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警告の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.33pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全12件 1~12 1/1ページ
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相変わらずの長編で、641ページある。 だか、ものが度々なくなる検屍局、コンテナ内の腐乱死体と奇妙な金色の毛、傲慢な女性副署長、おべっか使いの新人女性刑事、絶大な力を持つパリの一族という舞台を設定し、読者を巧みに誘導する。 そして、本シリーズの要諦、詳細な検屍で浮き上がる、特殊な犯人像。マリーノ、ルーシーと絡みながら、スカーペッタが闘うサスペンスに仕上がっている。 また、残された幾つかの謎と新たな男性との関係性は、次作への継続性を明示している。 | ||||
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シリーズ10作目。前作でベントンなきあとのケイの精神状況が描かれるので、9作目の『業火』を先に読むべき。 いやな上司のせいで降格しておまわりさんになったマリーノ、あいかわらずむちゃぶりがかわいい。すてきな年下のフランス人登場、マリーノが妬くのなんの。 | ||||
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母が好きな書籍なので購入。自分は読んでないですが、1円で買えたこと喜んでました。また機会あれば買いたいです。 | ||||
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このあたりからイマイチになってきた、初期のシリーズのファンとしては「業火」まででやめときゃ良かった。 具体的にどこがどうと言えないし、実際はこのあとも「核心」までは読んでいたし。 思い当たるとすれば、この本の前に初めて検視官以外の著作が出たんだよね。 著者もスカーペッタは「業火」までにして、他のシリーズなり作品なりを始めたかったのでは。 ただ、正直面白くなかったので「この人検視官シリーズ以外はイマイチだ」と思ったのを覚えてます。 著者本人を思わせる容貌といい、スカーペッタが出来過ぎだった。 他の著作がどうもイマイチだから、スカーペッタを無理やり続けた感がある。 この後も(まぁ今でも・・・)ベストセラー作家の億万長者なんでしょうが、売れてるんでしょうかね。 この本から値段が一作1,000円を超え出したのも気になる。 ちなみに、最新作はあまりに法外な値段設定のため、止めました。ああ、読む本がどんどん無くなる・・・ | ||||
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大仕掛けであっても大味だった前作「業火」に対して、シリーズ初期の落ち着きと精巧さを取り戻したかに見える謎解きや物語の構成。 インターポールや狼男といったアイテム、ディテールは、やはりハリウッド的な大風呂敷なのだけれど、しかしミステリー、サスペンスとして、シリーズ初期の誠実さを感じることができたのはうれしかった。 シリーズが進むごとに「なんだかなあ」と思っていた読者も、スカーペッタが帰ってきた! と思えたのではないだろうか。 しかし、2012年の今から見た時、これがスカーペッタのというか、コーンウェルの最期の輝きだったと今さら思う。 もし、今から検視官シリーズを読む人がいたら、ここまでで止めておくことを強く進める。 これ以降の作品は、ハリウッド大作というか、プログラムピクチャー的に月並みな構成とスキャンダラスなディテールをどんどん取り込んでいく一方で、小説的な組み立て、取り組みは反比例して杜撰になっていく。 このエピソードは、スカーペッタ、コーンウェルの最高傑作──ということにしておいて、墓碑銘にするべきだと思う。 ファンであればあるほど、これ以降の作品は読むべきではないだろう。 | ||||
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相原さんの翻訳がいいですね。一つ一つの言葉を丁寧に訳している。訳し残しがない。どんな単語も訳の中にきちとん入れ込まれている。すごい几帳面さだ | ||||
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同僚が図書館から借りて、「面白いですよ」と薦められ、 生まれてはじめて、P・コーンウェルに出会った。 しかし!! …意味が通じない… そりゃそうだ。 よりによって、前作でベントンが… 冒頭の短い手紙は、これまでの話を知っていれば、 切なくて、泣けてくる内容だ。 なんとなく、あまり考えたくないのだが、 ケイはだんだんと偏屈になってきたような気がする。 ある意味、このあたりで、シリーズを辞めちゃうか、 時間を止めちゃうかにしておけばよかったのに。 ケイがイライラするのはよく分かる。 けれど、1人称で描かれているだけに、そのイライラがこちらにも伝染するので、 非常に読みづらく感じてしまう。 (2010.2.16 訂正&追記) この頃の作品は、驚くほど長い。 字もそんなに大きくないし、1冊ではいっぱいいっぱいの厚さだろう。 話の内容も濃いし、本当に楽しめる。 ただし、この頃から、ひらがなが目立つ。 憂鬱のように難しい漢字のひらがな表記はOK(でも書けなくても一瞬で意味が理解できる)と思う。 けど、小学校で習うレベルの漢字は、やはり使って欲しいと思う。 先日、翻訳家の相原さんがお亡くなりになった。 ご冥福を祈ります。 彼女のくせのない翻訳じゃなかったら、こんなに長く読み続けたいとは思わなかったかもしれない。 | ||||
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ケイにまたもや、ハンサムで若い恋人ができました。ストレスがいっぱいの彼女の生活に、恋人の助けが必要なことモア借ります。しかし、彼女を救いたいと望んでいる、彼女を愛している人間の助けを受け取ろうともしない彼女に、果たしてこんな恋愛が意味があるのか。家族や、マリーンとの関係は修復できないのでしょうか。彼女の恋が、なんだかいつも、ただの逃避に終わってしまうように思える私は、ただ単に若い恋人をつかまえた彼女にやっかみを感じているのでしょうか、、、なんだか、ケイ・スカーペッターがつまらない人間になってきたぞ。 | ||||
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今回はもりだくさんの内容で最初からあきさせない。後半は早い展開で一気に読ませる。最後はおきまりのパターンで、またかと思いながらもやはりはらはらさせられてしまった。けちをつけるとするとケイの心理描写が繊細すぎて若干うざったかったことと、後半のプロットが多少安易だったことか。 | ||||
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今回もまたケイの活躍する場面が充分と言うぐらい出てきます。とにかく,この本は冬の夜に一気に読み終えるのがお勧めの読み方。 | ||||
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著者本人が言っているように、我らがケイ・スカーペッタの心情をここまで赤裸々にした巻はありませんでした。ケイの心模様がひしひしと伝わってきて、もちろん涙なしには読めません。私は全巻を読んでいなかったので、彼女の恋人の死に、ケイと同じく信じられない思いを抱きながら、そして疑いながら、読み進んでいきました。この事件の始まりは、クリスマスのほんの少し前からなので、季節的に日本の冬と、バージニアの冬と、違いを比べながら小説を楽しめることと思います。もちろん、怪奇な事件そのものも、十分にエキサイティングです。気分が落ち込んでいる時に、また外に出たくない時に、お部屋でゆっくり読んで、ケイのあまりの努力に励まされ、元気付けられる一冊です。 | ||||
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ディーン・クンツの「ベストセラー小説の書き方」を読んで、コーンウェルの本がベストセラーとなる理由がわかった。ほとんど、そこに出てくる必須事項を彼女はすべて一冊の中にまとめているからだ。中でも「相つぐ困難によって主人公を追いつめよ。」というクンツの教えはコーンウェルの作品どれにも浸透している。ケイほど問題が押し寄せてくるような人生を歩んでいるヒロインはいないのではないかと思わされる。前回出版された「業火」では、ケイが2度目の恋人の死に直面する。二度と這い上がれないのではないかと思わせられる。しかし、うれしいことに、この「警告」で、ケイのその後を知ることができる。あんな目にあっても生きていけるなら・・・と、読者に勇気を与えてくれること間違いなし。!しかも、背景も国際的、登場人物も国境を越え、組織も大きくなり、新たな、より大きな舞台でケイが活躍する。ううん。うらやましい。困難あれど、確実に人生の階段を上がっているから。新しい恋人もできそうだし。 | ||||
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