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ヴェロシティ
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ヴェロシティの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.86pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全7件 1~7 1/1ページ
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この著者の作品は初めて。他にどんなものを書いているかなど、前情報なしで読みました。 追い詰められ、冷静さを保ちながらも何処か狂い始めているビリー・ワイルズ@主人公 この悪魔のような犯人は一体誰なのかと、想像する度に胸がムカムカとしてきました。 見えない敵は狡猾に、残虐に描かれていて、素晴らしかったです。 しかしそれも数百ページに渡って続けられると中弛み気味。 またクライマックスに差し掛かってからは大幅に失速してしまったのが残念です。 見えない敵と比較して、主人公のビリーがあまり魅力的でなかったのも痛いところでしょうか。 もう少し焦点を絞って、もう少し短くまとまっていたら良かったのかな、と思います。序盤の興奮度合いからすると、最終的にはガッカリ感が勝った作品です。 読み切れる程度には面白かったので60点の星3つで。 | ||||
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この著者の作品は初めて。他にどんなものを書いているかなど、前情報なしで読みました。 追い詰められ、冷静さを保ちながらも何処か狂い始めているビリー・ワイルズ@主人公 この悪魔のような犯人は一体誰なのかと、想像する度に胸がムカムカとしてきました。 見えない敵は狡猾に、残虐に描かれていて、素晴らしかったです。 しかしそれも数百ページに渡って続けられると中弛み気味。 またクライマックスに差し掛かってからは大幅に失速してしまったのが残念です。 見えない敵と比較して、主人公のビリーがあまり魅力的でなかったのも痛いところでしょうか。 もう少し焦点を絞って、もう少し短くまとまっていたら良かったのかな、と思います。 序盤の興奮度合いからすると、最終的にはガッカリ感が勝った作品です。 読み切れる程度には面白かったので60点の星3つで。 | ||||
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久しぶりにクーンツを読んだが、面白くて当たり前、そうじゃなければ意味がないという、エンターテインメントのベストセラー作家の宿命を背負っているので当然のように面白い。それもハリウッド映画的な面白さだ。まるで映画のノベライズを読んでいるような気すらする。いつものように、主人公は徹底的に追い詰められる。これでもかと追い詰められた主人公が暴走を始める辺りがクーンツの真骨頂。ラストに失速するあたりが残念だが、もし映画化するのであればいくらでも面白く出来るだろう。久しぶりに読んで気がついたのは会話の巧みさ。上質なハードボイルドの会話のように嫌味にならない程度に気が利いている。その辺は素晴らしいリアリティ。クーンツの課題は最後にいかに圧倒的なカタルシスを持ってくるかだと思う。 | ||||
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久しぶりにクーンツを読んだが、面白くて当たり前、そうじゃなければ意味がないという、エンターテインメントのベストセラー作家の宿命を背負っているので当然のように面白い。それもハリウッド映画的な面白さだ。まるで映画のノベライズを読んでいるような気すらする。いつものように、主人公は徹底的に追い詰められる。これでもかと追い詰められた主人公が暴走を始める辺りがクーンツの真骨頂。ラストに失速するあたりが残念だが、もし映画化するのであればいくらでも面白く出来るだろう。久しぶりに読んで気がついたのは会話の巧みさ。上質なハードボイルドの会話のように嫌味にならない程度に気が利いている。その辺は素晴らしいリアリティ。クーンツの課題は最後にいかに圧倒的なカタルシスを持ってくるかだと思う。 | ||||
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前半、読むのがおっくうになるほど入り込めなかった。理由はひとつ「共感出来ない」、「感情移入出来ない」からである。主人公の取る行動が短絡過ぎて、途中でバカバカしくなってくる。上下巻買ったので最後まで読んだが、期待はずれでがっかりです。これまでほとんどの作品を読み、大ファンだが、これは買わない方が良い!人には絶対に勧めない。お金が勿体ないです。 | ||||
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前半、読むのがおっくうになるほど入り込めなかった。理由はひとつ「共感出来ない」、「感情移入出来ない」からである。主人公の取る行動が短絡過ぎて、途中でバカバカしくなってくる。上下巻買ったので最後まで読んだが、期待はずれでがっかりです。これまでほとんどの作品を読み、大ファンだが、これは買わない方が良い!人には絶対に勧めない。お金が勿体ないです。 | ||||
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バーテンダーのビリー・ワイルズは、愛車のワイパーに挟まれたメモを見つける。そこには、”メモを警察に届けなければ美人の教師を、届けなければ慈善事業にいそしむばあさんを殺す”と書かれていた。その日から、ビリーは見知らぬ人物から、理不尽な選択を強いられることになるのだった ・・・ 『汚辱のゲーム』以降のクーンツの著作は読んでいないのだが、ホラーのクーンツといえば、正義は勝つ、愛は勝つで、マンネリだけれど予定調和的な結末が心地良かったりした。でも、本作はかなり不安定な気分にさせられる。たたみこむ様に惨い目にあう主人公ビリーが、読みすすめてもそこから抜け出せる気がしないのだ。かなり暴力的なシーンもあるし(かなり痛い!)、いつものクーンツじゃない・・・ ビリーが、もっと悪い状態になるんでは、とハラハラさせられるし、そうなるにつれ、このゲームの仕掛け人が本当に憎らしくなってくる。ビリーが”パラノイアという孤独”をつくりあげてしまうに至っては、かなりブルーな気分にさせられる。それだけ感情移入できるんで、かなり面白いってことなんだけれど。 犯人がわかっていくるくだりは、おやおやと多少トーンダウンしてしまうのだが、ラストは、ビリーのこれからや、昏睡状態の恋人バーバラ、周囲との関係に余韻を残す良い終わり方と思う。T.S.エリオットの言葉が美しくて、ここで落ち込んだテンションが盛り返してくる。 最近のクーンツの他の作品を読んでみようかなぁ という気にさせる。 | ||||
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