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ICO-霧の城-
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ICO-霧の城-の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.56pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全95件 1~20 1/5ページ
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評価が散々ですが、美しい風景、情感、子供が生贄になるそのストーリーの部分を大幅に個人が補完して書いた壮大な二次創作です。許せない方もいるでしょう。イコや女王に血肉のある生身さを感じるので。でも余計に城の冷たさや人間味が際立ちました。ゲームとは別の、同じ風景やキャラの見た目を使った別作品として見るのが正解です。私はゲーム内の風景を脳内に浮かべながら読む楽しさを知って多大な影響を受けたので今もとても大好きな本です。自分の解釈と違うからがっかりした、という方にはおススメできません。 | ||||
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自分はゲームは未プレイです。ずっと気になってはいたのですが、大人になってゲームをやる習慣がなくなっていたため、手に取ることはありませんでした。そんなとき宮部みゆきさんが小説版を書いていると知り、手に取りました。 非常に面白かったです。物語の主人公が女の子を助け出す、という正統派ファンタジーが、実力派作家に描かれていました。ゲームをやったことがなく、いやゲームをやったことがないからこそ、新鮮にICOの世界を楽しむことができました。時間が経つのを忘れるくらいのめり込み、終わった時には子どもの頃に味わった『物語の終わりのしんみりさ』を抱くことができました。 タイトルやあらすじ、表紙に惹かれた方なら是非手に取ってください。宮部さんが胸躍る世界が案内してくださいます! | ||||
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ゲ-ム以外のストーリーが面白い | ||||
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10代半ばのとき、小説を好きになるきっかけになった本です。当時は宮部みゆきがミステリーを多く書いている人なんて知らず、ゲームのことも知らず、ただ本屋でみつけてなんとなく買いました。 わたしはハリーポッターなどの物語を映像でみることが苦手で、おそらく小説だからこそICOを楽しめたのだと思います。 この小説を読み、想像や言葉で表現することの奥深さに圧倒され、ただの暇つぶしだった小説が好きなもののひとつになりました。宮部みゆきさんには心からありがとうと伝えたいです笑 ぜひいろんな人に読んでみてほしいです。 | ||||
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宮部氏は、色々な作品を書かれますが、 これは好き嫌いが分れるのでは・・・。 私はゲームをしませんが、きっとこんな感じだろうなと面白く読めました。 | ||||
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この小説が発売された当時、(15年前くらい)こんなのはICOじゃない!原作への冒涜だ!と憤慨した記憶があったのですが、今再び読み返してみると宮部みゆきの妄想力の逞しさに驚きました。そして素直に面白かったです。きっと当時はゲームへの思い入れが強すぎたのと、公式ノベライズだと勘違いしていたんでしょうね。プロが書いた二次創作同人誌だと思うとめちゃくちゃハイクオリティでコスパも抜群です。わずかな設定と物語からよくここまで話を膨らませたなぁと……。ゲーム内では一切イコとヨルダの過去について語られないのですが、彼らにも幼少期から今に至るエピソードが存在するわけで、例えばイコの友人や両親とか、イコが育った村の”ニエ”の風習、霧の城がまだ活気のあった頃、そういった原作にはない要素が上手く補完されていたのでそこがすごく良かったです。未プレイでも大丈夫ですが、まずはゲームをプレイする事をおすすめします。ここはあの辺りだな~と情景が頭に浮かんでより世界観に浸れます。 | ||||
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お陰様で、世間一般的な宮部のイメージが推理モノであるのに対し、 しっかりファンタジー色のイメージが定着した。 icoはゲームからでなく、この本から入った。 ゲームをやりたくなって仕方ないほど漬かった、漬かり倒した。 どうして宮部がこのゲームの本を書きたかったのか、馬鹿みたいに理解した。 それほど、素敵なゲームだった。 職場付近の本屋でこれを見かけてしまい、つい購入。 ちゃんとゲームをやったから、昔この本読んだ時に気付かなかった色、 色々見えるようになってた。 何故イコに角が生えているのか。 何故ニエにされているのか。 何故ヨルダが閉じ込められてたのか。 全て宮部の妄想で書かれているだけ、けれど充分 納得出来るような妄想。 改めて、宮部みゆきは本当、この作品を愛してるのだな、と。 | ||||
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作者本人もあとがきでゲームの展開や世界設定とは異なる部分が多々ありますと綴っているように、ゲーム版と小説版とでは全体的に受け取るイメージが違います。 ゲーム版では主人公であるイコを操作しつつ俯瞰的に静かで幻想的でとにかく美しい世界観を堪能できるのに対し、小説版ではイコやイコに関係のある登場人物の視点から描かれるので、美しさというより人の感情的な部分に触れ大切な人を守ろうとする心の強さや勇気をもらえます。 せっかくゲームに無い話を追加するなら霧の城が石と化す前のオズマや女王の描写等ももっと書いて欲しかった!と思ったりする部分もありますが、イコがニエとして霧の城に連れてこられるまでに日々を過ごした村の親友・家族の描写、ニエの風習ができた所以等、ゲームに描かれなかった部分にもたくさんの物語があったのかもしれないと思うと、またそれもわくわくします。 ゲームも小説も私の大好きな作品の一つです! | ||||
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いろいろ想像しながら読むと楽しい。 昔付き合っていた人が返してくれなかったので、買い直しました。 | ||||
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宮部みゆきの作品としては異色な気がしますが、流石に何を書いても読者は引き込まれてしまいます。まか不思議なストーリーの展開に最後まで気が抜けませんでした。 | ||||
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ゲームはPS2のワゴンセールか何かで買ってプレイした記憶があります。 当時はヨルヨルの儚げな仕草や、思わずICOに駆け寄るやさしさとかに癒されました。 確かにゲームのイメージとは多少かけ離れますが、ゲームの中では語られなかったヨルヨル一家のサブストリーなどが盛りだくさんの具沢山でとても良かったです。 | ||||
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ゲームは未プレイです。でも某動画サイトでのプレイ動画を見ているので、一応「原作は踏まえている」立場から感想を綴ります。 一言で言うと、「同じものとは思えない」。 ゲームだと少年(イコ)は少女(ヨルダ)と手をつないで進めていくのが最大の特徴ですが、この小説では二人が手をつないでいるシーンはあまりありません。 何より、角の生えた少年が「村のおきて」でニエにされるまでの前置きが長い。「ゲーム中、こんなシーンあったっけ?こんな人いたっけ?」と戸惑う程、序盤はゲームとは別物になっています。少女が何故城の主となるのかという謎も、小説では完全にオリジナル設定になっていて、「早くあのシーンが読みたいんだ、先を進めてよ」とやきもきしてしまうところがいくつかありました。個人的に少女の言葉が「分かる」シーンはいらない方がよかったです。 それでも最後まで読ませてしまう勢いがあるのが、宮部みゆきさんの力が優れているということでしょうか。 しかし他の方も仰られている通り、「ゲームで自分なりに思い描いていた作品をノベライズしてくれた作品」かと言われると少し回答に戸惑いますね。 美しい「空気」を感じさせてくれる描写は素晴らしいのですが、私からすると「ゲームをやったことがない人」向け。 別作品として捉えて読めば、十分楽しめます。 | ||||
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ゲームのICOがすごく好きで本も読みました。 独特の空気感があり、ゲームも小説もとても好きです。 | ||||
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やはり宮部みゆきさんは、すごい!! ほとんど引きこもりで、この発想は、たいしたものです。 | ||||
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ヨルダの思いやニエの子達の行動など、何度も泣けた。 中でも心が打たれたのは自分の失敗で大勢の人間を死なせてしまい、永い永い孤独の中で絶望して打ちひしがれるヨルダの手を取って無理矢理にでも引っ張っていく幼い勇者の姿。 ゲームでも脱出する際ヨルダに生気ややる気があまり有りませんが、それをこのように理由付けしたのは上手いと思います。 失敗は誰にもあります。取り返しのつかない失敗もあるでしょう。 でも歩き出さなければ。ヨルダが絶望してても、救いがなくても、逃げる気力すら無くても少年イコはその手を引っ張り続けた。 自分が大きな失敗をした時には心の中にイコを呼びましょう。きっと前へ引っ張ていってくれるはずです。 誰かが絶望していたらイコになりましょう。そういう人が必要とされているはずです。 そういう優しさと勇気を教えてもらいました。感謝。 | ||||
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ICOはPS2でプレイしました。 本作はゲームでは明らかになっていない細かい背景や謎が語られ、明らかになるので個人的には面白い作品です。 続編が発売されたら是非読みたいと思います。 | ||||
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ICOはPS2でプレイしました。 本作はゲームでは明らかになっていない細かい背景や謎が語られ、明らかになるので個人的には面白い作品です。 続編が発売されたら是非読みたいと思います。 | ||||
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上巻を家族からもらいあっという間に読み切り、下巻が欲しくなり購入しました。 胸の中にどんどん情景がうかびあがります。 目で見て無いのに不思議。 | ||||
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ps3のゲームをやって面白かったのでこちらも購入してみました。 タイトル通り自分の中のicoを大切にしている人にはおすすめできません。 ゲームをやった方は分かると思いますがこの作品はBGMや効果音など必要最低限しかなく、壮大な世界観によって自分たちでこの物語を想像してこそ価値あるものになっているのだと思っています。 ですから小説版を読むと自分たちの想像とのギャップからicoの良さがつぶれてしまっているとか、おもしろくないといった評価者が出るのだと思います。 それは当然ですし同じ作品なのに自分の世界観と全く違えば良い気分にはならないでしょう。 僕自身も自分なりに世界観を持っていたので少し戸惑う場面もありました。 ですが自分は宮部さんのブレイブストーリーを読んでから、この人のファンタジーが好きでしたのでもう一つのicoとして割り切ってみるとすごく良い作品だと思いました。 逆にあれだけの情報量でここまで話を膨らませれることに驚きました。さすが作家といったところでしょうか。 ゲームのノベライズ版としてはあまり良い評価ではないのかもしれません。ですが単純にファンタジー小説としては評価されてもよいのではないかと思います。 評価が真っ二つでしたので購入することにだいぶ悩みましたが今は買って満足です。 単純にファンタジー小説が好きな方にはおすすめできる作品だと思います。 | ||||
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本を読むうえで大切なもの、想像力。 それがとても強く求められているのがこの本だと思います。 序盤はすらすらと読めるのですが、お城に入るとその内部構造が複雑なので、 文書も読み手の想像力を掻き立てるように変化して行きます。 ここで躓いてしまう人が出てくると思います。 でも、諦めないで自分なりにイメージした自分のお城を作ればいいんです。 駄目だ、分からない。えっ!?どう言う作りになってるの? と言う場面にも出くわすかもしれません。 そんな時は、もう一度読み直してみる。それでも上手く行かなければ、クリエイトです。 ただし、どんな場合でも、まず文脈有きです。 てんで内容を汲み取らずに勝手な道を作ってしまっては駄目です。 なので、これを難しい、読みづらいと捉えるか、面白いととらえるか。 この幻想的な世界観、良くも悪くもするのは、imaginationです。 | ||||
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