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密売人



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【この小説が収録されている参考書籍】
密売人
密売人 (ハルキ文庫 さ 9-6)

密売人の評価: 7.33/10点 レビュー 3件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.33pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(8pt)

密売人の感想

いつものメンバーが躍動。事件の詰めを表現して頂きたかった。メンバーの経歴と個性を活かしながら、絡み合う事件をスリムにまとめた作品です。

kmak
0RVCT7SX
No.2:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

さすがの安定感

北海道警察シリ-ズの何弾目ですか?5弾目?シリ-ズものであるので登場人物もおなじみで、今作も主要メンバ-がそれぞれ追っている事件が実は繋がっていて協力しつつという展開。今回は、犯人探しもそうだが報復から逃れる協力者を守れるかの追う者と追われる者、守る者の三つ巴の展開は緊迫感があって、つい読みふけってしまう。

このシリ-ズの特徴は北海道警察内部ネタが常にあって、1作目の「笑う警官」はこのシリ-ズではバイブル的な存在。これを読まないと関係性とかちょくちょく言葉で出てくる郡司事件とか何の事か分からないと思う。だた、1作目を読んでいてももう何年も前になるので忘れてる。もうそろそろ、そこからの脱皮と主要メンバ-達の新たな展開がないと、マンネリになりそう。

タカタソン
HU0OGV5Q
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

密売人は、何を売ったのか?

北海道警察、大通警察署のはみだし?警官、佐伯、新宮、小島、津久井など、いつもの面々が警察の正義のために奮闘する、おなじみのシリーズの最新作。本作でも、犯罪捜査の過程で警察内部が絡む疑惑が判明し・・・・。
発端は、釧路、函館、小樽での死体発見。何の関係もないように見えた3つの事件が、ある一家の失踪とともにリンクされて、警察のS(エス、スパイ)が鍵の連続殺人という疑惑が発生し、佐伯たちの捜査の中で、ある密売人の存在が浮き上がってくる。ストーリーとしては、かなり面白いものだと思うが、エピソードの積み重ね、悪役のキャラクター設定の深さなどの点で、やや物足りない。いつもの佐々木譲の“コク”がない、あっさりし過ぎという印象だった。
その点で、シリーズものとして読めば7点、単独作品として読めば6点、と評価した。

iisan
927253Y1

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