邂逅の森

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評判

邂逅の森の評価:

4.65/5点 レビュー 147件。 S ランク

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平均点4.65pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全304件 161〜180 9/16ページ
No.144
(5pt)

自分のそれとはまったく違う人生を・・・・

田辺聖子氏の解説に

「すぐれた文学とは、読み手に、自分のそれとはまったくちがう人生を体験させてくれる。」

とこの物語について書いている・・

マタギという山で猟をすることで生きた一人の人生を追ったこの物語は、途中から読者はまるでその人生を自分が生きたような錯覚に捉われるだろう

少なくない分量のこの物語だが、先へ先へとページを進ませる大きな力があった・・・

間違いなく傑作といっていいものだと思う
邂逅の森 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 邂逅の森 (文春文庫)より
4167724014
No.143
(5pt)

自分のそれとはまったく違う人生を・・・・

田辺聖子氏の解説に

「すぐれた文学とは、読み手に、自分のそれとはまったくちがう人生を体験させてくれる。」

とこの物語について書いている・・

マタギという山で猟をすることで生きた一人の人生を追ったこの物語は、途中から読者はまるでその人生を自分が生きたような錯覚に捉われるだろう

少なくない分量のこの物語だが、先へ先へとページを進ませる大きな力があった・・・

間違いなく傑作といっていいものだと思う
邂逅の森 Amazon書評・レビュー: 邂逅の森より
4163225706
No.142
(3pt)

文学的には今ひとつ。

確かに読ませるし、面白いと言えば面白い。
しかし、文学作品としては、残念ながら早々に忘れ去られる類の一冊であると思う。
ライターとしての資質はそれ相応に感じさせるが、筆力にリアリティが欠落していて、
文学的な才能には見るべきものがない、とでも言おうか。
要するに、読後心に残るものが何もないのである。
その意味で、田辺聖子による解説は、いくら何でも褒め過ぎの感が否めない。
ストーリー展開の面白さは、文学には必要ないとは言わないが、
描き出される登場人物や自然が、
作者に踊らされる手持ちのコマのごとき印象しか残さないのでは、
文学としての存在理由は、極めて薄弱なものになってしまうだろう。
井伏鱒二や、新しいところでは車谷長吉が直木賞作家だが、
とても同列に論じられる作品ではない。
邂逅の森 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 邂逅の森 (文春文庫)より
4167724014
No.141
(3pt)

文学的には今ひとつ。

確かに読ませるし、面白いと言えば面白い。
しかし、文学作品としては、残念ながら早々に忘れ去られる類の一冊であると思う。
ライターとしての資質はそれ相応に感じさせるが、筆力にリアリティが欠落していて、
文学的な才能には見るべきものがない、とでも言おうか。
要するに、読後心に残るものが何もないのである。
その意味で、田辺聖子による解説は、いくら何でも褒め過ぎの感が否めない。
ストーリー展開の面白さは、文学には必要ないとは言わないが、
描き出される登場人物や自然が、
作者に踊らされる手持ちのコマのごとき印象しか残さないのでは、
文学としての存在理由は、極めて薄弱なものになってしまうだろう。
井伏鱒二や、新しいところでは車谷長吉が直木賞作家だが、
とても同列に論じられる作品ではない。
邂逅の森 Amazon書評・レビュー: 邂逅の森より
4163225706
No.140
(5pt)

面白い

私は標的しか撃ちませんが、的に対する心の動きは同じだなと思いました。
見えるものに託された、見えないものの想いに、どう対峙するか、ショウブを超えた時にショウブ出来る。自分自身に対して、そうありたいと思います。
邂逅の森 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 邂逅の森 (文春文庫)より
4167724014
No.139
(5pt)

面白い

私は標的しか撃ちませんが、的に対する心の動きは同じだなと思いました。
見えるものに託された、見えないものの想いに、どう対峙するか、ショウブを超えた時にショウブ出来る。自分自身に対して、そうありたいと思います。
邂逅の森 Amazon書評・レビュー: 邂逅の森より
4163225706
No.138
(4pt)

文章が上手で、粗なく面白い作品

山本周五郎賞と直木賞を受賞した作品。

大正〜昭和時代で、超自然的な考えと近代的な考えの混在化した時代。
当時の明暗の文化を描き、自然と人間の関わりを描いた、一人の波乱万丈の人生を送ったマタギ(山猟師)が主人公。

古い時代を描いた作品ながら、2004年に書かれた小説であり、読みやすく分かりやすい。
それでいて当時のマタギがどういったものだったかを興味深く分かりやすく説明しながら物語を読み進められる。
また、仕事にかける情熱や楽しさを上手に描写しながら、当時の文化と上手く絡ませた葛藤を描いている。
性的な描写も多いので、嫌いな人は嫌いかもしれない。

感想としては、面白い。
色々なテーマがありそうな作品だが、自分が一番印象深かったのは、主人公・富治の男の生き様である。
仕事に対する姿勢と、マタギという仕事に対する高揚感や緊張感、そして楽しさ。
一寸先は闇という、何が起こるかわからない展開。結婚観など、どれも様々な感情が交錯していて見ごたえがあった。

また善も悪も登場人物が全員生き生きとしており、個性的でよかった。
全体を通して涙が出たり、手を止めるほど感情が揺さぶられるようなことはなかったが、全体を通して無駄なく退屈せず読めて、全体を通して面白い作品だった。
文章の上手な作品で、続きを積極的に読みたくなる作品。

総合で☆4.2。オススメです。
邂逅の森 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 邂逅の森 (文春文庫)より
4167724014
No.137
(4pt)

文章が上手で、粗なく面白い作品

山本周五郎賞と直木賞を受賞した作品。

大正〜昭和時代で、超自然的な考えと近代的な考えの混在化した時代。
当時の明暗の文化を描き、自然と人間の関わりを描いた、一人の波乱万丈の人生を送ったマタギ(山猟師)が主人公。

古い時代を描いた作品ながら、2004年に書かれた小説であり、読みやすく分かりやすい。
それでいて当時のマタギがどういったものだったかを興味深く分かりやすく説明しながら物語を読み進められる。
また、仕事にかける情熱や楽しさを上手に描写しながら、当時の文化と上手く絡ませた葛藤を描いている。
性的な描写も多いので、嫌いな人は嫌いかもしれない。

感想としては、面白い。
色々なテーマがありそうな作品だが、自分が一番印象深かったのは、主人公・富治の男の生き様である。
仕事に対する姿勢と、マタギという仕事に対する高揚感や緊張感、そして楽しさ。
一寸先は闇という、何が起こるかわからない展開。結婚観など、どれも様々な感情が交錯していて見ごたえがあった。

また善も悪も登場人物が全員生き生きとしており、個性的でよかった。
全体を通して涙が出たり、手を止めるほど感情が揺さぶられるようなことはなかったが、全体を通して無駄なく退屈せず読めて、全体を通して面白い作品だった。
文章の上手な作品で、続きを積極的に読みたくなる作品。

総合で☆4.2。オススメです。
邂逅の森 Amazon書評・レビュー: 邂逅の森より
4163225706
No.136
(4pt)

「マタギ」に惹かれる人はご注意を

ストーリーはアマゾンの内容紹介が簡潔に言い尽くしています。
付け加えるとすれば、時代設定が大正〜昭和初期である、ということくらいでしょうか。ひとたび凶作ともなれば娘を身売りに出さざるをえないような、そんな厳しい時代の物語です。

わたしは『山背郷』ではじめて熊谷氏の作品を知りました。
マタギや川船乗り、潜水夫など過去のものとなりつつある厳しい肉体労働のさまをリアルに力強く描き出す筆運びに感嘆しました。
この作者はいったいどういう経歴の人だろう、肉体労働をしていなきゃこの描写はできない、と思いウィキを見てみたところ、理系の大学を出て学校教師や保険代理店業を営まれていたとのこと。
ということは資料と想像力のみでこんなリアルな描写を成し遂げたのか!二度びっくりしたものです。

で、本作。マタギを主人公とした長編、しかも直木賞と山本周五郎賞ダブル受賞というので期待しないわけにはいきませんでした。が、わたし的にはちょっと肩すかしでした。
「リアル職業小説」、あるいは「ジャック・ロンドン風野生の叫び」を期待していたのですが、本作の眼目はむしろ恋愛ドラマ、家族ドラマにあります。内容はむろん異なりますが印象としては『おしん』に近い。

むろんマタギの現場、マタギの生活は主題のひとつなのですが、色濃い描写が味わえるのは冒頭とラストだけです。しかもラストの方はいささかドラマチックで大仰にすぎ「リアル」とは言いがたい。

主人公は鉱夫としても働くのですが、その描写も『山背郷』のレベルには至っていない気がします。

自分の個人的な期待は別にしても、小説としても、なにかちょっと中途半端というかうねりのようなものが、この分量とみなぎる力感のわりに、少ないような気がします。重厚な装いを剥ぎ取れば本作の本質はわりに陳腐なホームメロドラマかもしれません。

でも、もし本質が陳腐だとしても装いは本物です。装いを味わうべし。
邂逅の森 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 邂逅の森 (文春文庫)より
4167724014
No.135
(4pt)

「マタギ」に惹かれる人はご注意を

ストーリーはアマゾンの内容紹介が簡潔に言い尽くしています。
付け加えるとすれば、時代設定が大正〜昭和初期である、ということくらいでしょうか。ひとたび凶作ともなれば娘を身売りに出さざるをえないような、そんな厳しい時代の物語です。

わたしは『山背郷』ではじめて熊谷氏の作品を知りました。
マタギや川船乗り、潜水夫など過去のものとなりつつある厳しい肉体労働のさまをリアルに力強く描き出す筆運びに感嘆しました。
この作者はいったいどういう経歴の人だろう、肉体労働をしていなきゃこの描写はできない、と思いウィキを見てみたところ、理系の大学を出て学校教師や保険代理店業を営まれていたとのこと。
ということは資料と想像力のみでこんなリアルな描写を成し遂げたのか!二度びっくりしたものです。

で、本作。マタギを主人公とした長編、しかも直木賞と山本周五郎賞ダブル受賞というので期待しないわけにはいきませんでした。が、わたし的にはちょっと肩すかしでした。
「リアル職業小説」、あるいは「ジャック・ロンドン風野生の叫び」を期待していたのですが、本作の眼目はむしろ恋愛ドラマ、家族ドラマにあります。内容はむろん異なりますが印象としては『おしん』に近い。

むろんマタギの現場、マタギの生活は主題のひとつなのですが、色濃い描写が味わえるのは冒頭とラストだけです。しかもラストの方はいささかドラマチックで大仰にすぎ「リアル」とは言いがたい。

主人公は鉱夫としても働くのですが、その描写も『山背郷』のレベルには至っていない気がします。

自分の個人的な期待は別にしても、小説としても、なにかちょっと中途半端というかうねりのようなものが、この分量とみなぎる力感のわりに、少ないような気がします。重厚な装いを剥ぎ取れば本作の本質はわりに陳腐なホームメロドラマかもしれません。

でも、もし本質が陳腐だとしても装いは本物です。装いを味わうべし。
邂逅の森 Amazon書評・レビュー: 邂逅の森より
4163225706
No.134
(5pt)

さすが直木賞!

読み応えがあり、素晴らしい作品です。
数人の方に紹介しました。
邂逅の森 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 邂逅の森 (文春文庫)より
4167724014
No.133
(5pt)

さすが直木賞!

読み応えがあり、素晴らしい作品です。
数人の方に紹介しました。
邂逅の森 Amazon書評・レビュー: 邂逅の森より
4163225706
No.132
(5pt)

マタギ小説の傑作

現代人がわすれた生への追求。面白すぎて漫画版まで購入して読んだ。
邂逅の森 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 邂逅の森 (文春文庫)より
4167724014
No.131
(5pt)

マタギ小説の傑作

現代人がわすれた生への追求。面白すぎて漫画版まで購入して読んだ。
邂逅の森 Amazon書評・レビュー: 邂逅の森より
4163225706
No.130
(4pt)

期待通りでした。

表紙、中身ともにきれいで問題ありませんでした。
期待通りでした。
邂逅の森 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 邂逅の森 (文春文庫)より
4167724014
No.129
(4pt)

期待通りでした。

表紙、中身ともにきれいで問題ありませんでした。
期待通りでした。
邂逅の森 Amazon書評・レビュー: 邂逅の森より
4163225706
No.128
(5pt)

一気に読みました

正直、読み始めは「なんだ山に生きる男達の話か。」ってな感じで、つまらなければ途中で読むのを辞めようと思っていたのですが、いやぁ〜。本の中に入っちゃいましたねw

マタギなんて聞いた事がある程度で、自分が知らないマタギ用語もけっこう出てきます。
だけど本の中に入っちゃうのは、容易に映像を頭に浮かばせてくれるその文体、筆力でしょうか。

映画にしたい人けっこういるだろうな〜。
邂逅の森 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 邂逅の森 (文春文庫)より
4167724014
No.127
(5pt)

一気に読みました

正直、読み始めは「なんだ山に生きる男達の話か。」ってな感じで、つまらなければ途中で読むのを辞めようと思っていたのですが、いやぁ〜。本の中に入っちゃいましたねw

マタギなんて聞いた事がある程度で、自分が知らないマタギ用語もけっこう出てきます。
だけど本の中に入っちゃうのは、容易に映像を頭に浮かばせてくれるその文体、筆力でしょうか。

映画にしたい人けっこういるだろうな〜。
邂逅の森 Amazon書評・レビュー: 邂逅の森より
4163225706
No.126
(5pt)

最高の読書体験

東北のマタギの半生を描いた傑作。
マタギを生業とするものがかつていた、ということくらい知らなかったが、読むに連れてぐいぐい引き込まれ、自分も一緒に銃をぶら下げて深い山林に分け入っている気持ちになってくる。
小さな頃にロビンソン・クルーソーを読んだとき、自分も本当に絶海の孤島に一人ぼっちになったような気がした、あの読書体験。
本書はそんな引き込みの強さがある。

『邂逅の森』というとっつきにくいタイトルと、マタギの半生に、ややもするととっつきにくさを感じる向きもあろうが、ぜひ一度手にとって見て欲しい。
東北訛りの読みにくさなども含めて、それらを補ってあまりある読書体験を与えてくれる一冊だと思う。
近年の直木賞受賞作の中でもレベルの高い作品だと感じた。
邂逅の森 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 邂逅の森 (文春文庫)より
4167724014
No.125
(5pt)

最高の読書体験

東北のマタギの半生を描いた傑作。
マタギを生業とするものがかつていた、ということくらい知らなかったが、読むに連れてぐいぐい引き込まれ、自分も一緒に銃をぶら下げて深い山林に分け入っている気持ちになってくる。
小さな頃にロビンソン・クルーソーを読んだとき、自分も本当に絶海の孤島に一人ぼっちになったような気がした、あの読書体験。
本書はそんな引き込みの強さがある。

『邂逅の森』というとっつきにくいタイトルと、マタギの半生に、ややもするととっつきにくさを感じる向きもあろうが、ぜひ一度手にとって見て欲しい。
東北訛りの読みにくさなども含めて、それらを補ってあまりある読書体験を与えてくれる一冊だと思う。
近年の直木賞受賞作の中でもレベルの高い作品だと感じた。
邂逅の森 Amazon書評・レビュー: 邂逅の森より
4163225706