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猫を抱いて象と泳ぐ



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【この小説が収録されている参考書籍】
猫を抱いて象と泳ぐ
猫を抱いて象と泳ぐ (文春文庫)

猫を抱いて象と泳ぐの評価: 7.50/10点 レビュー 2件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.50pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全1件 1~1 1/1ページ
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

超越した独特の世界観を堪能。

この小説はとても些細な小説だ。「静」の小説。
物語に大きな事件があるわけでもなく、独特の世界の中で小さい主人公がからくり人形を操ってチェスを指し、チェスを通して人の優しさ、怖さ、喜び、悲しみ、恋を知っていく物語。
表現が難しいが手で包み込むようなやさしくて小さい話で、読み終わった後、主人公を想い涙を流した。

いろんなジャンルの本を読み漁って、心が乾いている方には響く小説だろう。
しかし、小説に動きを求める方にはつまらなく感じるかもしれない。
それと世界観が独特で、得に主人公の造形が、見えすぎると引いてしまうかもしれない。

ただ、それでもこの小説のオリジナリティは滅多に出会えるものではなく、自分にとっては唯一無二の小説と言い切れる。

タカタソン
HU0OGV5Q

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