そして扉が閉ざされた

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評判

そして扉が閉ざされたの評価:

6.77/10点 レビュー 30件。 B ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点6.77pt

感想一覧

サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

全10件 1〜10 1/1ページ
No.10
(9pt)

方舟に似た設定、本作のほうが好みでした

ここ最近読んだなかで抜群に良作でした。
設定は核シェルターに閉じ込められた主人公を含めた四人の男女。誰が閉じ込めたかはわかっています。三か月前に死亡した女性の母親で、彼女は娘の死が四人の誰かによるものと確信し、睡眠薬を盛って閉じ込めたのでした。警察は車ごと海に落ちたことによる事故死と断定した。だから殺人のはずがない。そう思っていたはずの主人公たちですが、あの日何があったのか推理していくクローズドサークル・ミステリです。

近年評判をかっ攫った方舟と似たシチュエーションだと思いました。評価したとおり私は本作のほうが好みです。三か月前の嫉妬やら浮気といった人間の醜さのリアルな表現、閉じ込められた核シェルターから脱出を試みる足掻き、共に災難に見舞われたと思っていたはずの四人のうち誰かが殺人犯ではないのかという疑心暗鬼なと、丁寧に描写されています。なにより解決編の驚愕。見抜けなかったことに脱帽でした。

オチは方舟とまったく対照的です。まだ両者とも未読の方は二作とも読んで比較していただきたいです。

bamboo
NU17PFML
No.9
(9pt)

そして扉が閉ざされたの感想

登場人物の少なさと核シェルターの中という閉鎖された空間。
たったこれだけの材料でこんな作品に仕上げてしまう作者の創造力と文章力にただただ脱帽です。
ミステリーとしての完成度も文句なしです。
私は傑作だと思いますが、賛否は分かれそうですね。

歌舞伎蝶
LMC3R9P9
No.8
(9pt)

そして扉が閉ざされたの感想

知らぬまに地下室に閉じ込められた仲間たちが、なぜ閉じ込められたのか、どうすれば脱出できるか、それぞれ思惑や感情がぶつかり合い、とてもテンポのいい小説です。
登場人物は自分勝手な人たちばかりですが、話のテンポにどんどん会話に引き込まれていきます。
岡嶋さんの小説はとても読みやすく、あっという間に読み終わってしまいました。
(古臭さを全く感じませんでした。)

フレディ
3M4Y9ZHL
No.7
(9pt)

そして扉が閉ざされたの感想

少ない登場人物と限られた場所で話が進むのですが、その設定を巧みに利用して、主人公の視点と閉じ込められた四人による会話というシンプルな構成のみで書かれています。
こういう作家を筆力があるっていうでしょうか、最初から最後までとても読みやすい作品でした。

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ちんちろりん
NLFRSLFL
No.6
(9pt)

そして扉が閉ざされたの感想

久しぶりの純本格ミステリ(島田さんの解説を読んでいると、僕のジャンル区分もだいぶ不安になりましたが)
ミステリとしてだいぶ楽しめる作品でした。しかもとても読みやすかったです。
まあ、だんだんと大まかな真実は分かりましたが、伏線には全然気づけませんでした。伏線の張り方がうまい!!

アンコウ
BKBVHN0W
No.5
(9pt)

そして扉が閉ざされたの感想

嫌な性格の登場人物ばかりでした(´д`)でも、内容はとてもおもしろかったです。

▼以下、ネタバレ感想

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みい
XL0AKYF3
No.4
(9pt)

別な意味でストレスがたまる

密室に閉じ込められた4人が容疑者たち。本当の犯人は誰なのか?という話なのだが、登場人物のキャラクターがすべて嫌なやつでイライラしてくる。
殺された咲子にいたっては、そうなったのも必須と思わせるほどの性格の悪さ。
こんな状態だからこそ話の内容が引き立ち、相互の関係をうまく利用した展開には脱帽だが、少々ストレスがたまった。
舞台化でもしたら面白そうだ。演じる方はしんどいと思うが。

風の森
8BZ4CWPR
No.3
(10pt)

クローズドサークル、フーダニット、どんでん返し、そして登場人物は四人と極限までに贅肉をそぎ落とした名作です

してやられました

DJANTI
V1E5CPIL
No.2
(9pt)

真相にビックリ

本屋さんで沢山並んでいたので新作かと思ったけど昔の作品なんだね。
緊迫した真相探しにドキドキした。
意外な結末にもビックリ。

えんじ
VGV1LYIG
No.1
(9pt)

あの時、何が起きたのか?

推理すべき内容は「あの時、何が起きたのか?」であり、
閉じ込められた4人が真相を見つけだすと言った内容です。

これと言って殺人が起きるわけでもなく、不可能犯罪が起きると言う訳でもないですが、
4人で行う脱出方法を模索するやりとりや、過去の事件を思い出し議論していく所など先が気になる面白さでした。

閉ざされた空間と、過去の事件を扱う事から事件の規模は限定されていますが、
その中で起きるラストのどんでん返しはとても衝撃的。

大変面白い本です。

おいげん
PQLRUDUD