邂逅の森

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評判

邂逅の森の評価:

4.65/5点 レビュー 147件。 S ランク

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平均点4.65pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全304件 201〜220 11/16ページ
No.104
(5pt)

頭のスクリーンにリアルな映像を広げてくれる。

マタギと呼ばれる東北の猟師の世界で生きる
一人の男の深い生き様を描いた作品。
主人公はもちろんのこと、他の登場人物すべての人間性の肉付けが
しっかりしていて
そんなキャラクターたちが、そして東北の冬の雪山が、
頭のスクリーンにめいっぱい映像を広げてくれる。
一見とっつきにくそうな登場人物の方言も
読むのにまったく苦にならなく
逆に生々しすぎるくらい。
展開のタイミングが絶妙すぎて、だらだらとした部分が
まるでなく最後まで飽きない。
どきどきされっぱなし。
読んだ後は
主人公を通して人生のフルコースを堪能したかのような
錯覚に陥る。
心に残る、というか意識してずっと残していきたい作品。
邂逅の森 Amazon書評・レビュー: 邂逅の森より
4163225706
No.103
(5pt)

頭のスクリーンにリアルな映像を広げてくれる。

マタギと呼ばれる東北の猟師の世界で生きる
一人の男の深い生き様を描いた作品。
主人公はもちろんのこと、他の登場人物すべての人間性の肉付けが
しっかりしていて
そんなキャラクターたちが、そして東北の冬の雪山が、
頭のスクリーンにめいっぱい映像を広げてくれる。
一見とっつきにくそうな登場人物の方言も
読むのにまったく苦にならなく
逆に生々しすぎるくらい。
展開のタイミングが絶妙すぎて、だらだらとした部分が
まるでなく最後まで飽きない。
どきどきされっぱなし。
読んだ後は
主人公を通して人生のフルコースを堪能したかのような
錯覚に陥る。
心に残る、というか意識してずっと残していきたい作品。
邂逅の森 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 邂逅の森 (文春文庫)より
4167724014
No.102
(3pt)

評価は複雑

この作品、山本周五郎賞と直木賞のダブル受賞ということで期待して読んだが、正直言って、僕の趣味ではない。
確かに、「マタギ」という題材はとても新味がある。また、この本を読みながら、日本の大正期、特に東北地方山中での暮らしぶりや、雪積もる山の中での狩りの様子、第一次世界大戦の軍事需要に沸く鉱山の活況などが鮮やかに想像できた。その筆致は当時の時代風俗を蘇らせ、東北地方の土や森の香りを漂わせている。
ただ、物語の展開は男女の関係がとても色濃い。これが好きな人もいると思うが、僕にはちょっと・・という感じ。また、山のヌシを追う最終場面は容易に想像される展開に思えた。
邂逅の森 Amazon書評・レビュー: 邂逅の森より
4163225706
No.101
(3pt)

評価は複雑

この作品、山本周五郎賞と直木賞のダブル受賞ということで期待して読んだが、正直言って、僕の趣味ではない。
確かに、「マタギ」という題材はとても新味がある。また、この本を読みながら、日本の大正期、特に東北地方山中での暮らしぶりや、雪積もる山の中での狩りの様子、第一次世界大戦の軍事需要に沸く鉱山の活況などが鮮やかに想像できた。その筆致は当時の時代風俗を蘇らせ、東北地方の土や森の香りを漂わせている。
ただ、物語の展開は男女の関係がとても色濃い。これが好きな人もいると思うが、僕にはちょっと・・という感じ。また、山のヌシを追う最終場面は容易に想像される展開に思えた。
邂逅の森 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 邂逅の森 (文春文庫)より
4167724014
No.100
(4pt)

お家にいて、安く購入できました

マイミクさんに紹介されて読みたいと思いました。
シリーズで購入したかったのですが、取りあえずまずこの本から。
読み終わったら又購入するつもりです。
お家にいながら、読みたい商品が手に届くと言うのは、とっても嬉しいです。
邂逅の森 Amazon書評・レビュー: 邂逅の森より
4163225706
No.99
(4pt)

お家にいて、安く購入できました

マイミクさんに紹介されて読みたいと思いました。
シリーズで購入したかったのですが、取りあえずまずこの本から。
読み終わったら又購入するつもりです。
お家にいながら、読みたい商品が手に届くと言うのは、とっても嬉しいです。
邂逅の森 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 邂逅の森 (文春文庫)より
4167724014
No.98
(5pt)

自然の声に耳を傾けながら生きるマタギ

マタギという職業の詳細を、全然知りませんでした。
でも、狩猟にあたり、獣の特性、山の地形や特徴、天候予測、そしてチーム員一人ひとりの長所短所を考えながら
作戦を練り獣をとる、最初の狩猟のシーンにまず圧巻されました。「勝負!勝負!」という掛け声に、気分が高揚しました。
この物語は、富治というマタギの人生を克明に描いています。
と同時に、今の時代にないがしろにされているさまざまなことに対する問題提起も、しているように思えます。
山の掟、と呼ばれる職業倫理を彼らは大事にしています。
ときには不可思議な掟もありますが、それは昔からの人々の知恵で出来上がったものです。
マタギは、山の、自然の声に耳を傾けながら、山を神聖なものとして畏れてもいます。
人間と自然との、猟という行為を通しての交わり。それ自体が神聖で、美しい荘厳さを感じます。
決して欲のままに獣をとってはならない、というマタギの掟。
今の欲望だらけのこの世の中を、恥ずかしく思いました。
なれない地名や方言、山の言葉に最初は戸惑いましたが、あとは一気に、面白く読みました。
邂逅の森 Amazon書評・レビュー: 邂逅の森より
4163225706
No.97
(5pt)

自然の声に耳を傾けながら生きるマタギ

マタギという職業の詳細を、全然知りませんでした。
でも、狩猟にあたり、獣の特性、山の地形や特徴、天候予測、そしてチーム員一人ひとりの長所短所を考えながら
作戦を練り獣をとる、最初の狩猟のシーンにまず圧巻されました。「勝負!勝負!」という掛け声に、気分が高揚しました。
この物語は、富治というマタギの人生を克明に描いています。
と同時に、今の時代にないがしろにされているさまざまなことに対する問題提起も、しているように思えます。
山の掟、と呼ばれる職業倫理を彼らは大事にしています。
ときには不可思議な掟もありますが、それは昔からの人々の知恵で出来上がったものです。
マタギは、山の、自然の声に耳を傾けながら、山を神聖なものとして畏れてもいます。
人間と自然との、猟という行為を通しての交わり。それ自体が神聖で、美しい荘厳さを感じます。
決して欲のままに獣をとってはならない、というマタギの掟。
今の欲望だらけのこの世の中を、恥ずかしく思いました。
なれない地名や方言、山の言葉に最初は戸惑いましたが、あとは一気に、面白く読みました。
邂逅の森 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 邂逅の森 (文春文庫)より
4167724014
No.96
(5pt)

動物モノというだけでなく、美しい愛の物語

直木賞と山本周五郎賞を史上初めてダブル受賞した作品。ということだが、そんな肩書を抜きにしても、読むべき小説。今まで、なぜ自分がこの作品を読まなかったのか、不思議な気がする。
物語は、マタギを生業とする主人公の青年期から壮年期にかけての生活を描いたものだが、基本的には、青年期に愛した女性、そして後に結婚をして娘をもうけた妻との間のラブストーリーだ。
東北の深い森の中のクマとの戦いを描いた動物モノ、自然モノではあるが、この題名の『邂逅』というのは獲物であるクマなどの自然動物と出合うということではなく、その動物の向こうにいる山の神というものだけではなく、その二人の女性、さらには、主人公自身との出会いを意味するのであろう。
クマを狩る部分の描写の素晴らしさはもちろんだが、二人の女性との関係、そして主人公自身の内面の葛藤など、自然に対する人間の奥深さを見事に描いていると思う。
こういう小説と出会うことがあるから、小説を読み続けることを止められない。物語の素晴らしさを満喫できた。
邂逅の森 Amazon書評・レビュー: 邂逅の森より
4163225706
No.95
(5pt)

動物モノというだけでなく、美しい愛の物語

直木賞と山本周五郎賞を史上初めてダブル受賞した作品。ということだが、そんな肩書を抜きにしても、読むべき小説。今まで、なぜ自分がこの作品を読まなかったのか、不思議な気がする。
物語は、マタギを生業とする主人公の青年期から壮年期にかけての生活を描いたものだが、基本的には、青年期に愛した女性、そして後に結婚をして娘をもうけた妻との間のラブストーリーだ。
東北の深い森の中のクマとの戦いを描いた動物モノ、自然モノではあるが、この題名の『邂逅』というのは獲物であるクマなどの自然動物と出合うということではなく、その動物の向こうにいる山の神というものだけではなく、その二人の女性、さらには、主人公自身との出会いを意味するのであろう。
クマを狩る部分の描写の素晴らしさはもちろんだが、二人の女性との関係、そして主人公自身の内面の葛藤など、自然に対する人間の奥深さを見事に描いていると思う。
こういう小説と出会うことがあるから、小説を読み続けることを止められない。物語の素晴らしさを満喫できた。
邂逅の森 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 邂逅の森 (文春文庫)より
4167724014
No.94
(5pt)

古き良き日本人。

本屋でなんとなく手にして、なんとなく読み始めてみたら、取り付かれるように一気に読了していました。
読み進めていく途中で、何度も峻厳たる山々の映像が頭に浮かび、いつのまにかマタギである主人公に同化している自分に気づき、非常に心地よい感覚を味わうことができました。自分が日本人であるという当たり前の事実を久しぶりに実感しました。
個人的には、富治と文枝が数十年の月日を経て再会した場面で、二人が一線を越えなかったことに、リアルさを感じ、作者のその倫理観に感銘しました。
邂逅の森 Amazon書評・レビュー: 邂逅の森より
4163225706
No.93
(5pt)

古き良き日本人。

本屋でなんとなく手にして、なんとなく読み始めてみたら、取り付かれるように一気に読了していました。
読み進めていく途中で、何度も峻厳たる山々の映像が頭に浮かび、いつのまにかマタギである主人公に同化している自分に気づき、非常に心地よい感覚を味わうことができました。自分が日本人であるという当たり前の事実を久しぶりに実感しました。
個人的には、富治と文枝が数十年の月日を経て再会した場面で、二人が一線を越えなかったことに、リアルさを感じ、作者のその倫理観に感銘しました。
邂逅の森 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 邂逅の森 (文春文庫)より
4167724014
No.92
(5pt)

マタギになりたい!そう思える1冊

マタギ本にはずれなし!
といってもまだ数冊しか読んでないのですがどのマタギの本もかなりよかったのでした。
そして今日読み終えた「邂逅の森」も!
マタギの里に生まれマタギになるも里を追放される主人公。
しかし男はやはり山でしか生きられないのだった。
もちろんマタギが主人公なのでまたぎの言葉や風習、文化とかかなり細かく書かれてるけど面白いのはやっぱり主人公の波乱に満ちた人生やその人間関係。
ちょっと悲しくなったりグッときたり。
ラストの山の主(クマ)との戦いは壮絶だった。
武器を失った人間の弱さ、逆に生命力の強さをビシビシ感じさせられた。
読んでからこの本作者のマタギ三部作の二作目だということを知る。
まじすか!?
1,3作目も読まんと!!
邂逅の森 Amazon書評・レビュー: 邂逅の森より
4163225706
No.91
(5pt)

マタギになりたい!そう思える1冊

マタギ本にはずれなし!
といってもまだ数冊しか読んでないのですがどのマタギの本もかなりよかったのでした。
そして今日読み終えた「邂逅の森」も!
マタギの里に生まれマタギになるも里を追放される主人公。
しかし男はやはり山でしか生きられないのだった。
もちろんマタギが主人公なのでまたぎの言葉や風習、文化とかかなり細かく書かれてるけど面白いのはやっぱり主人公の波乱に満ちた人生やその人間関係。
ちょっと悲しくなったりグッときたり。
ラストの山の主(クマ)との戦いは壮絶だった。
武器を失った人間の弱さ、逆に生命力の強さをビシビシ感じさせられた。
読んでからこの本作者のマタギ三部作の二作目だということを知る。
まじすか!?
1,3作目も読まんと!!
邂逅の森 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 邂逅の森 (文春文庫)より
4167724014
No.90
(5pt)

圧倒的

この作品の感想として、"圧倒的"という言葉が頭の中に浮かんできました。
ぐいぐいと引き込まれる文章、スケールの大きな大自然の描写、魅力的な人物たち、どれも素晴らしかったです。映画を見ているような感じでした。
お勧めです。
邂逅の森 Amazon書評・レビュー: 邂逅の森より
4163225706
No.89
(5pt)

圧倒的

この作品の感想として、"圧倒的"という言葉が頭の中に浮かんできました。
ぐいぐいと引き込まれる文章、スケールの大きな大自然の描写、魅力的な人物たち、どれも素晴らしかったです。映画を見ているような感じでした。
お勧めです。
邂逅の森 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 邂逅の森 (文春文庫)より
4167724014
No.88
(5pt)

今まで知らなかった自然

読んだのは、確か2年前。その年読んだ本の中でも、1、2を争うような強烈な印象があった。なのに、どこが、何がどうと言おうとすると、うまく言葉にならないのだ。恐らく本から漂い出た、現代生活の中では全く意識することのなかった、自然の大いなる「気」のようなものに、ただただ圧倒されたからだと思う。もちろん我々人間は、現在も自然の中で生きているのだが、自然と生活の境界線からずいぶん遠く離れてしまっているんだな…と考えさせられた。本来、生きるとは…という原始的なテーマが、圧倒的な迫力で迫ってくる。是非、読んでみて下さい。「思う」より「体感する」小説です。
邂逅の森 Amazon書評・レビュー: 邂逅の森より
4163225706
No.87
(5pt)

今まで知らなかった自然

読んだのは、確か2年前。その年読んだ本の中でも、1、2を争うような強烈な印象があった。なのに、どこが、何がどうと言おうとすると、うまく言葉にならないのだ。恐らく本から漂い出た、現代生活の中では全く意識することのなかった、自然の大いなる「気」のようなものに、ただただ圧倒されたからだと思う。もちろん我々人間は、現在も自然の中で生きているのだが、自然と生活の境界線からずいぶん遠く離れてしまっているんだな…と考えさせられた。本来、生きるとは…という原始的なテーマが、圧倒的な迫力で迫ってくる。是非、読んでみて下さい。「思う」より「体感する」小説です。
邂逅の森 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 邂逅の森 (文春文庫)より
4167724014
No.86
(5pt)

富治の生き様に感動。

◆2009年最初に読む本は、熊谷達也の小説で一番面白いと言われ、直木賞&山本周五郎賞を獲った「邂逅の森」を選んだ。
◆東北の熊マタギ、松橋富治の一生を書いたこの本、熊狩りの場面が臨場感溢れ素晴らしい。それだけではなく、富治の激動の人生がこれまた素晴らしい。女郎だったイクを深く愛していた富治の情愛に、過酷な狩猟を屁とも思わない熊マタギの格好良さに、すべてに深く共感できた。今年最初に読む本が、これほどまでに面白い本だったので、今年はいいスタートが切れそうである。
◆この本を読む前に「相剋の森」を読んだが、「相克の森」の主人公滝沢昭典の祖母の父が富治であり、女主人公美佐子の祖父は文枝と富治の息子幸之助である。という人物相関は、作者がマタギ三部作の構成を深く練り上げているから成せるのだろう。
◆第9章、再開の場面は実に感動的である。
邂逅の森 Amazon書評・レビュー: 邂逅の森より
4163225706
No.85
(5pt)

富治の生き様に感動。

◆2009年最初に読む本は、熊谷達也の小説で一番面白いと言われ、直木賞&山本周五郎賞を獲った「邂逅の森」を選んだ。
◆東北の熊マタギ、松橋富治の一生を書いたこの本、熊狩りの場面が臨場感溢れ素晴らしい。それだけではなく、富治の激動の人生がこれまた素晴らしい。女郎だったイクを深く愛していた富治の情愛に、過酷な狩猟を屁とも思わない熊マタギの格好良さに、すべてに深く共感できた。今年最初に読む本が、これほどまでに面白い本だったので、今年はいいスタートが切れそうである。
◆この本を読む前に「相剋の森」を読んだが、「相克の森」の主人公滝沢昭典の祖母の父が富治であり、女主人公美佐子の祖父は文枝と富治の息子幸之助である。という人物相関は、作者がマタギ三部作の構成を深く練り上げているから成せるのだろう。
◆第9章、再開の場面は実に感動的である。
邂逅の森 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 邂逅の森 (文春文庫)より
4167724014