 (文春文庫)より
4167616017
No.2:
(3pt)

疲労、悔恨、汗、焦燥、惰性、諦観…

 読み終えて心に浮ぶ単語は、ç-²åŠ'、æ‚"恨、æ±-、焦燥、惰性、諦観…。どれひとつ、前å'きで「すがすがã-い」ものはない。ã-かã-自分のæ-¥å¸¸ã«é‡ãªã‚Šã€ç‰©èªžã®ãƒªã‚¢ãƒ«ã•ã‚'浮き彫りにã-ている。 どうã-て、ã"の作è€...は中å¹'のくたびれたåˆ'事やå...ƒåˆ'事の姿ã‚'ã"ã‚"なにリアルに描ã'るのだろう。にび色の空の下ã‚'、毎æ-¥è¶³ã‚'æ£'のように運び、聞き込みに歩き続ã'る一線のåˆ'事。同じ毎æ-¥ã®ç¹°ã‚Šè¿"ã-の中ã‚'ç"Ÿãã€ä»•事に倦み、ç-²ã‚Œã¦ã„る。その普通の(どちらかといえばå†'えない)åˆ'事のæ-¥å¸¸ã‚'描き、事件ã‚'通ã-てその人é-"存在ã‚'描いている。その後にはまた同じæ-¥å¸¸ãŒæŽ§ãˆã¦ã„る。だが、一ç"Ÿã§ä¸€å›žã‚るかないかのイベントã‚'経é¨"するために、私たちはç"Ÿãã¦ã„るのかもã-れない。だれにも知られず、そのイベントは終わるかもã!-!!れないが…。
地を這う虫 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:地を這う虫 (文春文庫)より
4167616017
No.1:
(5pt)

飽きない一冊

長旅に携帯した。 短編集なので区切りよく読めると思ったからだ。 ハードボイルドの短編集というより、身近にいるような中年男達の悲哀を感じる作品集である。というと語弊があるかも知れないが1つ1つの作品が主人公の心の動きを明確に捉えていて、長編をぐぐっと凝縮したような味がある。 おかげで道中、退屈することなく過ごせた。
地を這う虫 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:地を這う虫 (文春文庫)より
4167616017

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