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ダブルフェイス: 渋谷署8階 特捜本部



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ダブルフェイス: 渋谷署8階 特捜本部の評価: 3.50/5点 レビュー 14件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.50pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(2pt)

田舎の温泉の夕食

東電OL殺人事件に興味を持ち、それを題材にした小説だというので読んでみた。
本のタイトルにもなっている、殺害された女性の昼と夜の二つの顔がメインテーマだとおもっていたのに、全く期待を裏切られた。
主人公は事件とは関係のない刑事の恋人になっている。彼女には夜の顔はなく、同僚の女性が夜の顔を持っているという設定になっている。
被害者を本当に殺害したのは元上司で、それはなにか政界ともつながっているという結論になっているが、その部分の掘り下げは全くなく、非常に場当たり的に見える。昨今の、陰謀説をただ書いたに過ぎない。
実行犯はネパール人だが、それに直接依頼したのはネパール料理やと殺人現場となったアパートのオーナーの男。これがセックス・ヨガなるいかがわしいヨガの指導者でもあるという面白い設定。
まあストーカーが出てきたり、いろいろなエピソードがからみあうのだが、まったく全体に一本通ったストーリーが見いだせない。
何か展開するのかなと思うと、何も起きずに最後まで終わってしまった。
田舎の温泉の夕食は、テーブル一杯に料理が並べられる。刺身、てんぷら、その上に鍋料理までが用意される。とにかく、一見豪華そうに見えて、腹はいっぱいになるのだが、何を食べたのかが分からないような食事になる。
この小説も同じようなものだった。
ダブルフェイス (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:ダブルフェイス (幻冬舎文庫)より
434440355X
No.2:
(2pt)

話に深みがなかったのが残念

 本の帯に書いてあった記述「敵は警視総監なのか?!」にかなりの期待を持って読んでいたのであるが・・・、結構期待はずれ。
ホテトル嬢の絞殺事件の留まらず、いくつかの事件が複雑に絡み合ってスリリングにストーリーが展開する様子は読んでいて面白かったのであるが、いかんせん一つ一つの話が深掘りされておらずなんとなく中途半端である感がある。その際たるものが「敵は警視総監なのか?!」の記述であるが。話の素材自体は面白いので、本書のような広く浅くの話の展開ではなく、狭く深くの展開にして話に深みを持たせてもらいたい。
ダブルフェイス (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:ダブルフェイス (幻冬舎文庫)より
434440355X
No.1:
(1pt)

ごった煮

例の東電OL殺人事件を題材にした刑事小説。ホテトル、ストーカー、汚職、薬物など風俗題材や社会面ネタを目一杯に取り入れています。主人公の刑事の恋人がストーカーに付きまとわれますが、これが小説の約半分を占めますが、本筋のOL殺害事件とは何の関係もなく、何なのこれ?と思わされます。何でもかんでもぶちこめばいいというものでもないでしょう。新聞連載なので毎回読者の気を引かなければいけなかったのでしょうが、余りにもご都合主義の展開です。
ダブルフェイス (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:ダブルフェイス (幻冬舎文庫)より
434440355X

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