炎の裁き



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    初公開日(参考)1998年05月
    分類

    長編小説

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    炎の裁き (ハヤカワ文庫NV)

    2000年06月30日 炎の裁き (ハヤカワ文庫NV)

    裁判でミスをしたピーターは、大物弁護士の父により勘当同然に片田舎の町へと追いやられ、細々と公選弁護人をつとめていた。そんなある日、地元の女子大生が惨殺され、障害のある青年ゲイリーが殺人容疑で起訴される。世間注視のこの裁判で勝利すれば、檜舞台に復帰できる…不純な動機からゲイリーの弁護を引き受けたピーターだったが、検察側の態勢はまさに磐石。はたしてピーターは圧倒的に不利な状況を覆せるのか。 (「BOOK」データベースより)




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    No.5:
    (3pt)

    ゲイリーの描写は実に見事だ!

    この作品は知的障害者に手を入れた創作が実にストーリーを盛り上げているマーゴリンは基本的にシンプルな作家だがスピード感が有るので嫌にならない ハッピーエンドは余り好みじゃないが
    炎の裁き (ハヤカワ文庫NV)Amazon書評・レビュー:炎の裁き (ハヤカワ文庫NV)より
    4150409536
    No.4:
    (5pt)

    おもしろい上に泣かせる

    皆が書いているように、マーゴリンの全作品がアメリカでベストセラーになっている「外れのない」作家である。日本語に翻訳されている作品も、全て最高におもしろい。ストーリーは非常に練り込まれているが、やり過ぎてはいない。ハードボイルドな漂いを見せることがあるが、あくまで自然体である。元々経験の長い優秀な法廷弁護士だけあり、人物や法廷の描写も見事である。リーガルサスペンスを著す弁護士は多いが、マーゴリン作品のおもしろさは群を抜いている。寡作のせいか、日本では十分に評価されていない点が残念である。話はもどるが、この「炎の裁き」は「おもしろい上に泣かせる」作品である。詳しくは書かないが、マーゴリンが実際に経験した事件をもとにした作品とのことである。マーゴリン自身新境地を開いた作品ではないかと想像する。掛け値無く楽しめる作品である。特にリーガルサスペンスファンなら、必読であろう。
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    4150409536
    No.3:
    (4pt)

    ‘10割打者’マーゴリンは、読者サービスにフル・スウィング

    本書は、‘10割打者’フィリップ・マーゴリンの5作目の長編である。
    これまで読んだマーゴリンの作品と比べると、プロットの意匠もさることながら、若い弁護士の成長物語という色彩の強い、キャラクター重視の人間ドラマの様相を呈している。
    オレゴン州ポートランドで、父親が経営する大手法律事務所に勤務し、何不自由ない生活を送っていた弁護士のピーターは、自らの無知と過信が招いたミスで大切な訴訟に惨敗。父親の怒りを買い、片田舎のウィタカーへ修行とばかりに飛ばされる。そこで女子大生惨殺事件の殺人容疑で起訴された青年ゲイリーの弁護を引き受けることに・・・。
    さて一方、プロットとしての読みどころは、果たしてピーターは圧倒的に不利な裁判をどう闘ってゆくのか、というところである。
    ここでもマーゴリンは、けれんたっぷりのミステリー趣向を見せてくれる。手に汗握る法廷場面はもちろんのこと、二転三転するストーリー展開、しっかりと張られた伏線の上に成り立つどんでん返しの連続、予想外の真犯人と、さすがに‘10割打者’は読者サービスにフル・スウィングである。
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    No.2:
    (5pt)

    Mr. Margolin's by far the best and so is The Burning Man.

    I love courtroom suspense. And when it comes to courtroom suspense, Mr. Margolin is by far the best. The main character is Peter Hale, a young attorney working at his father’s multimillion-dollar corporate law firm. Within minutes into the story, the novice attorney Peter, against the warning of his father, decides to handle a case on his own and ends up ruining his client’s chance of ever receiving any real money. The case was ruined. Now without the largess of his father’s wealth, power, and influence, Peter is forced to live a life of penury (well, maybe not penury), and work as a public defender in a very small town of Oregon. It is here in this small town that Peter is asked to defend a close friends brother-in-law in a murder trial. The once spoiled Peter is once again in the spot light but this time he has no choice but to improve himself for the better as a person and as an attorney if he wants to successfully defend his new client. The plot is solid, the excitement is there, and the usual courtroom battle can be seen everywhere. This may just be Margolin’s best novel yet.
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    4150409536
    No.1:
    (4pt)

    ほのぼのとした弁護士もの。

    主人公は John Grisham の作品に出てくるような派手な手腕を発揮する弁護士ではありません。弁護士の素質を語る以前に、彼は金持ちのボンボンで親離れができない幼稚な人間です。そんな彼が次第に成長し、とても人間味のある愛すべき人に代わっていくストーリーはほのぼのとしていて、とても好感が持てます。弁護士ものにはめずらしく、田舎ののんびりとした背景にも面白味が感じられました。私は John Grisham の作品の1作目から順に読んでいましたが、7作目の The Runaway Jury の途中で、なんとなく彼の作品に物足りなさを感じるようになりました。確かに彼の作品はストーリーの展開にも迫力があっておもしろいのですが、主人公が毎回「凄すぎる」ような気がしてきたのです。作品の舞台となるオレゴンに住んでいたことがあるせいか、この物語にはますます親近感がわきました。実際にオレゴンで、仕事柄、家庭裁判所で裁判に立ち会うことのある児童カウンセラーの友達は、「凄腕の弁護士なんて、映画と本の世界だけよ。今日の裁判の弁護士よりも、私のほうがもっとまともな答弁ができるわ」となんて言っていました。彼女の話を信じれば、Grisham より Phillip Margolin のほうが現実に即したストーリーを書いているのかもしれません。スリルは物足りないかもしれませんけど、弁護士系の物語で、ちょっとほのぼのしたものが読みたい方、またGrishamの作品に一休みしたい?方にお勧めの一作です。
    炎の裁き (ハヤカワ文庫NV)Amazon書評・レビュー:炎の裁き (ハヤカワ文庫NV)より
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