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隻眼の少女



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【この小説が収録されている参考書籍】
隻眼の少女
隻眼の少女

隻眼の少女の評価: 2.96/5点 レビュー 163件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点2.96pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全65件 41~60 3/4ページ
No.25:
(2pt)

楽しめるとしたら本格オタクだけか

犯人の残す偽の手掛かりが細かすぎる。片田舎での殺人、しかも実績皆無の探偵相手に、こんな凝った小細工するのは、頭が良いというより偏執狂。また、探偵は、整合性を重視すると言う割には拙速に結論に飛びついては犯人に翻弄される。
読んでて違和感を感じたこれらの事は、読後に原因が分かるのだが、つまらなかったという感想は変わらない。名探偵の快刀乱麻ぶりを期待する向きにはお勧めできないミステリ。
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No.24:
(1pt)

作者には「読ませる」力量がない

どの本も「関係者」のやらせのレビューは
詳しく書き込みすぎてバレバレなんだけど、
それを承知で設定が面白そうなんで読んでみました。
読み始めて、読み進んですぐに感じるのは
文章が決定的に下手だということ、平板でつまらないんですね。
読ませる文章を書く力量がないんですね。
珍妙な主人公、助手にされてしまった青年、各登場人物ともに
魅力的に描けないんで、ああ、勿体無いな、と思う。
読者を引き込み、わくわくさせるものが描けない三流ですね
まずい料理を残せなくて無理やり食べて空しさが
残った時と同じ気持ちです
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No.23:
(1pt)

ミステリとしては動機が破綻、エンタメとしては悪くない。

設定がツンデレ系の美少女探偵と自殺志願の男性、というところまではまぁまぁ。
自殺志願の動機がつまらないけど、まぁぎりぎりの線。
「生首」が出てきた時点で「おっこれは本格物だな」と身構える。
最後の最後まで、犯人がわからない。もしかして、とは思うものの動機がさっぱり見えてこない。
残りのページ数を考えながら、
このページ数で片がつくつなると、ちょっと肩透かし系どんでん返しかな…と悪い予感はしていたが
結末、犯人、動機、やっぱりなぁ、という感じでした。
読み物としては楽しく読めました。ミステリとしては9割までA級、最後の1割が駄作。
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No.22:
(1pt)

重厚な文章に惑わされるな

なんかのミステリランキングで1位だったので読んでみた。

出だしは、面白いかなと思ったが、話が進まない。
登場人物の描写に時間をかけすぎて、ストーリーが全然進まない。
最初の100ページまでは我慢して読んだが、あとは斜め読みで一気に1時間で最後まで読んだ。

アマゾンのレビューでこの作品を高く評価しているのは、この作者の作品のファンばかりである。
普通のミステリファンが読むと、うーむ、どうなんかな、と思う作品。

京都大学でてるし、さぞかし、若い頃から難しいご本をたくさん読まれて、天然で、ああいう難しい文章がすらすら書ける才能はお持ちであることはよくわかる。

だけど、重厚な文章を書くことが、イコール本格ミステリではないということを理解して欲しい。
本格ミステリとは、仕掛けも、人間の心理描写、なぜ異常行動に走ったかの原点をしっかりと描写して初めて本格ミステリなのである。

文章ばかりが難しい表現で重くて、話のテンポがドスンドスンという感じなだけでは、それは、本格とはいえない。

というわけで、この小説はラノベ程度の人間心理と仕掛けをちょっと小難しい文書で書いただけの作品であり、この作品のことをすごいとか本格ミステリとか言うのはちょっとばかばかしいだけの話である。

設定自体古臭くないか?
横溝系?

最後にひとつ。
第2章で18年後の設定をした時点で、あ、契ったときに娘ができて、母親と同い年の設定にするんだなと
すぐに分かりました。

マヤユタカ、この時点で読者にあなたは負けているんだよ。
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No.21:
(2pt)

ついていけないものが

叙述トリックはユニークかもしれないけど(でも似たようなものは貫井徳郎も使っているのでは?)、アキバ系男子の願望をそのまま体現したようなシチュエーションと、動機の非現実性にどうしてもついていけませんでした。
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No.20:
(1pt)

期待はずれでした

麻耶の作品はほとんど読んでいますが
えーなにそれ、という馬鹿馬鹿しさが魅力だと思います。
本書は読みやすい代わりにその「トンデモ性」が
ほとんど無くて、初心者以外は期待はずれに終わると思います。
真犯人についてもちょっとしたマニアならすぐわかるし、
麻耶の作品は期待度が高いので、この程度のレベルでは
逆に失望の度合いも大きい。
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No.19:
(1pt)

賛否両論、というレベルに至っていない

毎年、このミス大賞には駄作を掴まされますが、ここ数年で最も痛い目にあいました。
 はりぼてのキャラクター、ありていの文章、緊迫感の無い見立て殺人、程度の低い推理、意味の無い決め台詞、とってつけたような過去、おまけに夢落ち(この作品も夢落ちの一種です)。
 他にも色々とありますが、最も欠落しているのはテーマが無いこと。つまり、中身が無いということです。
 夢落ちが賛否両論となるには、それがテーマを伝えるために必要な処置だった場合に限ります。
 (例えば、主人公が統合失調であり、その幻覚状態を読者に伝えるために必要だった場合、などです)
 この作品は、なんのためにこの落ちを用意したのでしょうか?
 もしかして、これはタブーへの挑戦だ! と、勘違いしたのでしょうか?
 普通の作家さんは、こんなものプロット段階でボツにします。
 どんでん返しこそが作家の腕の見せ所だというのに、それを最も安易な夢落ちに頼るというのは、挑戦でもなんでもありません。どんでん返しを考えられなかったという、レベルの低さを露呈しているだけです。
 推理も微妙だし、主人公の葛藤も薄いし、キャラも立ってないし、仕方がないから劇薬を入れて誤魔化した。
 (少なくとも、編集さんはそう思っていたのでは?)
 
 
 と、酷評を連ねましたが、最近は2011本屋大賞の受賞作品やこの作品のような、中身の無いものが売れ筋なのでしょう。
 出版業界ブレすぎじゃない? とも思いますが、不況なので「まずは売れる事!」と、念頭にあるのでしょう。
 とても残念です。
 

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No.18:
(1pt)

賛否両論、というレベルに至っていない

毎年、このミス大賞には駄作を掴まされますが、ここ数年で最も痛い目にあいました。
 はりぼてのキャラクター、ありていの文章、緊迫感の無い見立て殺人、程度の低い推理、意味の無い決め台詞、とってつけたような過去、おまけに夢落ち(この作品も夢落ちの一種です)。
 他にも色々とありますが、最も欠落しているのはテーマが無いこと。つまり、中身が無いということです。
 夢落ちが賛否両論となるには、それがテーマを伝えるために必要な処置だった場合に限ります。
 (例えば、主人公が統合失調であり、その幻覚状態を読者に伝えるために必要だった場合、などです)
 この作品は、なんのためにこの落ちを用意したのでしょうか?
 もしかして、これはタブーへの挑戦だ! と、勘違いしたのでしょうか?
 普通の作家さんは、こんなものプロット段階でボツにします。
 どんでん返しこそが作家の腕の見せ所だというのに、それを最も安易な夢落ちに頼るというのは、挑戦でもなんでもありません。どんでん返しを考えられなかったという、レベルの低さを露呈しているだけです。
 推理も微妙だし、主人公の葛藤も薄いし、キャラも立ってないし、仕方がないから劇薬を入れて誤魔化した。
 (少なくとも、編集さんはそう思っていたのでは?)
 
 
 と、酷評を連ねましたが、最近は2011本屋大賞の受賞作品やこの作品のような、中身の無いものが売れ筋なのでしょう。
 出版業界ブレすぎじゃない? とも思いますが、不況なので「まずは売れる事!」と、念頭にあるのでしょう。
 とても残念です。

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No.17:
(2pt)

うーん。ちょっとこれは?

賛否両論が出てくる作品ですね。
本格物としてのロジック構成はまずまずですがやはりルール違反ではないでしょうか。
ただこのルール違反は推理小説としては結構伝統的な手法ではあるのですが。ちょっとねー。

本格物としてよりもむしろ頭を切り替えて猟奇犯罪小説として読むのであれば割り切れるかもしれません。
主人公のみさぎは前半と後半のストーリー構成のために年齢を含めキャラクターが設定されていますがやっぱり無理があるかな。

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No.16:
(2pt)

うーん。ちょっとこれは?

賛否両論が出てくる作品ですね。
本格物としてのロジック構成はまずまずですがやはりルール違反ではないでしょうか。
ただこのルール違反は推理小説としては結構伝統的な手法ではあるのですが。ちょっとねー。

本格物としてよりもむしろ頭を切り替えて猟奇犯罪小説として読むのであれば割り切れるかもしれません。
主人公のみさぎは前半と後半のストーリー構成のために年齢を含めキャラクターが設定されていますがやっぱり無理があるかな。
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No.15:
(1pt)

本格ミステリー?

読んでいる間、何故だかずっと「名探偵の掟」ドラマ版の松田翔太と木村祐一の掛け合いが頭に浮かびました。
本格ミステリーの定義は判らないけれど、「私は探偵です」と宣言すれば何でもありなものが定義なのであれば、
まさに本書は本格ミステリーの王道だと思います。
読後の全体の印象は「18禁の児童書」もしくは「ジェイソンが誰だか判らない13日の金曜日」といった感じです。
全体的にはサクサク読めましたし、二部への導入部分はこの展開からどうなるの?という期待も持てましたので、
ヒマつぶしには良いかも知れません。(本は重いし、少し値段は高いですが・・・・)








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No.14:
(1pt)

本格ミステリー?

読んでいる間、何故だかずっと「名探偵の掟」ドラマ版の松田翔太と木村祐一の掛け合いが頭に浮かびました。
本格ミステリーの定義は判らないけれど、「私は探偵です」と宣言すれば何でもありなものが定義なのであれば、
まさに本書は本格ミステリーの王道だと思います。
読後の全体の印象は「18禁の児童書」もしくは「ジェイソンが誰だか判らない13日の金曜日」といった感じです。
全体的にはサクサク読めましたし、二部への導入部分はこの展開からどうなるの?という期待も持てましたので、
ヒマつぶしには良いかも知れません。(本は重いし、少し値段は高いですが・・・・)
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No.13:
(1pt)

これはバカミスでは

麻耶 雄嵩。ほとんど読んでいますが、でも毎度読み終わるたび「うーむ」と思う。
そして今回も轍を踏んでみました。

・・・このミス、掲載ページ間違っとる。バカミスでしょうこれは。

バカミス=つまらない、という意味では決してありません。念のため。

確かに破天荒で類を見ないかも。でもこれがミステリの醍醐味だと言ってしまったら、このジャンルは先細ってしまう気がします。
ミステリ濫読派にはお勧めかも知れません。ただ、本は選んで年に数冊という方には(ハードカバー高いですしね)別の優先順位があると思います。
このミスを取っ掛かりにミステリを読み始めようとする皆さんは、これで止めちゃわないでいろいろ読んでみてくださいね。

そして「もう買わない」と思いつつ、貴族探偵も持ってたりして。
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No.12:
(1pt)

これはバカミスでは

麻耶 雄嵩。ほとんど読んでいますが、でも毎度読み終わるたび「うーむ」と思う。
そして今回も轍を踏んでみました。

・・・このミス、掲載ページ間違っとる。バカミスでしょうこれは。

バカミス=つまらない、という意味では決してありません。念のため。

確かに破天荒で類を見ないかも。でもこれがミステリの醍醐味だと言ってしまったら、このジャンルは先細ってしまう気がします。
ミステリ濫読派にはお勧めかも知れません。ただ、本は選んで年に数冊という方には(ハードカバー高いですしね)別の優先順位があると思います。
このミスを取っ掛かりにミステリを読み始めようとする皆さんは、これで止めちゃわないでいろいろ読んでみてくださいね。

そして「もう買わない」と思いつつ、貴族探偵も持ってたりして。
隻眼の少女Amazon書評・レビュー:隻眼の少女より
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No.11:
(1pt)

ん〜なんだかね・・・

読み進むにつれて、犯人像が全く見えてこなくなりました。 犯人の殺し方が被害者の首を一刀両断にする残虐な手口。 でも、人の首を綺麗に切断するには、よほど武芸に秀でたものでなければ無理。 なのに、登場人物の中でそれを実行できるであろう人物が一人もいない? この段階で思ったのが、犯行を実行できる人物は、主人公の父親か刑事達ぐらい? しかし刑事が犯人では物語に脈絡がないから、犯人に相応しいのは・・・ 主人公の父親か娘を母親のように名探偵にするために仕掛けた狂気の試験・・・と、思ったのも束の間、唐突に主人公の父親が犯人に殺害される? 「あれ?犯人居なくなっちゃたよ?」そう思いつつ、このくだりを読んで、ふと疑問が? 元刑事であり、合気道の有段者でもある父親が後ろか殴られ殺される・・・? いくら事件が解決したと思っていても、背後から殺意を持って忍び寄る者の気配を察する事もできずに殺されるか?できるとしたら一人しかいないけど?いや、それはまさかね? 頭に浮かんだ犯人像を打ち消し読み続け、物語りも終盤になると・・・ 頭に浮かんだ犯人像そのものでした・・・これ、夢落ちぐらい使ってはいけない手法じゃないでしょうか? 読み終えた後、犯人の行った犯罪と心理を思い浮かべてみたら、これ探偵の物語というより殺人鬼の物語だなと感じてしまいました(笑)
隻眼の少女Amazon書評・レビュー:隻眼の少女より
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No.10:
(1pt)

ん〜なんだかね・・・

読み進むにつれて、犯人像が全く見えてこなくなりました。
犯人の殺し方が被害者の首を一刀両断にする残虐な手口。
でも、人の首を綺麗に切断するには、よほど武芸に秀でたものでなければ無理。
なのに、登場人物の中でそれを実行できるであろう人物が一人もいない?
殺人方法が登場する容疑者達には不可能なのが難点。
一般人でも可能な殺害方にしないと、犯人が特定しやすくなり推理物としてはつまらなくなる。

この段階で思ったのが、犯行を実行できる人物は容疑者らの中には存在せず、疑わしいのは主人公の父親か刑事達ぐらい?
しかし、物語に登場する二人の刑事が犯人では物語に脈絡が無くなるので犯人に該当するのは・・・?

主人公の父親が、愛娘を母親のような名探偵にするために仕掛けた狂気の試験・・・なのか?と、思ったのも束の間、あっさり主人公の父親が犯人に殺害されてしまった?

「あれれ?犯人が居なくなっちゃたよ?」

そう思いつつ、このくだりを読み続けている最中に、ふと疑問が?

「元刑事であり、合気道の有段者でもある父親が無様に後ろか殴られ殺される・・・か?」

いくら事件が解決したと思っていても、背後から殺意を持って忍び寄る者の気配をなんら察する事もできずに殺されるか?後ろから殴り殺すには、至近距離に忍び寄らないといけないのに?

自分の背後に忍び寄っても警戒することもない人物ならまだしも?

そんなことができるとしたら一人しかいないけど?
いや、いや、それはまさかね?

頭に浮かんだ犯人像を打ち消し読み続け、物語りもいよいよ佳境になると・・・

唐突に脈絡も無く犯人登場(三代目がそれらしき発言はしているのだが、それでも唐突感は否めない)

「へっ?」

「おいおい・・・」

犯人は・・・?

中盤で頭に浮かんだ犯人像そのものでした・・・

「なんだ、これ?」(ここで、そう思われた方は多いのでは?)

結局は、矛盾と御都合主義(節操の無いやり方)に終始した作品でした。

まぁ、犯人が終盤までほとんど解らないでしょうから、キワモノの推理小説をたまには読んでみたい人にはお勧めいたします。でも、これ夢落ちぐらい使ってはいけない手法じゃないでしょうか?

読み終えた後、犯人の身勝手で歪んだ反抗動機と、被害者に対する無情さを思い起こしてみたら、これ探偵の物語というより、殺人鬼の物語だなと感じてしまいました。

この犯人を主人公にして、この小説に終盤唐突に出現する前の、解決された過去の事件に冷酷非情な殺人鬼として描いたら読んでみたいです(笑)
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No.9:
(1pt)

はぁ?

これは酷いです。 爽快感がある作品が好みですがストーリーが良く、悲壮感漂う作品でも引き込まれる事はよくあります。 これは最後に残るのは、怒りにも近い感情のみです。あれだけ凄惨なシーンに堪えて読み進めた者に与えたオチがこれとは。 ちなみに、作者が嫌いなのではありません。 貴族探偵なんかは面白いのもありました。
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No.8:
(1pt)

行き場のない怒りをどうする!

この馬鹿馬鹿しさを誰かに話さずにはいられません。怒りに似た気持ちを持って初投稿いたしました。読後感は「なんじゃこりゃ、ふざけるな!」です。まるでマンガのような舞台設定は、許容範囲です。しかし、出てくる人物達の薄っぺらさはマンガ以下。マンガと比べるのも失礼かと。辛い過去を背負ってるはずが、全くそれを感じさせられない主人公に仕立て上げる筆者の筆致に萎え。大した推理を繰り広げるでもない探偵に、大仰に感嘆し持ち上げる周囲の人物と筆者の筆致に萎え。その上これだけ次々に人が死んでいくのに悲劇性はゼロ。死んでいく(それも猟奇殺人)のは年端もいかない少女達ですよ!いいんですか、こんなことで。そんな設定にげんなりした挙げ句、何人かに「驚異」のと呼ばれるラストは、私にはただの「ギャグ」としか思われませんでした。人をなめるな、と。金返せ、と。こんな駄作、大人の作家が本気で書いているのでしょうか。出版社は何を考えているのでしょうか。摩耶という作家は読む人を選ぶようです、私は全然だめでした。
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No.7:
(1pt)

行き場のない怒りをどうする!

この馬鹿馬鹿しさを誰かに話さずにはいられません。怒りに似た気持ちを持って初投稿いたしました。

読後感は「なんじゃこりゃ、ふざけるな!」です。
まるでマンガのような舞台設定は、許容範囲です。
しかし、出てくる人物達の薄っぺらさはマンガ以下。マンガと比べるのも失礼かと。

辛い過去を背負ってるはずが、全くそれを感じさせられない主人公に仕立て上げる筆者の筆致に萎え。
大した推理を繰り広げるでもない探偵に、大仰に感嘆し持ち上げる周囲の人物と筆者の筆致に萎え。
その上これだけ次々に人が死んでいくのに悲劇性はゼロ。死んでいく(それも猟奇殺人)のは年端もいかない少女達ですよ!
いいんですか、こんなことで。
そんな設定にげんなりした挙げ句、何人かに「驚異」のと呼ばれるラストは、私にはただの「ギャグ」としか思われませんでした。人をなめるな、と。金返せ、と。

こんな駄作、大人の作家が本気で書いているのでしょうか。出版社は何を考えているのでしょうか。

摩耶という作家は読む人を選ぶようです、私は全然だめでした。
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No.6:
(1pt)

マンガ以下

期待しないで読んでそのとおりだった。何人かの方が書いているように、荒唐無稽。17歳の高校生が探偵気取りで捜査し、それを警察が黙認。どころか、さらに捜査会議にまで参加させる。捜査上の機密を次々少女に語る警察は、たまたま居合わせた男にも、少女の助手というふれこみだけで捜査情報を教えてしまう・・・。その少女を「名探偵」としてあがめる登場人物も異様だし、名探偵と思ってない登場人物も少女の捜査にはなぜか協力的。そんなわけのわからない人間に犯行当時のアリバイだとか動機に関係することとか聞かれて、誰が答えますか。さむけすら感じる人物描写だ(実際読んでいて、人物設定のあまりの荒唐無稽さに具合が悪くなった)マンガです。名探偵コナンとか金田一少年ものに慣れてしまった「エセ・ミステリーファン」なら面白がって読むのでしょうが。殺人の方法が、とか動機が、とか背景がとか、そんなことを論じる前の段階。小説としての評価がまったくできない。
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