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アリアドネの弾丸
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アリアドネの弾丸の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.17pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全70件 61~70 4/4ページ
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田口&白鳥シリーズをすべて読んだ者です。 バチスタ程ではありませんが、今回の話はミステリー要素が満載の作品でした。 白鳥、田口だけではなく、 様々なシリーズからのキャラクターが出てきて話が展開していき、読んでいても飽きません。 むりろ読むのを途中で止めたくない、続きが気になる!と言う気持ちにさせられる作品だと思います。 今回は事件解決をしなければいけないタイムリミットがあるので、またそれも楽しさ、スリル感を倍増するキーワードだと思います。 私はバチスタと匹敵するくらいの面白さだと思います。 | ||||
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田口&白鳥シリーズをすべて読んだ者です。 バチスタ程ではありませんが、今回の話はミステリー要素が満載の作品でした。 白鳥、田口だけではなく、 様々なシリーズからのキャラクターが出てきて話が展開していき、読んでいても飽きません。 むりろ読むのを途中で止めたくない、続きが気になる!と言う気持ちにさせられる作品だと思います。 今回は事件解決をしなければいけないタイムリミットがあるので、またそれも楽しさ、スリル感を倍増するキーワードだと思います。 私はバチスタと匹敵するくらいの面白さだと思います。 | ||||
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医療エンターテイメントを多く手がける作者による3人の死亡事件を扱った作品 作者の作品のパターンは、処女作である死因画像診断と、トリックを 生かした作品、産婦人科医、僻地医療など時事を題材とした作品 そして、その他と大まかに分けられますが、この作品は最初の 画像診断と、トリックを生かしたエンターテイメントになっています。 バチスタと同じく、「行灯」田口医師と「火食い鳥」白鳥の コンビが中心となっています。 設定は、MRIやCTなどの医療器具を死亡判断に使おうとしている 画像判断センターの設立をしたい医療側と、従来の解剖による 死亡判断をしたい、司法側の対立があるとの設定の基に なっています。物語は、まず、CTやMRIでは判断できなかった 死因不明の医療技術者の謎の死から始まります。そして 画像判断センターの中心的な装置である、MRIで、 司法が「下策、廻天」を行い、画像判断センターの設立を 阻む動きが発生します。 この設定が憎いことに、犯人は捕まった病院長では無いことが わかるものの、司法の強力な壁によりでっち上げが作られ しかも、強制捜査という暴力により既成事実が出来るまでの 厳しい期間の間、捕まった病院長の無実、そして真犯人を 見つける作業をしなければならないという厳しい制約が この話を盛り上げます。 なんとも憎いのは、「廻天」という人間魚雷の名前通りの 完璧な作戦で、最後に白鳥が謎解きするまでまったく想像外の 設定でとても楽しめました。また、医療技術者の不審死の 謎解きも合わせて行われ、これまたバチスタよりも凝った 設定になっており楽しめました。 また、バチスタ同様、ほとんど登場しないキャラクターが いっぱい出てくるのも、贅沢と言おうかすごい構成になっています。 組織のウラの、見にくくも汚い壁も話の筋の一つに入っていて 手放しに読後感が良いとは言い難い作品ではあるのですが なにより、白鳥の犯人を追い詰める理路整然さ、そして 田口医師のボケが楽しい作品になっています。 初期作に戻ってさらに面白くした当作品は、 かなりおすすめできます。 | ||||
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医療エンターテイメントを多く手がける作者による3人の死亡事件を扱った作品 作者の作品のパターンは、処女作である死因画像診断と、トリックを 生かした作品、産婦人科医、僻地医療など時事を題材とした作品 そして、その他と大まかに分けられますが、この作品は最初の 画像診断と、トリックを生かしたエンターテイメントになっています。 バチスタと同じく、「行灯」田口医師と「火食い鳥」白鳥の コンビが中心となっています。 設定は、MRIやCTなどの医療器具を死亡判断に使おうとしている 画像判断センターの設立をしたい医療側と、従来の解剖による 死亡判断をしたい、司法側の対立があるとの設定の基に なっています。物語は、まず、CTやMRIでは判断できなかった 死因不明の医療技術者の謎の死から始まります。そして 画像判断センターの中心的な装置である、MRIで、 司法が「下策、廻天」を行い、画像判断センターの設立を 阻む動きが発生します。 この設定が憎いことに、犯人は捕まった病院長では無いことが わかるものの、司法の強力な壁によりでっち上げが作られ しかも、強制捜査という暴力により既成事実が出来るまでの 厳しい期間の間、捕まった病院長の無実、そして真犯人を 見つける作業をしなければならないという厳しい制約が この話を盛り上げます。 なんとも憎いのは、「廻天」という人間魚雷の名前通りの 完璧な作戦で、最後に白鳥が謎解きするまでまったく想像外の 設定でとても楽しめました。また、医療技術者の不審死の 謎解きも合わせて行われ、これまたバチスタよりも凝った 設定になっており楽しめました。 また、バチスタ同様、ほとんど登場しないキャラクターが いっぱい出てくるのも、贅沢と言おうかすごい構成になっています。 組織のウラの、見にくくも汚い壁も話の筋の一つに入っていて 手放しに読後感が良いとは言い難い作品ではあるのですが なにより、白鳥の犯人を追い詰める理路整然さ、そして 田口医師のボケが楽しい作品になっています。 初期作に戻ってさらに面白くした当作品は、 かなりおすすめできます。 | ||||
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医師としての専門知識に裏打ちされた謎解きは圧巻。 その精緻さと展開の奥行きは、これまでの海堂作品でも3本指に入るのではないでしょうか。 後半は息をするのも忘れるぐらいの勢いで読めます。 でも、せっかくブレイズメスで「おおっ!」と感じていたエンタテインメント性というか、 物語としての構成力については、「ああっ、やっぱりいつものパターンか…」とがっかりさせられました。 クライマックスの精緻さを10とすると、前半のレベルは1。 相変わらず「これ、謎解きのための仕込みだろうな」と分かる不自然な描写がいくつも出てきて、 現実の医療現場に対する著者の苛立ちがそのまま投影された、大人げない「善人と悪人」の構図が今回も登場。 10人が10人、次回以降の作品の布石だと分かる脇役の特異な行動が、やっぱり何のフォローもなく挿入されている。 エピソードが作品をまたぐと、読者は流れにキャッチアップできなくなるっていう事実を 著者に気づいてもらいたい。 読者は海堂作品だけを読んでいるわけじゃないし、著者が発表した順番通りに作品を読むわけではないのだから。 医学界では、フロンティアを切り開いている医師、手技が上手な医師が名医なのでしょうが、 患者目線では違います。インフォームドコンセントをちゃんとやってくれる医師が、名医の条件の1つです。 小説も一緒。もう少し読者に対して親切な書き方があるんじゃないでしょうか。 | ||||
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医師としての専門知識に裏打ちされた謎解きは圧巻。 その精緻さと展開の奥行きは、これまでの海堂作品でも3本指に入るのではないでしょうか。 後半は息をするのも忘れるぐらいの勢いで読めます。 でも、せっかくブレイズメスで「おおっ!」と感じていたエンタテインメント性というか、 物語としての構成力については、「ああっ、やっぱりいつものパターンか…」とがっかりさせられました。 クライマックスの精緻さを10とすると、前半のレベルは1。 相変わらず「これ、謎解きのための仕込みだろうな」と分かる不自然な描写がいくつも出てきて、 現実の医療現場に対する著者の苛立ちがそのまま投影された、大人げない「善人と悪人」の構図が今回も登場。 10人が10人、次回以降の作品の布石だと分かる脇役の特異な行動が、やっぱり何のフォローもなく挿入されている。 エピソードが作品をまたぐと、読者は流れにキャッチアップできなくなるっていう事実を 著者に気づいてもらいたい。 読者は海堂作品だけを読んでいるわけじゃないし、著者が発表した順番通りに作品を読むわけではないのだから。 医学界では、フロンティアを切り開いている医師、手技が上手な医師が名医なのでしょうが、 患者目線では違います。インフォームドコンセントをちゃんとやってくれる医師が、名医の条件の1つです。 小説も一緒。もう少し読者に対して親切な書き方があるんじゃないでしょうか。 | ||||
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面白いです。謎解きが少々饒舌。主要キャラクターが勢ぞろいすぎて視点が散漫になる気もします。でも、面白いです。 | ||||
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面白いです。謎解きが少々饒舌。と言うかバレバレw主要キャラクターが勢ぞろいすぎて視点が散漫になる気もします。でも、面白いです。 | ||||
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内容については熟読された皆様が記載して下さるでしょうからあまり触れませんが、個人的には著者の作品では久しぶりに「事件の謎を解く」ということに集中して読めました。 テンポのよい文章で読ませるだけに謎解きの場面での爽快感は十分であり、そんな場面あったか?と読み直させられることもありませんでした。 これからもストーリーが続いていくだけに、全てすっきり!とはいかないのが何とも歯がゆい限りですが、大いに満足できる作品だったと思います。 それにしても、「どこかで見かけたあの人物」がそこここで話に密接に絡んでくるのは、著者の作品の大きな魅力ですね。 著者は人物の相関を最初から全て頭の中で描ききっているのでしょうか? これがあるから他の作品が気になり、手を伸ばしたくなる…ということで、他の作品を読まれた方のほうがより楽しめるのは間違いなく、この本から著者の作品を手に取られた方には、是非他の作品も読まれることをお奨めします。 | ||||
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内容については熟読された皆様が記載して下さるでしょうからあまり触れませんが、個人的には著者の作品では久しぶりに「事件の謎を解く」ということに集中して読めました。 テンポのよい文章で読ませるだけに謎解きの場面での爽快感は十分であり、そんな場面あったか?と読み直させられることもありませんでした。 これからもストーリーが続いていくだけに、全てすっきり!とはいかないのが何とも歯がゆい限りですが、大いに満足できる作品だったと思います。 それにしても、「どこかで見かけたあの人物」がそこここで話に密接に絡んでくるのは、著者の作品の大きな魅力ですね。 著者は人物の相関を最初から全て頭の中で描ききっているのでしょうか? これがあるから他の作品が気になり、手を伸ばしたくなる…ということで、他の作品を読まれた方のほうがより楽しめるのは間違いなく、この本から著者の作品を手に取られた方には、是非他の作品も読まれることをお奨めします。 | ||||
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