ダブルフェイス: 渋谷署8階 特捜本部
- ストーカー (52)
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東電OL殺人事件に興味を持ち、それを題材にした小説だというので読んでみた。 本のタイトルにもなっている、殺害された女性の昼と夜の二つの顔がメインテーマだとおもっていたのに、全く期待を裏切られた。 主人公は事件とは関係のない刑事の恋人になっている。彼女には夜の顔はなく、同僚の女性が夜の顔を持っているという設定になっている。 被害者を本当に殺害したのは元上司で、それはなにか政界ともつながっているという結論になっているが、その部分の掘り下げは全くなく、非常に場当たり的に見える。昨今の、陰謀説をただ書いたに過ぎない。 実行犯はネパール人だが、それに直接依頼したのはネパール料理やと殺人現場となったアパートのオーナーの男。これがセックス・ヨガなるいかがわしいヨガの指導者でもあるという面白い設定。 まあストーカーが出てきたり、いろいろなエピソードがからみあうのだが、まったく全体に一本通ったストーリーが見いだせない。 何か展開するのかなと思うと、何も起きずに最後まで終わってしまった。 田舎の温泉の夕食は、テーブル一杯に料理が並べられる。刺身、てんぷら、その上に鍋料理までが用意される。とにかく、一見豪華そうに見えて、腹はいっぱいになるのだが、何を食べたのかが分からないような食事になる。 この小説も同じようなものだった。 | ||||
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あの東電OL殺人事件をモチーフに描かれた警察小説の上巻。 事件を追う根本刑事と付き合う百合子にストーカーの影が…今のところ、登場人物たちの陰の姿が垣間見え、やっと材料が揃ったという段階か。単純に東電OL殺人事件をなぞるだけでなく、作者の創作が散りばめられ、まだ先が読めない。 | ||||
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もう少し事件の真相が二転三転するのかと期待したのだが、やけにアッサリと…二つの事件が交わることもなく、平行線のまま消化不良で終わったように思う。 タイトルの『ダブルフェイス』は、人間の二面性、特に裏の顔を意味しているのだろうか。 東電OL殺人事件、怪しげなヨーガ修行者、ストーカーとセンセーショナルな題材をぶち込んだ割りには…残念… | ||||
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題材は東京電力OLの殺人事件です。 とても有名な事件なので、思わずドキュメンタリーかい?って、 手に取ってしまいました。 飽くまで小説です。題材は題材ですが、どこまで事実かは、ちょっと 判然としません。 気が狂った、ヨーガの世界と、証券の世界と、政治の世界と、ストーカー。 そこにちょっとした刑事と証券会社のOLの恋愛が絡んで、とにかく淡々と 淡々と話は進みます。 とにかく淡々と進むので、淡々と読み終わり、結末に至るので、その 結末の先を想像するのも淡々とした感じです。 狂気と狂気が絡まるとこんな異常な世界もありなのねって感じも、こんな 感じで淡々と語られると、そんなに異常な感じがしないのが不思議です。 70点。 文章も上手、プロットも良いけど、風呂敷を広げ過ぎ。 頭もいい方なんでしょうけど、盛り上がりを作れない性格なんでしょうね。 とにかく淡々とした作品です。読んで損はしませんが、得にはなりません。 | ||||
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殺人事件、ストーカー、密教、政治的圧力、女性の二面性etcととにかく様々な要素を ごちゃ混ぜして適当に纏め上げたような作品で、当然登場人物は多く視点変更も次々となされるので 読んでいて少し疲労が溜まったが、何ともいえぬインパクトはあった ただ進んで人に勧めるような作品ではなく、作者の力量を知っている人なら 覚悟の上で読むぐらいがちょうどいいんではないだろうか ☆3レベルの内容だったが、作品を取り巻く妙なオーラも評価して☆4 | ||||
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