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ICO-霧の城-



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ICO-霧の城-の評価: 3.56/5点 レビュー 166件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.56pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全166件 121~140 7/9ページ
No.46:
(4pt)

人の子の愛。真実の価値。

頭に角の生えた、霧の城に捧げられる生贄の少年。霧の城に囚われる少女。2人が出会い、時が動き出す。『ぼくが君を守る。だから手を離さないで』少年は、手を離せば全てが終ってしまうことを感じていた。少女は、手を離せば以前と同じに戻ることを知っていた。運命に抗う。それは可能なのだろうか?少年は自問し、少女は自責に苛む。『とにかく、ここから出よう。僕と一緒に行こう』相手を助けたい思いだけ。それが運命を変える。少女と母親の確執、血の結びつきゆえの悲劇。子が親を守るのは間違い?親が子を愛するのは人であるから?少年の生贄という運命、正しきはなに?善と悪。絶対的なものじゃなく相対的なもの。善に従っても、悪に組する結果もあるのだ。人はおろかだ。知らなければ、咎に気付くこともないのに。責め苛む、心の痛み。しかし、真実の価値はそこにある。正しきを求めるなら、人は真実を認識しなければならない。嘘偽りのない、まばゆく輝く、凍てつく冷たい真実。真実に固まってもいい。でも動くから人は強い。そう思った。
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No.45:
(2pt)

偉大すぎたオリジナル

小説として面白かったのは、宮部さんが作り出したヨルダと城の歴史の章だけだった。残りの章は、オリジナルであるゲームの画面を注意深く言葉に置き替えていっただけ、そんな印象を強く受ける。そこに著者自身が創作した物語を加えようとした痕跡は見られるが、オリジナルの魅力を曇らせてしまうだけのものになってしまっている気がした。
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No.44:
(2pt)

ゲームの小説化だったんですかー

ゲームが既にあるということも知らずに読みました。イコの生贄にいたる経過、霧の城に囚われてからの心の中が丁寧に書かれていましたが、途中であきてしまいました。ゲームとは別物なのでしょうが、ゲームは?という興味はわきませんでした。うーん、あまり好きになれなかった。
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No.43:
(5pt)

ゲームの小説化というより…

宮部さんの作品だなぁ、と思います。今までに宮部さんの作品を読んだことはありませんが、率直に。兎角ゲームの雰囲気と違う、何でこんな風に書くのかと言われていますが、個人的には「宮部さんのICO」なのだと最初から割り切ってましたので、とても楽しめました。個人的には、凄く好みな文章でしたし。極端ではありますが結論から言うと、ゲームの雰囲気を壊されたくないという人にはお勧めできない作品でしょう。また、読み終えた後にゲームを始めようという方には、先入観があって、プレイし辛いかも知れません。(個人的には後者の方がお勧めできないです。)かなり創作の部分が多いので、「好み」で分かれてしまう作品なんだと思います。私的には、あの暗くて重くて血生臭い話が好きです。原作のICOとはかけ離れてますけど、寧ろそこに魅力を感じましたね。
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No.42:
(4pt)

長い~

とにかくイコとヨルダの過去が長かった・・・            個人的には好きです。これだけ言いたかったんです。 
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No.41:
(2pt)

宮部イコ

ゲームのなかの静寂な世界とは別物と思った方がいいかもしれない 私の持っているイコのイメージとはかけ離れたものになっている 著者自身も心配していたこと(読み手のイメージを壊さないようにしたい)が結局起きてしまっている これから読む人は、ゲームをしない人なら楽しめる物語だろうと思う イコのゲームをする人なら読まないほうがいいかも・・・ 
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No.40:
(5pt)

小説として…

2日で一気に読みました。もともと宮部みゆき氏の大ファンですが、この作品にも宮部氏の色が濃く出ていたと思います。私はゲームをプレイしたことがないため、こういった感想述べることが出来るのかも知れません。それは他の方々の感想を見ればこそ強く感じます。この小説は、ゲームを小説化したものですが、ゲームの方が…とたたかれています。では、逆に宮部氏の小説をゲーム化したものであったら、一体どのような評価が下されていたでしょうか。おそらく、小説の方が評価は高かったでしょう。結局プレイヤー、視聴者、読者の評価に大きな影響を与えるのは第一印象なのだと思います。最初に受けた印象。それとは違う印象が第一印象に勝ことなど、そうはないと思います。だからこそ、今回も色々と叩かれてしまっている。それは仕方がないと思います。こういった形式の作品は読者が割り切って読める人でないと楽しめるはずがないと思います。ゲームをやったことのない人には、胸を張って薦めることが出来ますが、もしゲームを一通りやり終えているのであれば、割り切って読む努力をしていただきたい、と思います。
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No.39:
(1pt)

今ひとつ、よりも下

私はゲームをプレイしたことはありません。友人がプレイしているのを脇で眺めていただけなので、ゲームの世界観は正直なところ、今ひとつよくわかりませんが、ゲーム中の「静寂」、その雰囲気は覚えています。 まず、私がこの小説で感じたのは「静寂」ではなく「退屈」でした。10分の一も読まずに飽きてしまい、続きを読むのが苦痛になりかかりました。 でももっと進めば先が気になるようになるかもしれない。そう期待して半分ほどまで読んでみましたが、退屈に変わりはありませんでした。 文章に魅力を感じません。説得力も感じません。イコの行動言動にも違和感があり、ヨルダの言動行動にも違和感があります。それはゲームのICOと比べた違和感でももあり、また小説そのものとしての違和感でもありました。そのため、作品の世界観に浸ることはできませんでした。 ヨルダの過去編も冗長。もう少し上手く、ストーリーの流れの中に組み込んで欲しかったです。その前に女王とのやりとりがあったとはいえ、三章は唐突だったという感は否めませんでした。 あと、これは私の読解力の問題でしょうか? ヨルダとイコは言葉が通じないはずなのに、いきなりイコの言うことをヨルダは理解していませんでしたか? その後も、ヨルダはイコの言葉を聞き取れるけれど喋れない、という設定が出てきて、そのすぐあとに「聞き覚えのある言葉だけれど記憶がないから意味がわからない」と言ってみたり。全然言葉が通じないはずのヨルダが自分の言うことに頷いてみせることを、イコはなぜ不思議に思わなかったのか? そういうところが気になってしまって、世界観に浸れなかった部分もあります。 私には宮部さんの小説はあわないのだな、ICOはともかくとして。そう認識しました。
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No.38:
(1pt)

今ひとつ、よりも下

私はゲームをプレイしたことはありません。友人がプレイしているのを脇で眺めていただけなので、ゲームの世界観は正直なところ、今ひとつよくわかりませんが、ゲーム中の「静寂」、その雰囲気は覚えています。 まず、私がこの小説で感じたのは「静寂」ではなく「退屈」でした。10分の一も読まずに飽きてしまい、続きを読むのが苦痛になりかかりました。 でももっと進めば先が気になるようになるかもしれない。そう期待して半分ほどまで読んでみましたが、退屈に変わりはありませんでした。 文章に魅力を感じません。説得力も感じません。イコの行動言動にも違和感があり、ヨルダの言動行動にも違和感があります。それはゲームのICOと比べた違和感でももあり、また小説そのものとしての違和感でもありました。そのため、作品の世界観に浸ることはできませんでした。 ヨルダの過去編も冗長。もう少し上手く、ストーリーの流れの中に組み込んで欲しかったです。その前に女王とのやりとりがあったとはいえ、三章は唐突だったという感は否めませんでした。 あと、これは私の読解力の問題でしょうか? ヨルダとイコは言葉が通じないはずなのに、いきなりイコの言うことをヨルダは理解していませんでしたか? その後も、ヨルダはイコの言葉を聞き取れるけれど喋れない、という設定が出てきて、そのすぐあとに「聞き覚えのある言葉だけれど記憶がないから意味がわからない」と言ってみたり。全然言葉が通じないはずのヨルダが自分の言うことに頷いてみせることを、イコはなぜ不思議に思わなかったのか? そういうところが気になってしまって、世界観に浸れなかった部分もあります。 私には宮部さんの小説はあわないのだな、ICOはともかくとして。そう認識しました。
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4062124416
No.37:
(3pt)

難しいところ

普通のファンタジー小説として読むならば面白いとは思いました。しかし一部回想場面が非常に長く、話の進め方としては少し不自然さが出ています。それによって本自体も非常に長くなっています。宮部氏としてはその部分を一番伝えたかった、表したかったのでしょうがその部分だけが異様に色濃く、変わりに初盤、終盤部分が色褪せてしまいがちです。私としてはイコとヨルダの置かれている現状のほうを私的にはもっと追求して頂きたかった。どちらかというと終盤のほうに彼女の持つ才能を出すべきなのではと思います。私はゲームのICOを体験しておりませんが、ゲームの透き通るような雰囲気は以前から存じておりました。その雰囲気を宮部氏はある程度色をつけているのではないでしょうか。ゲームを行う人によっては彼女の色はあまり宜しくなかったのではと思います。私としても少し彼女の色合いは濃かったように感じられました。ゲームとは別物のICOとして読まれた方が、この本をより堪能できるのではと思います。
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4062124416
No.36:
(4pt)

一気に読んだ

面白かったけど、ICOがめちゃくちゃかわいそうでした。宮部みゆきはあんまり好きじゃないけど この小説は好き。PS2持ってないので、ICOの ゲームはしてません。これからもしないと思う(アクションはすごく苦手なんです。RPGとか戦略RPGならまだなんとかなるけど)
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4062124416
No.35:
(5pt)

とても面白かったです。

確かに、ゲームの「ICO」とはまったく異なる世界が宮部さんの描かれる「ICO」にありました。皆さんの言うとおり、ゲームの中での会話の無い二人けれども繋いだ手を通して心が通い合っているイコとヨルダの描写が無かったことには少し残念に思いました。けれども、宮部さんの描かれる「ICO」には新たなる感動が広がっていました。私はどんなに偉大ですばらしい文才を持つ作家さんであろうともあのゲームの中の「ICO」をそのまま文章にして伝えることは正直できないものだと思っています。あの感動は、ゲームをやった人でなければ分からないのだと感じます。宮部さんは3年間、情熱を注ぎ込み、創造の翼を広げてイコを取り巻く周囲の人々、ヨルダの過去。生贄の儀式の発端などを緻密に描き逃げたいけれども、少女、そして自分のために立ち向かう勇敢なイコを存分に描いてくれた宮部さんの世界にすっかり魅了されてしまいました。
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No.34:
(5pt)

単純に小説として読むのなら。

ICOというゲームに僕はかなり昔から目をつけていました。しかしなかなか『買おう!』と思えるきっかけに出会えず購入までに足踏みをしていた状態でこの本と出合い、喜び勇んで購入、のちに読了。いろんな人に『ゲームだからよかった。』と叩かれている作品ですが、個人的には面白かったです。ゲームの世界観が伝わってこなかった。というのは確かにあります。ガンパレの小説などのようにゲームをやったことない人が世界観に浸れるほど濃密ではありませんでした。しかし、小説として読むのならば(ライトノベル風味ではありますが^^;)なかなかの作品だと思います。そもそも半端でなく突飛な世界観を生みの親でもない人が完璧に模倣する事は不可能に近いですしね。イコの勇気と少女の悲しみ、城の悲劇。家族愛。ゲームを知らない読者の僕の視点からですが、しっかりと伝わってきました。それに、この小説で星一つだけしかもらえないって原作はどんなに素晴らしい物だったのだろうとワクワクしてきます。ゲームをやったことの無い方。ライトノベル好きの中高生。不思議な世界を覗いてみたい人。この小説には、一読の価値があるとおもいますよ。
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4062124416
No.33:
(2pt)

この作品はゲームで

大好きなゲーム『ICO』の小説化ということで、かなり期待していたのですが正直あまり楽しめませんでした。イコが霧の城に行くまでの、ゲームでは語られなかった部分までは凄く面白くて、「城に行った後はどう展開するんだろう?」とワクワクしたのですが、先に進むにつれ、ゲーム中では殆ど喋らないイコが喋りまくる事に、どんどん幻滅して行きました。小説だから主人公が全くの無口と言う訳にはいかない、というのは分かるのですが、ゲームから入った人はきっと違和感を感じるのではないでしょうか。この作品は本当に題材が難しかったと思います。ゲームを先にプレイすると、小説での城の出来事に対して違和感を持つし、未プレイで読むと城の中の様子や『ICO』の本当の魅力が伝わらない気がします。やっぱりこの作品は「ゲームだから」優れているんでしょうね。ゲームではヨルダと手を繋いで進んでいるうちに「守ってあげたい」という感情が生まれますが、小説ではその気持ちになれない、というのが一番の違いだと思います。本当に期待していただけに、残念でした。
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4062124416
No.32:
(4pt)

ゲームをやっていない人にオススメ

宮部さんの作品は何より「読み易い」ところが良いと思います。今回の「ICO」も本当に読み易い。ただ、原作であるゲームの「ICO」が完成し過ぎているゲームの為、宮部さんが敢えて味を付けることは無かったのではと思います。ゲームで全く触れられていない「イコの生活」の部分(宮部さんの創作部分)は読んでいて本当に面白かったのですが、本編に入ったところでやはりゲームと比較してしまい、違うという気分になります。ゲームは実態がありながら実態の無い、故に「思い出」という感じのつくりなのですが、宮部さんの「ICO」は姿が無いのに肉厚という雰囲気でした。ただ、ゲームを遊んでいない母などは「面白かった」と言ってましたので、ゲームをせずにどのような内容か知りたい、という方にお勧めできる作品と思います。
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No.31:
(3pt)

どちらがよいとは言えないけれど

良いような悪いような。冒険小説としては、面白かったです。過去とか目的がないと冒険小説は成り立たないですからね。 ゲームのノベライズとしては、icoはもともと成り立たちにくいお話だから、宮部さんなりの解釈で小説にしたらこうなったって事でとても面白く読めました。 ただ、ノベライズと言うことで頑張ったと思われる霧の城の内部の描写が有りすぎるせいで、ゲームをやってから本を読んだ私は、イコの過去とかトトとかで頭の中で想像していた本のイメージが、霧の城の内部にうつるたびに「あぁこの話ゲームのノベライズなんだ」って思って現実に引き戻されてしまっていまいち本の世界に入り込めないことになってしまいました。 どうせならば、もっとどぎつく世界観を変えて作り上げていくか、ゲームをそのまんま文章にするかどちらかにして欲しかった。どっちつかずな感じがか最後までぬぐえなかったのがとてもとても残念です。
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4062124416
No.30:
(2pt)

題材が悪かった

無駄な贅肉をそぎ落とした、引き締まったスタイルが魅力のICO。余計なイベントもなければ会話も少ない。ただ孤島のお城に捧げられた小さな生け贄の少年と、魂の器となるべく城に閉じこめられていた少女がたった二人で運命にあらがおうとする小さな抵抗を描いた物語。言葉の通じない少年と少女は、手を取ることで意志疎通を交わし、手招きをしたり首を振ったりすることで自分の意志を相手に伝えようとします。これほど「ゲーム」というジャンルで完成度の高い作品は珍しく、これを「小説」にするのは本当に難しい事だと思います。ほとんど映像作品であるICOを文章で表現しようとすると妙に説明っぽくなってしまうし、無駄をそぎ落とした作品にボテボテと文字を足してもせっかくのスタイルが崩れるだけです。かといって同じ映像作品である「映画」にしたとしても会話は無いし音楽は風や足音のみだし、第一地味だしでちっとも面白くないでしょう。やっぱりゲームというジャンルでのみ最高に力を発揮できる作品であって、小説としてのICOに研ぎ澄まされた魅力は感じられませんでした。日本語版のICOを外国人がプレイしてもほとんど問題が無いという、このゲームに言葉はいりませんから。
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No.29:
(3pt)

霧の城はどれだけ広いのか

ストーリーの長さに比して、舞台となる世界の説明部分が多すぎる気がした。特に霧の城の描写に変化をつけるのに、苦労をしている印象を受けた(ゲームを遊んだ人はすぐイメージできるのかもしれないが)。導入部分は読者を惹きつける展開だが、登場人物数が少ない事もあってやや中だるみがある。ただ後半途中からラストは一気に読ませる魅力あり。ゴチャゴチャしたファンタジーが苦手な人はおすすめできる。
ICO  -霧の城-Amazon書評・レビュー:ICO -霧の城-より
4062124416
No.28:
(1pt)

説明しすぎ

いかにもファンタジー的な要素を加えた宮部氏にとってのICO。原作ファンにとっては納得しかねる。別物とわきまえて読めば、"ライト"小説としてまあまあなのではないだろうか。
ICO  -霧の城-Amazon書評・レビュー:ICO -霧の城-より
4062124416
No.27:
(2pt)

張りぼての遊園地

宮部初の正当派SFと思って手に取る。原作のゲームは見て無い。SF好き、宮部好きとしては非常に残念な本。原作を越える世界を展開しようとした気合いからか、世界の描写にページを使い過ぎ。前半から中盤にかけての伏線も結局拾いきらないまま終わっている。 にも関わらず、読んでいて「レベルがあがりました」と呟きたくなってしまうゲームっぽい場面展開。世界を広げ過ぎて張りぼての遊園地を見せられているような陳腐さが付きまとった。尻窄みでまとまりを欠いた作品と言わざるを得ない。いままで読んだ宮部作品の中で一番オススメできない。
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4062124416

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