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ヴィンテージガール 仕立屋探偵 桐ヶ谷京介



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ヴィンテージガール 仕立屋探偵 桐ヶ谷京介

ヴィンテージガール 仕立屋探偵 桐ヶ谷京介の評価: 7.00/10点 レビュー 1件。 Bランク
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No.1:
(7pt)

ヴィンテージガール 仕立屋探偵 桐ヶ谷京介の感想

この著者は初読みでした。
読後調べてみると、「法医昆虫学捜査官」のシリーズで結構有名な方なんですね。恥ずかしながら、当方知りませんでした。
されど、以前、某新聞の書評で紹介されていたので本書を手にした訳ですが、十分に楽しめました。
服飾ブローカー(仕立て屋)という設定の主人公が、その職業的知識を活かし、十年ほど前に殺害された少女の身元を追いかけ、事件の真相を明らかにするというお話です。
こうした特殊な職業を持った一般人がスーパー探偵ごとく活躍し事件を解決するというお話は、ちょっとハズレが多いんだけど、今回は当たりの部類ですね。
※そう言えば少し前に読んだ「紙鑑定士の事件・・・」というのがちょっと大外れだったので、余計に目立ちました。
主人公がその造詣の深さで、少女の服1枚から様々な情報を得、推理する過程が、本書の読みどころですが、著者は十分な知識と裏付けでこれを書いており、説得力がありました。
まあ、しかし、説得力はあっても、当然、実際はそうは行かないだろうというのは、常にあります。
要するに余りにも都合よく行き過ぎのは、否めない。しかし、本書はそれも含めて楽しめたらいいと思います。
主人公以外の登場人物のキャラも立っていたので、何となくシリーズ化されそうな予感を感じさせる一冊でした。

マッチマッチ
L6YVSIUN

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