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回転木馬
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回転木馬の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.45pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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前作の「観覧車」を読み、 続編のこちらが文庫になるのを心待ちにしていました。 「観覧車」がとてもよかったのでかなり期待していたのですが、、 感想はちょっと期待はずれ?でした。。 文章はとてもきれいで心理描写もよいのですが、 貴之の失踪理由も記憶喪失というある意味お約束な理由でしたし、 前回は1話完結の事件にからめで徐々に失踪の全貌が、、という手法だったのに対し、 今回は夫探しがメインの物語で全体的に盛り上がりに欠け、ちょっと退屈な構成の印象をうけました。 期待をしていただけに残念です。。 | ||||
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この物語の前作「観覧車」がとてもよかったので楽しみにしていました。 ですが、こちらの方は主人公唯が夫を待ち疲れたのか、これが歳をとるということ なのか。作者さんが年齢を重ねている様が如実に作品に表れており、「観覧車」 のもつ、哀しい物語でありながら失わないみずみずしさが消えており、 文学としてのキレがなかったです。 もう1つ、観覧車でなかなか面白い役回りだった風太の出番が少なくて、全体的に 真面目すぎる人たちの長い会話が主体で構成的にも退屈で息苦しさが募ったこと。 結局、夫貴之の失踪の理由は記憶喪失に遠因が尽きるわけですから、この「記憶 喪失」という古い素材をミステリー仕立ての遠因にするにはちょっと残念だった かな・・・と。何せ、どきどきして本を開いたものですから・・・・ | ||||
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前作「観覧車」を読んで以来、続編を待ちわびておりました。あの終わり方、唯のテンションも私のテンションも盛り上がるだけ盛り上がっていました。なのに、なのに…。あのテンションからの続きがどうしてこれなの?実際に、前作から今作までの間に、何年も経過したんだと思います。しかし、物語上は上下巻のようにつながった展開なのです。続いて書かれたように、感じさせて下さい。何だか唯のキャラクターまで、少し違うようです。夫が失踪した経緯も、説得力ないなあ〜。柴田さんって、もっと女性心理について、鋭く深く書ける人なんですよ!今まで読んできたどの柴田作品も、これより面白く、必ず「ドキッ」とさせられる部分があったのに、今作はすぐ忘れそうな作品です…。 | ||||
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