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アリアドネの弾丸
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アリアドネの弾丸の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.17pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全70件 21~40 2/4ページ
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上下同時購入ずみ。 すごく文章は綺麗で読みやすいし、話の内容も興味深い。 だけど、なぜかすごくページが進まない。 何でしょう、なかなかお話が盛り上がってこないのです。 あとは舞台設定の説明や、何だかすごく低年齢向けっぽい感じの(それが悪いとは言わないけど・・・) 悪役のシーンなんかがだらだらと続く。 実際の医者が書いているということでリアルで重厚なものを期待しすぎたのかもしれない。 最初にだれてしまうのが勿体ない印象の作品でした。 | ||||
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美品でした。 本は、新品に近いほど良いと思います。 ネタバレするので内容には触れませんが、楽しく読めました。 海堂尊ファンにオススメの一冊です。 上下巻一緒に購入することをオススメします。 | ||||
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トリック自体はシンプル。ただし、イノセント・ゲリラの祝祭を読んでいないとわからないと思う。2作でひとつの作品だろう。 | ||||
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一連の桜ノ宮クロニクルの中で、もっともミステリーらしい形態の作品です。小説としては最上級品、ミステリーとしては上級品というところでしょうか。 | ||||
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司法と医療の対立。 刻一刻と迫るタイムリミット。 序盤での何気ない描写が徐々に解き明かされてゆく疾走感。 どれをとっても申し分なく面白い。 専門用語が飛び交うなか、アリアドネの糸に例えるような文学的エッセンスの同居。 チームバチスタを思い出させる藤原さんの底力に最後笑ってしまった。 | ||||
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海堂尊さんのバチスタシリーズ。 今回は陰謀うずまく中での田口、白鳥の苦闘が書かれています。 これまで通リ厚労省の問題点やAIの導入を進める意義を説いている箇所は多いです。 良い点はバチスタの栄光であったようなミステリーに戻ってきた感があること。 前作イノセント・ゲリラの祝祭は説教で終わってしまっていたので 本来の作風が蘇ってきたと思える。 極北編など他の海堂尊作品を読んでいると理解が進みます。 まったく既存作品を読まなくても大丈夫でしょうけど世界観がつかみにくいかも。 | ||||
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白鳥ファンの私としては、彼の活躍は手放しで喜んでしまいます。 この本では白鳥大活躍。w しかし、イノセントゲリラの下巻って感じですね。イノセントゲリラを読まずにこちらの本を読んでしまうと 流れが全くわからないかもしれません。 話の内容は結構深刻な内容(警察が事件を捏造できるようなことに言及しています)なのに、 サクサク読めてしまうのはチームバチスタから一貫して「軽い」文章できているのが 要因だと思います。 他の方で、 「他の作品の登場人物がたくさん出てくれば、読者が喜ぶと思っているのか? 決して他の作品を読んでからこの本を読んでるとは限らない」 と、おっしゃってる方がいらっしゃいますが、それはシリーズ物の運命。 「作者の意図を汲んで、最初から読んでください」 としか言えないですね。僕は最初から読んでいるので、他の作品で出てきた登場人物が出てくると 嬉しくなっちゃいますよ! まぁ、シリーズ物のもう一つの運命、段々作品に対する驚きと感動が薄れていってしまって 最初から読んでるし続編も読むか。くらいの惰性で読んでしまっているのは否めませんが。 | ||||
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本当はシリーズ順に読んでいくのが順当なのでしょうが… そうでなくても十二分に楽しめる内容です。 やはりさまざまな人間の思惑の渦巻く 組織の中からでしょうか とにかく人の策略の汚さ そしてご都合主義…人間の汚点が目に付きます。 そういうのが苦手な人にとってはこういう作品は 実に重苦しくてだるくなることでしょう。 ただし、それをカバーしてくれているのは ふがいない男と、さえる頭を持つ毒舌男のコンビです。 特に後者の頭のすばらしさは目を見張るものがあります。 本当の黒幕は彼に違いないでしょう。 ミステリーとしては 割と早くに犯人の尻尾は出てきてしまうので さほど考える、というものではないです。 後は展開の流れていくのに任せましょう。 ただし、どうやらまだ戦いは終わっていなさそうです。 肝心の黒幕が鳴りを潜めたままなのです。 このあとのシリーズで、それがどうなっていくのやら… 面白いですが、 ひねくれの探偵が嫌いな人は 読むのはよしたほうがいいです。 | ||||
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海堂尊の作品は今まで数多く読んできましたが、この本は今までとは違うテイストを持っています。 それは、この作品が「本格推理」だからです。 今までもかなりミステリー性の高い作品でしたが、これはミステリーそのものです。 MRIの高度な知識が、その謎の根元をなしています。 しかし、それが不思議なくらいスムースに納得できます。 それは、キャラクターたちの個性あふれる台詞や行動があるからかも知れません。 いずれにしても、最後まで手に汗を握るギリギリの展開が、読むものを話の渦中に投げ込みます。 素晴らしい作品でした。 | ||||
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海堂氏の著書としては「チームバチスタの栄光」と同じくらいの完成度がある作品です。いろいろな作品の登場人物が登場しますが、「バチスタ」と「螺鈿迷宮」を読んだ後に読むと一層楽しめるのではないかと思います。 今回の謎解きは、若干、「名探偵コナン」みたいなところもあって面白かったです。白鳥−田口コンビの掛け合いも健在で、楽しめました。 | ||||
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バチスタファンですが、ドラマを先にみた者です。 ドラマでは、内容の大雑把さにがっかりしたので、 しばらく本書を手に取るのを控えていました。 実際に読んでみると、ドラマの内容とはまったく違って バチスタに劣らない久々の医療推理物。 これまでの作品のおかげで、物語の背景も重厚になり バチスタファンには満足な一冊でした。 | ||||
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いつもの「Ai」ネタながら、ドラマを見始めてわりと面白かったので、 結末など気になって、原作を読み始めました。 正直、きつかった……。 他の作品の登場人物のカメオ登場とか、読んでない人にはまったく理解不能。 他の方も書いてましたが、読者は全部読むわけでも、順番に読むわけでもないんだから、 この辺は「自分の小説は面白くて、みんなが楽しんで読んでる」という、 自己作品の過度の評価による思い上がり、自己満足の極地ですね。 城島やら、瑞人やら、「ナイチンゲール」でだって大したキャラじゃなかったのに、 ここで持ってくれば、みんなが喜ぶとでも思っているのかなぁ……。 最後の白鳥の謎解きになる40〜50ページは、ペースに乗れたけど、 だれだれだった小説を一気にまくしたてて物語を終わらせる手法は、 2時間ドラマの「崖の上」で犯人がすべてを語って真相が判明するのと、 同じようなテイストの陳腐な構成。 無駄を省けば、短編・中編でも十分じゃないかと思える程度の中身。 あと、ついでに……。 「市警察」っていう設定も、今さらながらリアリティがないですね。 最初の「バチスタ」「ジェネラル」辺りは、まだ楽しんで読めた方ですが、 後の続くのは、ちょっと読み続けるのがきついな、という作品ばかり。 所詮「このミス」レベルの作家さんなんだなぁ、という印象を確認したという感じです。 ドラマや映画が面白いのは、テーマを汲んで映像を作り上げるスタッフや、 役者さんたちの演技が魅力的なんだな、ということも感じたところです。 | ||||
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今作も痛快に読めました。 特に最後の謎解きのくだりはこれでもかっ!という程、圧倒的なボリュームとスピードで、終章まで一気に読ませます。 海堂ワールドの楽しさは一作に留まらない世界観。今回も過去の作品で出てきた登場人物がチョロッと出てくる辺りは興味深い。 全作を熟知しながら読むと、何故今回「螺鈿迷宮」の人物達が出てきたのかなど、しっかり伏線があった上での登場と、今後の 展開を期待させたいという思惑をより深く理解できるのではないかと思います。4Sにはビックリしました! TV版は違うキャラクターとして描かれていますが(白鳥が小太りオッサン→仲村トオルのイケメンさなど)、私の中では小説版もイケメン官僚のイメージになっていて、これもまた小説・TV版あっての楽しさなのかな? 今作「アリアドネの弾丸」。 実は今しがた読み終わったばかりですが、結論が分かった今、いま一度読み返して確認をしようと、また1ページ目を開き始めました。 これこそが、海堂バチスタファンの特徴ではないでしょうか(笑)。 | ||||
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テレビドラマになるとのことでしたので、毎回見る時間はないので、原作読んで面白そうなら録画しようかな?くらいの気持ちでした。 序盤 いろいろな怪しい人間がたくさん出てくるので、どうまとめるのかなあ、どう話が大きく膨らんでいくのかな、と期待しながら読んでいましたが、 思ったよりも小さくまとまって終わった気がします。 あれれ、いかにも怪しいあの女性とか どこ行ったの?と読み間違いかと思うくらい 伏線が回収されていない気がしました。 しかし、読んだ限りでは 画像や動画、が決めてになるので、テレビドラマにすることで 活きる作品かもしれません。 | ||||
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読み始めて少しで「またAI?」「また、荒唐無稽な人の配置?」などと思えてしまいました。食傷ぎみです。さらに、ストーリーに深みがなく、読みにくく、読み進むのが苦痛だと感じました。 「中学生向けだ」と思いました。 私にとっては低い評価である事を確認するためだけに最後まで読みました。 すいません。私には合わないんだと思います。 多分、作者の海堂さんの事を好きになれないため、白鳥さんまで嫌いになり、それを許す田口さんまで好きになれないんだと思います。 | ||||
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「チームバチスタの栄光」、「ジェネラルルージュの凱旋」、「ナイチンゲールの沈黙」、「螺鈿迷宮」、「夢見る黄金地球儀」、「極北クレイマー」、「イノセント・ゲリラの祝祭」、「ブラックペアン1988」に登場する関係者がチラホラ出てきます。 また一瞬だけど「ジーン・ワルツ」の登場人物(50代の妊娠女性)っぽい描写があったりして、バチスタシリーズファンはより楽しめると思います。 事件の推理をしていく過程もよくできていたし、後半になって事件の矛盾というか不思議な点をまとめ絞り込んでいくところなど核心に迫っていく部分など読みごたえがありました。 | ||||
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映画化もされた『チーム・バチスタの栄光』でデビューした、現役医師による“自称”メディカル・エンターテインメント・シリーズの新刊。 東城大学病院に導入された新型MRI「コロンブスエッグ」の周囲で、次々に死亡事件が起きる。ついには高階病院長に収賄と殺人の容疑がかけられてしまう。タイムリミットは72時間。はたして、グチ外来の田口医師と厚生労働省の型破り官僚・白鳥は高階院長を救い出すことはできるか!? 今回は、3テスラMRIという最新鋭の医療機器を使ったトリックが目を見張る一方で、同じ作者によるドキュメンタリー『死因不明社会』がバックボーンを担っている。本職が病理医ということだけあって、医療と司法の間の齟齬を鮮やかに描き出している。 ちなみに、作者は病理医専従ではなくなり、2010年3月に「独立行政法人放射線医学総合研究所重粒子医科学センター・Ai情報研究推進室室長」という肩書きを持つにいたる。もしかしたら、作中に登場する医療界のスカムラージュ(大ぼらふき)こと彦根新吾先生は、作者自身がモデルなのでは? | ||||
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MRI測定室を舞台にしたトリック。 犯人は誰かではなく、どのように犯行が 行われたかの謎説きが行われます。 科学的な知識を織り交ぜて、 トリックを解明していきます。 随所にちりばめられた伏線が、 どんどん収束していく結末は 勢いがあり引き込まれました。 よくできているなあと感じました。 | ||||
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MRI測定室を舞台にしたトリック。 犯人は誰かではなく、どのように犯行が 行われたかの謎説きが行われます。 科学的な知識を織り交ぜて、 トリックを解明していきます。 随所にちりばめられた伏線が、 どんどん収束していく結末は 勢いがあり引き込まれました。 よくできているなあと感じました。 | ||||
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最新MRI「コロンブスエッグ」を中心に取り巻く事件の物語。 ある日、1人の青年が死んだ。友野友一。彼は自然死と処理されそのまま風化されるものと思われた。 それから間もなく。とある日。 ある一発の銃声。田口・白鳥のコンビが銃声が聞こえた「コロンブスエッグ」の元へ駆けつけてみると、そこには刑事宇佐見、頭を打たれた北山、そして拳銃を持った病院長高階。 壁には1発の銃弾。現場は「金属が5ガウスライン内に入るとIRMに吸着し事故が起こる」という特殊な条件に置かれた空間。この条件下で唯一引き金を引くことが出来る人物、それは高階一人だった。 「ありえない」。田口・白鳥はこの完璧に構築されたアリバイを崩すべく、一発の銃弾を「アリアドネの糸」になぞり真実の出口へと向かう。 「アリアドネの糸」とは迷宮に置かれたテーセウスを助けるためにアリアドネから貰った糸を辿り、無事脱出した話から由来する。 揺らぐ東城大。衝撃の繋がり。ショスタコーヴィチが物語る真実。「アリアドネの弾丸」から導かれた答えとは。 物語は1章2章に分けられる。正直第1章の前置きは長い。事件の前触れを事細かに述べるには仕方ないかも知れないのだが、にしても長い。 だが第2章はかなり興奮すること間違いない。この2章こそが本題である。 一般的に普通に暮らす分には医学用語はあまり触れないため敬遠されるかもしれないが、それについて著書は分り易く説明している。かなり噛み砕いて説明されてるのでだれでも問題なく進められる。 作中ところどころニヤッとしてしまう表現がちらほら。作者海堂尊及び火喰い鳥白鳥圭輔、見事である。 総評してお勧めできる小説。最後辺りには小さなオチもついている。個人的にも満足の1冊。 (にしても偉そうなこと言ったなぁ俺・・・・) | ||||
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