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ミカエルの鼓動



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【この小説が収録されている参考書籍】
ミカエルの鼓動
ミカエルの鼓動 (文春文庫)

ミカエルの鼓動の評価: 7.00/10点 レビュー 4件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.00pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全2件 1~2 1/1ページ
No.2:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

ミカエルの鼓動の感想

医療の現場のストーリーですが、医療に関わらず自身の仕事に対する誇り、自信、謙虚、感謝、仲間、チームワーク…といったところがメッセージでしょうか。
おもしろかったです。終盤は、真木ではなく、航くんの術後を描写した方が良かった気がするが、そこはプロローグとエピローグの関係なんですかね…。

kmak
0RVCT7SX
No.1:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

医療と命の本質を問う物語だが、予定調和で終わってしまった(非ミステリー)

2020年から21年に週刊文春に連載された、長編小説。手術支援ロボットか、従来の手術かで対立する医師たちの葛藤を描いた医療小説だが、ミステリーではない。
ポイントは「ロボットの欠陥を知った時、それでも手術で救える命があれば使用すべき」なのか、「万が一を考えれば、欠陥を公表すべき」なのかで悩む、ロボット支援手術のカリスマ医師の葛藤。対立する従来手術の天才がいい味を出していて、これは面白そうと思ったところで、まあ現状では誰もが容認する予定調和なエピローグになり、ちょっと肩透かし。ただ、筆者の筆力が抜群なので、ミステリーとしては物足りないが最後まで面白く読めることは間違いない。
医療ミステリー、医療小説のファンにオススメする。

iisan
927253Y1

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