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誰か Somebody



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誰か Somebodyの評価: 5.60/10点 レビュー 5件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点5.60pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全4件 1~4 1/1ページ
No.4:
(4pt)

誰か Somebodyの感想

非常に淡々としており、事件もインパクトがなく、これってミステリーなのか?と思いながら読み進めた。
たしかに、主人公が、いろいろな人を訪れて、犯人を追っていくというパターンではあるのだろうが

mick
M6JVTZ3L
No.3:
(6pt)

ミステリーとしては5、人情話で7

杉村三郎シリーズとして知られる一連の作品の第一弾。文庫本の表4にある「心揺るがすミステリー」を期待して読むと、多くの読者は裏切られることだろう。ただ、その前文の「稀代のストーリーテラーが丁寧に紡ぎだした」の部分は当てはまっており、十分に読み応えのある人情話になっている。
主人公は、大コンツェルン会長の娘婿で、同コンツェルン広報室に勤務するサラリーマン編集者・杉村三郎。会長専属の運転手が自転車に撥ねられて死亡し、犯人は逃走。運転手の娘二人の「事件の犯人を追求する目的で父の半生記を出版したい」という要望をかなえるために、会長が杉村に協力を指示するところから物語がスタート。杉村は犯人は誰かという謎と、運転手の秘められた過去という、いわば2つの謎の解明に取り組んで行く。経験がある私立探偵ではなく、ましてや捜査関係者でもない杉村はさまざまな人々の善意に助けられながら、徐々に事件の背景を明らかにし、真相にたどり着いたときには、ひとりでは抱えきれないほどの重荷を背負うことになる。
運転手を撥ねて死亡させた犯人探しはミステリーとしては出来が悪く、引き付けるものは何もない。運転手の隠された過去の方がミステリー要素が強いが、こちらも純粋なミステリーとして読むといまいち。それより、作者の重点は平凡に見える人々が背負っているものの多様さと、それが互いに影響し合って生じる「生きることの喜び、悲しみ、難しさ」を描き出すことにあるようで、その点では非常に良くできている。登場人物がみんな生きていることで、さほど面白くもないストーリーも最後まで読むことが出来た。

iisan
927253Y1
No.2:
(4pt)

誰かの感想

序盤から中盤までは淡々と進み退屈。終盤唐突な展開で盛り上げるが、最後は酷いことになり気分が悪かった。登場人物に感情移入出来ず、気に入らない作品。おススメは致しません。

なおひろ
R1UV05YV
No.1:
(6pt)

誰かの感想

実は名もなき毒から先に読んでしまい、慌てて購入。
逆順読みでも、問題なく読めた。
ただ、名もなきのほうがインパクトがある分、順番どおりがベターだ。

塞翁
6AR0FFJN

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