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神の手
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神の手の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.88pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全24件 1~20 1/2ページ
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すごく綺麗な状態、新品かと思いました! 読むのが楽しみです。 | ||||
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上巻の冒頭に謝辞が掲載されており、内容に関わる重要なアイデアが得られたと読者に想像させ、物語はスタートする。上巻は、スカーペッタ、マリーノ、そしてルーシーの不機嫌な心のうちが描かれる中、非常に辿りにくいストーリーが進む。ベントンだけが穏やかに見えるが、憎むべき犯罪者の取り扱いは不可解だ。彼は、悪を憎む男だったのではないか。犯人と被害者の間で「謝れ」「悔い改めなさい」というやり取りが描写されるが、物語の位置付けがわからないまま読み終えてしまった。 下巻の後半になり、物語が慌ただしく動き、突然終わる。結末は、小説の分かりにくさを証明しているが、評価の難しい作品だった。 | ||||
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母が好きな書籍なので購入。自分は読んでないですが、1円で買えたこと喜んでました。また機会あれば買いたいです。 | ||||
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母が好きな書籍なので購入。自分は読んでないですが、1円で買えたこと喜んでました。また機会あれば買いたいです。 | ||||
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「黒蠅」の一節で次の言葉がある。 in this work, relationships can also become fatalities. Often they do, このシリーズに一貫していることだ。 主人公たちは、 悪に立ち向かいながらも、彼らの間の人間関係をすり減らしていく。 シリーズを追うごとに、 ケイの回りの人間関係が ぎすぎすしていくというのが、読む側にとっても なかなかストレスがたまる。 悪と戦うことは 悪に身を晒すこと、そのようにして 身を削っていく。 肉を切らして 相手の骨を切る みたいな、まさに 自分と回りを犠牲にしながらの 壮絶な闘争。 ケイの 人間関係が 破たんしていく。 ルーシーは 一線を超えていく。 | ||||
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真犯人とそれを取り巻く状況、背景が、ロクな伏線もなく、ある段階になって突然ドン! と出てくる展開は、このシリーズのお約束になりつつある。 料理番組でよくある展開──「こちらに既に◯◯したものが用意してございます」といった感じで登場する“真犯人” 検視官シリーズが、初期のようなミステリー、サスペンスではなくなったことは再三思い知らされてきたし、今さら科学捜査の醍醐味も期待していないけれど、“神の手”が真犯人をヒョイっと持ってきてしまう展開は、さすがにご勘弁こうむりたい。 | ||||
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スカーペッタの仕事ぶり、丁寧な生活スタイルが好きで、 割りとシリーズを読んできました。 しかし、ある時から好きだった面が崩れているような気がしました。 よって自分の違和感がいつからか思い出す1つの手助けとして、 このサイトのレビュー★数(平均)を、一列に並べてみました。 すると1作「検屍官」〜9作「業火」までは、★4〜5。 10作「警告」〜15作「異邦人」まで★2〜3.5。 シリーズを愛する皆様、いかがでしょう。 私は納得しました。 作風が変わることは、作者の自由でしょう。 でも私は、本作で、この船から当分降りようと思いました。 | ||||
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シリーズ初期は、テンポがよく、切れのある文章ですごく好きだったんですが、最近はそれが徒になっている気がします。 登場人物が多く、切れがある故に「こいつ、誰だっけ?」と栞(登場人物の一覧が書いてあります)で確認することが多々あった。 また、11作目の「審判」までは主人公スカーペッタの視点から書かれていたのですが、それ以降は三人称で書かれていることに違和感を感じます。 と言っても次回作が出れば買ってしまうと思います。 だって面白いことを期待しているから! | ||||
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コレまで(といってもベントンが生き返るまで)の検死官シリーズは どれも秀逸の仕上がり(星5つ)と感じていた。練りに練ったプロットと、科学捜査の知識。 そして最期は「会いに行く」という打開。いくら科学が進んでも最後は「人対人」であるという 作者の哲学(?)に共感した。息抜きに料理が出るのも同じ趣味をもつ者として楽しく読めた。 気難しいながらも怜悧なコーンウェル女史の文体に魅了されたものです。 しかし、近刊・・・特に最新刊は頂けない。どんどん設定をいじり(主人公は若返っている! 姪との年齢差が縮まっているのでは・・・)特徴的な一人称の語り口も捨ててしまった・・・。 続けて行くために必要な措置だったのは理解出来るが、もうキャラクターの持ち味は使い尽くしたと 感じる。女史の頭の良さは特筆ものだけに、違う作品に挑戦して頂きたい!乞う(別シリーズの)新作! | ||||
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あー、しんど。 はい、読み終えましたぁ。 もちろん上下のレビューです。 うーん、パトリアコーンウエルのスカーペッタシリーズは全て読んでいるんですが、正直だんだんしんどくなる。 初期の頃はよかったなぁ。 恋人ベントンの出現から、どうも、本筋のサスペンス、謎解き、よりも、ドラマ、心理描写が一作ごとにきつくって。。。 姪っ子で天才で繊細なでもスーパレイディのルーシ、巨漢熱血漢の刑部マーリノと言う素敵な素敵な脇役も、だんだんとその心理交錯のクモの糸にからめ捕られ、難しい人になってしまってきた。なんちゅうかなぁ、初期の頃はよかったぁ、って思いがある。ま、それだけ「高級」になってきたのかもしれないけどね。 このところの作品ではいつもキャラがある意味多過ぎて、それぞれの視点で描かれるからとても追いつきにくい複雑なプロットに、今回は更にこれを複雑にする要因が有り、このせいで正直特級に複雑になっていて、最終30ページまで、大変欲求不満状態になる。 ま、それが解消され、ああああああ、そうなぁん。ってなるんだけど、うーん、それでもなんちゅうかなぁ、ちょっとこれではしんどいぞ。私は。 原点に戻って欲しいぞぉ。 | ||||
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今までの作品はスカーペッタを取巻く人間関係が多少ギクシャクしていても読み手はあくまでも【本筋の事件を追う】事ができました。でも今回は事件自体は添え物、とまでは言わないまでもかなり希薄に感じられて人間関係の描写に終始していたように思われました。 次回作がミステリーとしての検視官シリーズになるのかヒューマンストーリーとしての検視官シリーズになるのか少々意地悪な興味が湧くところではあります。 | ||||
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ボストンの病院で脳生理学の研究対象になっている死刑囚が語る未解決の犯罪。そしてはるかフロリダに徘徊する「HOG」と名乗る犯人の手による連続失踪・殺人事件。これらの事件はすべて主人公のホームグラウンドの民間捜査支援機関(アカデミー)に起因している。まるで群像劇のように、主要人物4人(主人公=女法医学者、その恋人の元FBI心理分析官、主人公の姪のアカデミーのオーナー、アカデミーの捜査担当者)がそれぞれ手分けして探偵役を果たすが、人間関係の軋轢などもあって全然まとまらず、ストレス・不安・緊張感がみなぎる。またIT機器を駆使する科学捜査の描写が例によって綿密。この犯罪のそもそものトリガーがIT社会ならではの情報漏洩というのが今日的。ヤヌスのような犯人とその動機の背景も米国らしくとびきりサイコ的。脇役一人一人の性格描写まできちんとしており、布石やほのめかしもあってなかなか知恵を絞った構成である。 しかし読んでいてなんとなく上スベリ。真相が「あれっ、そういうのあり?」という印象を受けるし、各人物にも感情移入ができない。一読してすぐに理解できない個所もいくつか。読者に対するサービス(=説得力)が不足している感じがする。これは申し訳ないが翻訳のせいかも。出版社も年末休みに間に合わせるべく急がせたかな? | ||||
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この作者の文章は、当初切れが良くて読み易いのが特徴だったと思うのだけど、それがこの頃、逆に難点になってるような気がする。投げやりな印象を与えると言うか・・・。訳の仕方が悪いのか??? 常軌を逸した精神を持つ犯人の視点からも描かれているから、その部分でそういう印象を与えるのは仕方のないことかもしれないけど、それにしても読みにくいことこの上ない。 登場人物も無駄に多くて、ラストを迎える頃には「えーと、それは誰だっけ??」と、登場人物の説明が載った栞を何度も確認するハメに☆ まぁ、犯人の正体には驚いたけど☆ もう一度最初から読み直して、一から流れや伏線を確認する必要がありそう・・・。 そういう意味では、2度楽しめる? つくりかも・・・。 (=_=;)? | ||||
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スカーペッタがバージニアの州都リッチモンドで検屍局長をしてた頃と今現在、姪のルーシーが主宰する私的捜査機関で全米法医学アカデミーのスタッフとして働くスカーペッタの環境の変化に驚かされます。 【黒蠅】あたりから凄まじい勢いで変化を遂げてるこのシリーズですが、この変化を受け入れられない人も多いと思います。 特にスカーペッタの一人称で書かれていたのが三人称になったのが違和感がありました。 これはコーンウェルが犯人側の心理を描きたかったのかなと思った。 前作の【痕跡】には物足りなさを感じたから【神の手】にもかなりの不安がありました。 あれだけまとまりのあったスカーペッタの周辺の登場人物の関係もギクシャクしています。 これまたあまりにも急な展開でちょっと疑問に思う。 上巻を読む限りでは色々な伏線を散りばめてるのが分かります。 これが下巻で結ばれた時に凄い展開になってるはず。 ちょっと文句を言うならば登場人物が多すぎて名前を把握するのに時間がかかります。 さぁ〜期待して下巻を読み始めます。 | ||||
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パトリシアコーンウェル!らしき作品☆大・大満足でした。 前作『痕跡』がかなりがっかりだっただけに、『神の手』でコーンウェルらしさを満喫できてうれしかったです。(前回は一体どうしたんだろう…と改めて不思議) ケイの人間関係がすごく悪くなっていてハラハラしますが、人生って、こういう自分の心配や期待通りにはいかなくてなにもかもが空回りする時ってあるよね〜としみじみしてしまいます。 じたばたしないでじっとしてたらきっといつか好転するから!ってスーパーウーマンのケイに感情移入できてしまう作品。 事件の裏の真相には『人間というものがどんなに残酷か』を考えさせられました。 | ||||
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この落ちだけはやって欲しくなかったっす。やってもうた、という感じ。 これさえなければ、近年の作品にしては面白かったんです。 ルーシーは抗癌剤などの治療の影響で太りだしてしまうし、ケイは一般にいう「更年期のヒステリー」のような態度で折角再会できた元FBI(名前ど忘れ)の彼氏との溝を深めるし、当然犯人の悪意はケイに向かうし、 「どうやって収拾つけるんだろう」 とどっきどきでした。 なのに、だよ、確かに本邦での流行を外しはしたけれど、数年前のミステリで流行った定番オールマイティーな犯人像でがっくしです。 | ||||
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コーンウェルの作品がまだか、まだかと熱望していた時期が懐かしいほど、最近の検死官シリーズは読ませない。スカーペッタに活躍してほしいと願いすぎているのだろうか。脇役たちのねたみや嫉妬に翻弄されすぎてしまって、重要な登場人物たちの描写が薄くなってしまったように感じる。確かに、シリーズが長すぎたきらいもあるが・・・。ひさびさにケイがベントンのために料理をつくるくだりもあるのに、あいかわらず二人の関係はぎくしゃくしている。ルーシーも世の中の権力というものを手中に収めているのにまったく幸せではなく、全く活躍していない。マリーノにおいてはふてくされてばかり。前回の「痕跡」よりは興味を持って最後まで読んだけど、もう少し深く切り込んだ犯人像を期待していただけに、最後は「あー、なーんだ」という感じ。ぱっとしないなぁ。。。 | ||||
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多すぎ? なので、マイナス1点。 でも、彼女特有のどんでん返しや、スピード感があるので一気に読めました。 いくつか腑に落ちないので、もう1回読んでみようと思います。 この作品が初めて・・・という方には、ちょっと理解できない点がたくさんあるかもしれません。 順番に読むことをオススメします。 ルーシーの告白に驚きました。 ルーシーには幸せになって欲しいのに・・・ 続編にも期待。 | ||||
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今のところ、ケイの人間関係はめちゃくちゃだ。 本書「神の手」は、ケイが主要な登場人物であるルーシー、マリーノ、ベントンとの関係を修復しようとして旨くいかない様子を描いている。ひたすら感情の対立を描いているので、読んでいてつらくなる。和解しようとして反対に相手を責めてしまうケイ。 アメリカのベストセラー推理小説とは思えない、非エンターテーメント的な作品です。 ケイは医者であり、弁護士であり、富も名声も得た。エリートの恋人もいる。でも孤独。周囲と折り合いが付けられずに孤立している。 古い読者は初期のシリーズの活気溢れるケイを懐かしむと思う。面白いのは、本作の中で、ケイもマリーノも「あの頃はよかった」と昔を懐かしんでいるのだ。 ケイの有様は、コーンウェルの内面を反映しているのだと思う。 ストーリーについての感想は、下巻の書評に書きます。 | ||||
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2回読んでしまった。それはものすっごく面白かったからではなく、 1回読んだだけでは、すっと入ってこなかったのだ。 重要登場人物のひとり、あのベントンが 奇跡の(?)復活をとげたあと、スカーペッタとベントンとの関係は なにかずれが生じてしまっているかのようだ。 いや、この二人だけではない。 マリーノやルーシー。すべての人の関係が、 どこかぎくしゃくしてしまっている。 そんななかで進む、ある事件。 全く別の事件のように見えていたいいくつかの事件や偶然が 実はつながっていたことがわかる。 あれ? でもこういうのって、なんかお決まりのパターン なのでは・・・、と疑問符をついはさんでしまう展開に加え、 ぎくしゃくした人間関係を、どうも作者はうまく書ききっていない。 ルーシーの衝撃な告白も、思いのほかさらりと描かれてしまっている。 このシリーズの頼みの綱、専門的な描写も今回は少々パワーダウンだ。 そして、あの結末! これはちょっとやっぱり、「えぇ〜?」なのでは!? | ||||
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