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ゾラ・一撃・さようなら
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ゾラ・一撃・さようならの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点8.00pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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サラリと読めます。でもだからといって薄っぺらい内容のどうってことないミステリとは思いません。まぁ多分にそれは氏のファンである部分が大きく作用している所為と思いますが。しかし、ガチガチの本格的なハードボイルドスタイルの本を読むよりはこの方が楽しめる、自分としてはそのように感じました。相変わらず登場するキャラクターの魅力と会話の楽しさ、そして嫌味の無い人間的な身上やモノへの価値観の公平さ。金持ちが集まるパーティには一着だけ持っている上等なスーツを着ていく、趣味の問題ではないようするに、そういった防具なのだ。こういった言葉がとても気持ち良い。全てがこういった調子で語られる氏の価値観がとても好きだ。先に二作目の暗闇・キッス・それだけでを読んだので主人公の頸城悦夫という探偵の過去や人となりも把握していたので還って読み易かった。周りの取り巻く人物たちとの距離や温度などもここからスタートしているので違う意味で楽しめた。ラストはチョッピリセンチメンタルだけれど探偵にはこれが丁度良いと思う。 | ||||
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