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扼殺のロンド



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【この小説が収録されている参考書籍】
扼殺のロンド (ミステリー・リーグ)
扼殺のロンド (双葉文庫)

扼殺のロンドの評価: 7.50/10点 レビュー 2件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.50pt

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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)
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不可能状況+密室トリック

トリックメーカーの著者が仕掛けた連続する不可能状況+密室劇。

ドアの開かなくなった事故車から出てきたのは、無傷の男性と内臓を取り出された女性。
事故の直前にすれ違ったドライバーは2人は生きていた事を証言する。
この不可能状況から一気に魅了されました。

その後も関係者の屋敷で起こる怪奇現象や新たな密室。

前作の武家屋敷の殺人を読んだ時の楽しさ同様、
1冊の中にいくつもの仕掛けを施した贅沢な作品でした。

ただ、トリックの奇抜さはとても楽しかったのですが、
「そうだったんだ!」と驚かされたわけではなく、
「そんなことがあったんだ…」と傍観者の気分での読了でした。
何となく思うところですが、
読者が探偵と刑事達から離れた位置で情報を零れ見ている距離感があり、
気持ちが事件に深く介入してなかった気がします。
なので真相を聞いても驚けなかったかな……と。

とは言え、第1の事件の真相のインパクトは強烈だったのは確かなので、
少し残念な読了でした。

それにしても著者からは本格やトリックに対する愛情が強く感じられ今後も読んでみたい作家さんになりました。

▼以下、ネタバレ感想

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egut
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