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狂い壁 狂い窓
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狂い壁 狂い窓の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.09pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全11件 1~11 1/1ページ
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読んでいて、納得できる部分があまりなく、時代もよく理解できず、最後でそうだったと思うけど、「堪能した」とは言えない。もう少しわかりやすいとよかったと思いました。 | ||||
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代表作「匣の中の失楽」は読んだ。 互いに入れ子構造の二つのストーリーが進行する大作で、面白かったがとても疲れる作品だった。 本書は二冊目だ。もと病院だったアパートで、気味の悪い事件が連続する。ついに自殺者が出た。本当に自殺なのか。 恐怖を盛り上げる描写は迫力があるが、今となってはあまり怖くないな。 複雑な事件の真相は説得力があって、充実した読み応えだった。 ラストシーンは意味不明だ。不快で評価が下がった。作者の趣味なのかもしれないが、こんな演出は不要でしょう。 | ||||
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初めて読む作家さんでした。 結論から言うと、他の作品も読んでみたいと思えるものではありませんでした。 文章は滑らかで、読み易いと言えば読みやすいです。 ただ、言い回しが極端に哲学的というか「お姉さんはちゃんと絡み合ってるよ」とか「地面の下は空洞なのだ」みたいな、言いたいことは何となくわかるのですが、「ん~・・・?」となってしまう表現がそこかしこにばら撒かれていました。 加えて視点がコロコロと変わるので、混乱しながらストーリーは進み…。 登場人物も多いので余計に。 ホラー要素は無いと思います。 あらすじを読んだ段階では、少しホラー要素のあるミステリーかもと期待していたのですが。 好きな人は好きなのかもしれませんが、私には合いませんでした。 | ||||
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復刻シリーズの第一弾としてリリースされた一編。初版は1983年ということで講談社ノベルスのかなり初期のころの作品である。当時のサラリーマン向け企業サスペンス全盛のラインナップが揃う中では異色の正統派怪奇ミステリーであり、今読んでみても、もともと時代背景を古く設定していることもあり、違和感なく楽しめる。前半の怪奇ムードと後半の論理的推理解決にいたるまで独特の古典的怪奇ムードが漂っている。 講談社ノベルス初期の傑作として今復活したのは意義のあることである。 | ||||
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著者初期の傑作である。 まさかこれが「ゲーム三部作」と関連するとは、前半部分を読んでいたときには思いもしなかった。 ホラーテイストの本作は、もちろん本格ミステリであるが、そこは著者のこと、ただですむわけがない。 しかし、このホラーテイストのなんとヴィジュアルなことか。 とにかく、元病院が主舞台というのが、実にそれらしくて良い。 雰囲気難点である。 マネキンには「悪魔くん」かい、と突っ込みを入れたくなったが、虫には背筋がぞくぞくとなった。 こういうのを書かせると、著者は実にうまい。 「ウロボロス」みたいなのに浮気せず、もっとこういう作品を書いて欲しいものだ。 最近では三津田や飛鳥部なとホラーミステリの第一人者だが、著者は間違いなく、両者よりずっとレベルの高いホラーミステリが書けるであろう。 「ウロボロス」や「クー」のシリーズしか知らないひとは、ぜひ本書を一読して欲しい。 そして、「ゲーム三部作」その他の「牧場智久シリーズ」の愛読者は必読である。 著者に対する認識が、一変することうけあいである。 日本には、本作のようなホラーであり本格ミステリでもある、という作品が少ない。 海外だと、スレイドとかいるんだけどね。 本作は、ホラーとミステリが奇跡的にマッチングした、稀有な傑作である。 あまり注目されないが、ミステリの歴史の中で、もっと評価されて良い作品だ。 | ||||
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初めて読む作家さんです。 読み始めの1章は、1編ごとのくぎりがわからず 短編集??っと、首をかしげることも。 登場人物さえも、一体誰が誰なのかもわからず 正直、読み進めるのがしんどくて、途中で投げだしそうになりながらも 「樹影荘」の間取り図に、興味を惹かれて読み進む。 これが2章目あたりから、登場人物がハッキリとしてきて 色々な展開を見せ始める。 トイレの血文字、廊下の血痕、中庭の骨…。 1章の伏線が、次々に明かされていく。 住人が死に、火事が起こり…。 入居者達の、過去が浮き彫りになって行く。 全体的に、妙な雰囲気で狂気に満ちている。 私なら、絶対にこんなところに住みたくない場所。 ストーリー的には、面白いのかと問われれば 素直に頷けないけど、この不思議な世界は印象深い。 好みが分かれるとは思うけど、好きな人には好きな世界なんだろうなと 思うと、妙に納得もする。 | ||||
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初めて読む作家さんです。 読み始めの1章は、1編ごとのくぎりがわからず 短編集??っと、首をかしげることも。 登場人物さえも、一体誰が誰なのかもわからず 正直、読み進めるのがしんどくて、途中で投げだしそうになりながらも 「樹影荘」の間取り図に、興味を惹かれて読み進む。 これが2章目あたりから、登場人物がハッキリとしてきて 色々な展開を見せ始める。 トイレの血文字、廊下の血痕、中庭の骨…。 1章の伏線が、次々に明かされていく。 住人が死に、火事が起こり…。 入居者達の、過去が浮き彫りになって行く。 全体的に、妙な雰囲気で狂気に満ちている。 私なら、絶対にこんなところに住みたくない場所。 ストーリー的には、面白いのかと問われれば 素直に頷けないけど、この不思議な世界は印象深い。 好みが分かれるとは思うけど、好きな人には好きな世界なんだろうなと 思うと、妙に納得もする。 | ||||
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タイトル通り、さまざまな狂気に彩られた館の中で、不可解な事件が連続する。 一種のサイコ・ホラーとも言えるが、そこは竹本健治、ひとひねりしてミステリに仕立てている。 今回の復刊に際して、より読みやすい文字組みとなり、カバー裏の著者近影も変わったが、1983年時点の「近影」と同じような場所で同じようなポーズを取ってみせる著者の稚気が楽しい。 語り手の視点は一章ごとに変わり、状況は混沌としてくるのだが、解決に至ると、それなりに伏線が張られていたこともわかる。 今回の「講談社ノベルス25周年記念復刊」には、何でわざわざ「昭和ミステリ秘宝」とかぶるものを選ぶのか?と疑問を感じるものもあるのだが、本作は“講談社新本格”への里程標として、復刊は当然と思える。 | ||||
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まず、雰囲気ですけど、抜群です。竹本ミステリーは何冊か読んできたけど、コレは半端じゃないですね・・。なんか昭和30年代の薄汚れた、暗くて不気味でイカレタような、そんな魍魎な雰囲気です。夜中に読むと、かなりクルもんがあります・・。しかし、脚本なのだが、コレがよく分からん。理解不能です。めまぐるしく視点が変わるのも一要因だろうけど、中庭でいきなり死体だの、水漏れとか、蠢く虫とかついていけませんでした・・ | ||||
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まず、雰囲気ですけど、抜群です。竹本ミステリーは何冊か読んできたけど、コレは半端じゃないですね・・。なんか昭和30年代の薄汚れた、暗くて不気味でイカレタような、そんな魍魎な雰囲気です。夜中に読むと、かなりクルもんがあります・・。しかし、脚本なのだが、コレがよく分からん。理解不能です。めまぐるしく視点が変わるのも一要因だろうけど、中庭でいきなり死体だの、水漏れとか、蠢く虫とかついていけませんでした・・ | ||||
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これはちょっと微妙すぎるかな。 竹本健治は閉じ箱という短編集はめちゃくちゃ面白かったと思うんだけど、ほかはちょっと微妙かもしんない。 | ||||
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