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黒い薔薇



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【この小説が収録されている参考書籍】
黒い薔薇 (Hayakawa Novels)
黒い薔薇 (ハヤカワ文庫NV)

黒い薔薇の評価: 4.60/5点 レビュー 5件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.60pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全4件 1~4 1/1ページ
No.4:
(5pt)

面白かったぁ!!

表紙の惹かれて買いました。彼の本を読むのは初めてでしたし、何の知識もなく読んだのですが...面白かったぁ!久しぶりにいつも傍らにおいてちょっとの時間を見てでも先を読みたいと思った本でした。弁護士が主人公の本ですがミステリー感満載で正義に立ち向かう姿勢が刑事が主人公のミステリーものとは一味違っていて...なんだか凄く新鮮で清々しい気持ちでした。今は次々に彼の作品を読みあさっています。
黒い薔薇 (ハヤカワ文庫NV)Amazon書評・レビュー:黒い薔薇 (ハヤカワ文庫NV)より
4150408734
No.3:
(5pt)

ハラハラ感、楽しめました

フィリップ・マーゴリンを読んだ最初の作品です。
この作品が気に入って、その後全て読みましたがこの作品が一番気に入ってます。
読者を煙に巻く、帯の「ねりわざ」は誇張ではないと思わせた珍しい作品。
オススメです。
黒い薔薇 (ハヤカワ文庫NV)Amazon書評・レビュー:黒い薔薇 (ハヤカワ文庫NV)より
4150408734
No.2:
(5pt)

すっきりさを感じた

海外のサスペンスは、基本的に連続ものが多い。

今回、初めてP・マーゴリンの作品に出会ったと思ったのだが、

すでにたまたま本屋で見つけた「女神の天秤」をすでに読んでいた。

刑事や検死官が主役の作品は、非常に楽しめるのだが、

弁護士となると、嫌いではないが、ダラダラと演技が続く「裁判」がダルくなってしまうので、

あまり好きではなかったが、

彼の作品は、質疑応答の書き方が非常にスッキリしていて、

スリルさえ感じることができる。

だから、裁判になっても中弛みすることがなく、

一気にラストまで読めるところもいい。

それに、「まさかあの人が犯人!?」と疑問に感じ、

「間違いない!」と思った瞬間、答えがかかれている。

そこで中断するもの良し、続きを読むのも良し。

そんなに新しい作品ではないにも拘らず、

古さを感じない、それに読みやすい。

ちょっと切ない場面もあったけれど、

単なる腕のいい女弁護士像だけでなく、

母・妻・娘の部分もしっかり書かれているので、

ベッツィのファンになれること、請け合いである。
黒い薔薇 (ハヤカワ文庫NV)Amazon書評・レビュー:黒い薔薇 (ハヤカワ文庫NV)より
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No.1:
(5pt)

マーゴリンの技量に感嘆

数多くのサスペンス小説によく言われる「徹夜本」あるいは「ジェットコースター本」、『黒い薔薇』は確実にその類の小説です。
序盤は淡々と、ひとつひとつのパーツが語られ、徐々にバラバラだったピースがまとまり始めて、そしたらもう、急降下、ハラハラドキドキ、本当にジェットコースターに乗っている気分。
犯人探しも「もしかして・・・?!」と思い始めたら、その疑念をダラダラ引っ張ることなく教えてくれるあたりも絶妙です。読者を飽きさせない、まるで読者の反応を伺いながら執筆されたのか?とマーゴリンの技量に感嘆するばかり。
エンディングもさらりとしていて、読後感が心地良い。
とにかくプロットがしっかりと安定していて、読みやすいのも魅力のひとつです。
色々なサスペンス読んできましたが、絶品の傑作です。
黒い薔薇 (ハヤカワ文庫NV)Amazon書評・レビュー:黒い薔薇 (ハヤカワ文庫NV)より
4150408734

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