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Mの女



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【この小説が収録されている参考書籍】
Mの女 (幻冬舎文庫)

Mの女の評価: 5.50/10点 レビュー 2件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点5.50pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全2件 1~2 1/1ページ
No.2:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(4pt)

Mの女の感想


ミステリ作家の西野冴子は旧友の亜美からタケルという恋人を紹介されるがどうも好きになれない。彼の過去の周りに見え隠れする殺人の影、そして冴子は自身に向けられた何者かの計画を自覚し始める。Mの女の意味とは一体・・・。

 タケルという軽薄な男、その背後にチラつく白石唯という女、ノンフィクション作家・泉堂莉奈、そしてミステリー作家・西野冴子、誰が何のために仕掛けた計画なのか?Mの女の「M」とは何を意味するのか?破綻ギリギリの物語はこれでは完結せず。

 

りーり
9EDFH0HC
No.1:
(7pt)

Mの女の感想

テテンポの良い文章と、先の展開が気になるストーリー構成は、流石浦賀和宏というべきか。
ミステリーというよりは、多少の捻りがあるサスペンスものであろう。あまり、ルポライター的なノンフィクションテイストの作品は好きではないのだが、主人公の一人称視点を通して物語が進むため、読書中はさほど違和感なく読み進めることができた。やはり、浦賀和宏作品は、第三者視点よりも一人称視点で展開される方が小気味が良い。
ひとまずこれで終わりという話ではなく、続編もあるため、一作としての評価はこのようなところに落ち着くか。

陰獣
Z0SROFAS

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