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ダンデライオン



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【この小説が収録されている参考書籍】
ダンデライオン
ダンデライオン (角川文庫)

ダンデライオンの評価: 7.00/10点 レビュー 1件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.00pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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No.1:
(7pt)

ダンデライオンの感想

サイロ内の浮遊死体。ビルの屋上での開放的な密室。冒頭の昔話「空を飛ぶ娘」。双子の姉妹。古き良きミステリの要素を感じさせつつも現代的な作品。
中盤までよくある事件の普通の警察小説として読んでいたら、終盤の怒涛のまとめで社会的テーマ性や登場人物達のドラマや事件の真相などが明かされて綺麗にまとまる。着地が巧くて読後素直に凄いと思いました。

シリーズ三作目を最初に読んだからか、登場人物の姫野広海(ひめのひろみ)刑事が男なのか女なのかわからず、何か仕掛けてくるのかと余計な事で悩んでしまいました。シリーズ最初から登場しているんですね。キャラクターがよかったです。

著者本初読書でしたが、島田荘司を思わせる奇想の基点から現実的に落とし込む謎にプラスして、爽やかな刑事達のチームワークが気持ち良い。好みの作風で他の本も気になる作家さんに出会えました。

▼以下、ネタバレ感想

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egut
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