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追撃の森



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【この小説が収録されている参考書籍】
追撃の森 (文春文庫)

追撃の森の評価: 6.80/10点 レビュー 5件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.80pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全2件 1~2 1/1ページ
No.2:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

追撃の森の感想

女性保安官補ブリンが凄くパワフル。
殺し屋に撃たれ、逃走中湖に車で落ちても保安官としてのプロ意識と負けず嫌いな強さで立ち向かう。
逃げの状況からの攻めの一手も見もので、
こんな状況ではなければブリンは普段どんな活躍をするのだろうと読後に思いました。

数時間の物語なのに読書の足取が重く緊迫したムードを描いているのは流石で読みごたえあります。
一筋縄ではいかない舞台も良かったのですが結末はサラッと終わってしまった印象でした。

▼以下、ネタバレ感想

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egut
T4OQ1KM0
No.1:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

「距離」訳で魅力を半減

話のネタも展開も好みで満足で楽しかったと言い切りたいところだが、一部の訳と物語の終盤がもったいなかった。

まず、この物語は森の中での殺し屋から逃げる女警官との緊迫した対決が面白味であり、そこでこの本でもっとも重要なのは「距離」だと思う。森の大きさ、追ってくる殺し屋との距離、別荘から管理事務所までの距離、崖の高さ等。
ところが、この重要な距離がこの翻訳では、マイル、ヤ-ド、フィ-ト、インチで書かれている。アメリカで暮らしていた方は馴染みがあるかもしれないが、通常日本人でこの単位で書かれてすぐに距離感がつかめる人はどれくらいいるのだろうか?
四分の三マイル先とか六フィートとか普通に書かれてるが、つい調べて計算してしまう。

この物語のようにスピ-ド感をもって読み進める上で、瞬時のイメ-ジ感覚が必要なのにそれが一瞬止まる。原文に忠実ではないとしても、誰が読んでもわかるような単位を使用するべきだった。

それと、この物語は2部構成になっていて追撃戦の1部(4月)とその後の2部(5月)があるが、2部は要らない。事件の全貌と登場人物のその後が分かるが、1部で切ったほうが物語として締まってよかったと思う。
変にだらけた感が残った。

タカタソン
HU0OGV5Q

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