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午前三時のルースター



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【この小説が収録されている参考書籍】
午前三時のルースター
午前三時のルースター (文春文庫)

午前三時のルースターの評価: 8.00/10点 レビュー 4件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点8.00pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全3件 1~3 1/1ページ
No.3:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

午前三時のルースターの感想

この著者さんの作品は、かなり前に「ワイルド・ソウル」を読んだきりである。
かなり面白かった印象があるが、当時の当方の評価は9点を付けていた。
最近、直木賞を受賞されたのを思い出し、そのこともあり、この方のデビュー作である本冊を手にした。
本冊は、サントリーミステリー大賞受賞作であるとのこと。期待は大きい。

さて、読み終わっての感想であるが、なかなか素敵で面白い作品である。
少年の何とも言えない切なさがいいですね。とは言っても、読後感は悪くはない。清々しくて爽快である。
また、この小説のタイトルがいい!ラストにその正体が説明される。
一番鶏を利用した「東京」と「サイゴン」の対比、とってもオシャレです。

処女作でこのレベルの作品。相当な技量の持ち主の方なんでしょうね。
ウイキを調べてみると、2000年にサントリーミステリー大賞で、その23年後、直木賞ですか。
ここ10年は、歴史小説がメインになっているようなので、それ以前の小説、手にしたくなりました。
それほど、評価が高かったと思います。
ただし、「ワイルド・ソウル」を9点にしていたので、流石にあのレベルの壮大さには遠く及ばなかったの、マイナス1点の8点にしました。
いやあ、しかし、本当に読み易く、軽快で面白かったですよ。

マッチマッチ
L6YVSIUN
No.2:
(7pt)

午前三時のルースターの感想

垣根涼介さんの作品に出てくる人物たちはとにかくかっこいい。

今作がデビュー作ということですが、他の作品に比べたら展開が早くて少し物足りない感じでした。

msy0228
VGUO2GM5
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

午前三時のルースターの感想

ベトナムを舞台にした作品なんですが、東南アジアの蒸し暑い雰囲気をうまく表現できていたと思います
登場人物にそれぞれポリシーみたいなものが感じられ、著者の車への造詣の深さと相まって男臭い雰囲気の世界観になっていると感じました
話の展開がややせっかちな印象を受けましたが、デビュー作だと考えれば十分な出来だと思います

最終列車
KU3TJU3C

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