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白ゆき姫殺人事件



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【この小説が収録されている参考書籍】
白ゆき姫殺人事件
白ゆき姫殺人事件 (集英社文庫 み 50-1)

白ゆき姫殺人事件の評価: 6.64/10点 レビュー 11件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.64pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(5pt)

誰を信じればいい!?

いつもの湊かなえ作品のように、様々な人の証言を綴った構成で物語は進んで行きます。
いろんな人が同じ事件や出来事について語っているのに、全く捉え方が違っているというのは、実際に現実でもよくあることだと思います。それが自分に関係のあることでも他人のことでも。この作品でもそのような思い違いや、主観が大きく入った誇張によってみんなが振り回されるという作品です。SNSを用いた会話や週刊誌が、混乱や誤解を呼ぶという現実をうまく描写していると思いました。
特徴として、湊かなえ作品全般に言えますが、どの証言も嘘や誇張が混じっていて誰を信じればいいかなどは読み手の自由であると感じます。もちろん全員が嘘つきであるとも考えられますが。ただ、今作では犯人が明確に書かれているので読後のスッキリ感は他の作品よりありました。

▼以下、ネタバレ感想

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陰気な私は地球を回さない
L1K3MG03
No.2:
(6pt)

白ゆき姫殺人事件の感想

ネットでの炎上・マスコミによるデマ拡散といった社会問題を背景にしながら、関係者の独白という形で事件の真相が探られていく。関係資料を最後に読んでしまったため問題編と解決編のような読み方になってしまいましたが、「どんなに憶測を重ねても一般人やマスコミは警察にはかなわない」という一種のアンチテーゼのようにも受け取れる結末と、読者の感情をミスリードする構成は面白かったです(笑)。

水生
89I2I7TQ
No.1:
(5pt)
【ネタバレかも!?】 (2件の連絡あり)[]  ネタバレを表示する

白ゆき姫殺人事件の感想

映画化されるということもあり、読んでみた。湊かなえらしい構成で、視点によって、解釈が変わったり、都合の良い説明をしたりと、なるほどと思いながら読めた。ただ、最後はどうしてそうなるの?と言いたくなるような感じなので、もう少し深みがあると良いと思った。

ビッケ
K1LY4PU3

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