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グレイヴディッガー



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グレイヴディッガーの評価: 8.00/10点 レビュー 20件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点8.00pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全13件 1~13 1/1ページ
No.13:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

たった一晩に全部を盛り込んだエンタメのメガ丼!

骨髄移植のドナーとなるはずの男が謎の連続殺人に巻き込まれ、東京中を逃げ回るアクション・エンターテイメント作品。何も知らない男の逃亡アクション、警察による犯人探し、権力の陰謀など、冒険ものの面白さをたった一晩のできごとにてんこ盛りにした密度の濃い物語である。
生まれた時からの悪党を自認する八神が一生に一度の善行として骨髄移植のドナーとなることになり、入院準備のために悪党仲間である島中のアパートを訪ねると、島中は殺害されており、八神も謎の三人組に襲撃された。辛うじて逃げ出した八神だが、襲撃者たちは執拗に追跡し、八神は訳も分からず約束の時間までに入院予定の病院にたどり着けるように夜の東京中を駆け回ることになる。同じころ都内で一人住まいの女性の殺人事件が発生したのだが、被害者には奇妙な細工が施されており、同じような細工は島中にも施されていた。同一犯による犯行を疑った警察だったが、発生時刻と現場の位置関係から一人では実行不可能と判断し、犯罪者グループの存在を疑った。さらに、今度は八神を襲撃したグループのメンバーが殺害され、謎のグループを狙う別の犯罪者の姿まで垣間見えてきた。必死で逃げる八神、それをチームプレーで追い詰める犯人グループ、そしてある目的を秘めて神出鬼没の動きを見せる謎の男、連続殺人を防止するため懸命の捜査を進める警察・・・夜の東京に四巴の戦いが繰り広げられた…。
事件の背景になる要素がやや貧弱な印象だが、物語の展開がスピーディで登場人物のキャラクターが立っているので最後まで面白さが緩まない。現在の日本のミステリー、冒険小説の面白要素を全部盛り込んだ痛快な作品である。
アクションもの、警察もの、社会派ものなど、どのジャンルのファンでも楽しめる一冊としておススメする。

iisan
927253Y1
No.12:
(7pt)

テンポよく読めます。

アクション、ミステリー、サスペンス何でもありのエンタメ小説ですね。
読み始めは警察小説かなと思って読んでいましたが、主人公の逃亡に関する記述も多く、一種の冒険小説にような部分もありました。
そういう面では、結構テンポがよく小気味いいです。
本書の骨格となるミステリー部分も、しっかり書かれてあり、上滑りはしていません。読者に考えさせます。
とりあえずラストも、キチンと悪を始末して終わらせているので、めでたしめでたしというところでしょうか。
レベルが高いB級エンタメ小説でした。

マッチマッチ
L6YVSIUN
No.11:
(8pt)

グレイヴディッガーの感想

逃亡劇が疾走感あり描かれており、一気に読めた

▼以下、ネタバレ感想

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mick
M6JVTZ3L
No.10:
(8pt)

グレイヴディッガーの感想

まぁまぁ

呑んだくれ
P3S7II56
No.9:
(8pt)

グレイヴディッガーの感想

逃走シーンのスピード感はハリウッド映画のようで、ハラハラドキドキしながら読みました。殺し方が残虐でちょっと怖い。

▼以下、ネタバレ感想

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axel
RNCIKKBG
No.8:
(8pt)
【ネタバレかも!?】 (1件の連絡あり)[]  ネタバレを表示する

グレイヴディッガーの感想

面白かったです。
最初は人がどんどん殺されていって、訳が分かりませんでしたが、二章に入るとバラバラだと思っていたピースが一気に動き出すように、スピード感が出てきて一気に読み終えました。
最後までドキドキでした。
さすが、高野さんですね。
でも、先に「13階段」読んじゃっているので・・・ね。
読んで損はないと思います。

sinsin9171215
9HSRJ8EP
No.7:
(7pt)

グレイヴディッガーの感想

何が起こっているのか序盤では良く分からない。事件の背景が徐々に明らかにされると、ホントによく考えてあるな、と感心しました。スピード感のある一夜のサスペンスであり、ドラマの「24」の影響も有るかも知れませんね。登場人物にも好感が持て、読後感もまずまず良かった。リアリティは無いですが、おススメのエンタテインメント、面白かった。

なおひろ
R1UV05YV
No.6:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

グレイヴディッガーの感想

グレイブディッガーと言う変ったタイトルは中世の魔女狩りの頃の伝説を作者が創作したそうだが、内容は簡単に言うと八神と言う憎めない悪党の逃亡劇である。ちょっとした詐欺などで過ごしてきた八神だが、何か良い事をして人生をやり直したいと思い骨髄バンクに登録し、適合者のために翌日病院へいくところだったが、お金を借りようと自分の家(友人と名義を交換している)へその友人を訪ねていくと、そこには奇妙な殺され方をした友人の死体があり、そこへいきなりやってきた3人の謎の男に突然追いかけられるところから八神の逃亡が始まります。

謎の男たちや警察にも追われなんとか骨髄移植のために病院へたどりつこうとするのですが、東京の北から南への30キロが遠いこと。
かなり複雑な事件なのですが、展開もスピーディーで海外ドラマの「24」を思い出してしまいましたが、シリアスな内容で短い時間の間に次々と連続殺人が起こるのですが、主人公の八神がどこかユーモラスで最後まで楽しく一気読みできました。

たこやき
VQDQXTP1
No.5:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

グレイヴディッガーの感想

スピード感があって非常に楽しいです。

▼以下、ネタバレ感想

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歌舞伎蝶
LMC3R9P9
No.4:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

グレイヴディッガーの感想

ドナーとなった主人公が事件に巻き込まれて、移植手術に間に合うようにただひたすらに逃げまくる。とにかく、スピーディーかつ怒涛のように逃げまくるストーリー展開で、迫り来るハラハラドキドキ感はやはりすごい!
まさに、映画’逃亡者’を彷彿させる作品です。

フレディ
3M4Y9ZHL
No.3:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

グレイヴディッガーの感想

読む手が止まらなくなりました。

スピード感もよかったですし、何より面白かったです。

シビアな内容の中、ところどころにユーモアが入っているところもよかったです

アンコウ
BKBVHN0W
No.2:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

名もなき市井の小悪党

タイムリミット・サスペンス! あれよあれよと言う間に4人の人間が殺される。それも、トンデモなく残虐な方法で。その重要参考人として追われるアンチヒーロー型の主人公・八神は詐欺だの恐喝だのは日常茶飯事の小悪党だが、一念発起の末に骨髄移植のドナーとなり、明朝に骨髄を採取する手術を控えている身・・・とにかく明日の朝まで逃げ切らなければレシピエントの命に関わる、という設定で一気に主人公に感情移入できてしまう。ハリウッド映画ばりのノンストップの逃亡劇と同時進行で、トンデモ連続殺人の捜査が展開していく。現実離れした殺害現場の描写とは裏腹に、被害者の背後関係はきな臭さアリアリ。どう着地させるのか楽しみで、ついついページを繰ってしまう。闇に葬られてしまう部分もあるが、それはこの小説が担うところではないのだろう。とにかくスピード感が心地よく、読後感もすっきりと気持ちが良い。

▼以下、ネタバレ感想

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驚愕冬彦
2WGNS0HA
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

グレイヴディッガーの感想

一気読みの作品でした。
殺人鬼のホラー作品かなと思って手に取ったのですが、
スピード感溢れる、アクション映画を見ているような作品でした。

非常に読みやすいテンポで日本が舞台とは思えない。
そして魔女狩りを模した現場が生まれる猟奇的な事件。
場面の違うそれぞれの話が交差していく展開は面白いです。

高望みですが、謎やミスリードの意外性などのミステリ要素が
もっと欲しかったです。

結末へ向けて突っ走っている感が非常に気持ち良く感じました。

▼以下、ネタバレ感想

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egut
T4OQ1KM0

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