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(短編集)

動機



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動機の評価: 6.92/10点 レビュー 12件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.92pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全12件 1~12 1/1ページ
No.12:
(9pt)

バリエーションが豊富

警察物だけじゃなく前科のある人、記者、裁判官とバリエーションが豊富で面白い。ミステリーとしてもちゃんとしてますしこの人の短編はハズレが少ない。

MEI
GD5UZMNE
No.11:
(7pt)

楽しく読めました。

「動機」には涙が出ました。

わたろう
0BCEGGR4
No.10:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(3pt)

動機の感想

すべて、暗い印象

mick
M6JVTZ3L
No.9:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(4pt)

動機の感想

この人は長編はつまらないが
短編は面白いので古い作品を読んでみた。
4編のうち1編が面白く読めたのでこの点です。
「動機」が表紙ですが
ほとんどお笑いです。

jethro tull
1MWR4UH4
No.8:
(7pt)

動機の感想

動機、以外は、意外にも…。よこ作品は短編でも深みを感じるが、これはイマイチな感じがしました。

kmak
0RVCT7SX
No.7:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

動機の感想

警察官、裁判官、新聞記者、元犯罪者と、警察とどこか関連のある4つの異なる立場の視点から描かれた4編の短篇集です。
事件は発生しますが、事件と言っても「警察手帳の盗難」などちっぽけなものばかりで迫力という点ではいまいちかも知れません。
どこか「警察あるある」的な軽さがあります。
些細な事件、些細なきっかけ・・・だったりするのですが、そんな些細な事が「動機」に繋がる。
人間の内面の弱いところにスポットを当てて、浮かび上がってくる「動機」に至るまでの過程を描いている。
そんな作品だと思いました。

正直、短篇集だと知らずに読み始めました。
面白かったのですが、男臭い長編警察小説を期待していたわけで若干拍子抜けくらったかな。

梁山泊
MTNH2G0O
No.6:
(8pt)

動機の感想

横山さんの作品には外れはないですね。 良かったです!

marebear
FLDW4YE1
No.5:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

動機の感想

四編とも盛り上がりに富んだ素晴らしい短編集でした
今まで何冊も読んだけれど横山秀夫さんの本は本当にハズレがない 高品質で安定してる

最終列車
KU3TJU3C
No.4:3人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

動機の感想

D県警シリーズの第二弾ですが、それぞれ独立した話。
横山秀夫さんは短編の本当にうまい作家さんですね。
特に表題作の「動機」と2話目の「逆転の夏」は硬派なサスペンス風でありながら、しっかりとミステリーしたかなりの秀作だと思います。

歌舞伎蝶
LMC3R9P9
No.3:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

動機の感想

4作品の短編小説からなる作品です。
主人公が刑事なのは1つのみで、他の主人公は女事件記者、前科持ち、裁判官となっているため、普通の警察小説とは違うものとなっています。
しかし、主人公達の心理描写、謎が明かされるまでの過程、そして真相はにたどり着くまでの描写は読者を作品に惹き付ける物があると思います。
主人公は一つを除いて警察以外の人達ですが、硬派な警察小説と言っても良い作品だと思います。

松千代
5ZZMYCZT
No.2:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

苦味を噛み締めたあとの、ほろりとした甘さ

4作とも独立した物語であり、主人公の立場も全く異なる。警務官、前科のある男、地方新聞の事件記者、裁判官・・・不意に彼らの足場が揺らぐところから各々の物語が始まる。
人間とは誘惑に弱い生き物だなぁとしみじみ思ってしまった。それは他者から与えられる甘い言葉だけでなく、己の心の中にもあるもの。つい安易な方向へと行きたがる、己に都合の良いように考える、悪いのは自分じゃない○○だ・・・などなど。なんでも自分に擬えるのは気色ワルイ読み方かも知れないが、やはり身につまされる部分は多い。
そして、主人公たちは、それぞれが何かを失くす。失うのは組織への(もしくは個人への)信頼であったり、野心だったり・・・安寧だったり、希望だったりするのだが、最後に失ったものの代わりに何かを手に入れる・・・と言ってしまうと綺麗事にすぎるかも知れない。失わなかったもの、手の中に残ったものに気づく。それは、救いとすら言えないほど、ささやかなものだったりする。明日は今日と変わらず苛立ちやら失望に満ちているだろうが、それでも「人生まだ捨てたもんじゃない」と思わせ、何かしら噛みしめるものを与えてくれる佳作ぞろいである。特に表題作のぴりりとした緊張感と、ラストの清涼感は秀逸。

驚愕冬彦
2WGNS0HA
No.1:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)
【ネタバレかも!?】 (1件の連絡あり)[]  ネタバレを表示する

動機の感想

4編が収められた作品集ですが、今作は警察官、殺人の前科者、新聞記者、裁判官とすべて設定が違う趣向になっています。好みの問題ですが、表題作の「動機」が良かったですね。相変わらずの緊張感と、最後のどんでん返し。最高です。ただ、作品世界の幅は拡がったのでしょうが、後半の2編はあまり好きではありませんので、現時点での横山作品では最低の評価となります。もちろんツマラナイ訳ではありません。発表当時の評価の高さが示す通りです。十分オススメですよ。

なおひろ
R1UV05YV

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