弘仁元年(八一〇)、平城上皇を操って謀反を起こしたと言われる「薬子の変」。

母一人子一人で暮らしてきた四十五歳の娘は七十五歳の母親をなぜ殺害したのか?不明だった事件の動機を、美人大学院生・桜川東子が昔話・浦島太郎の大胆な新解釈で解き明かす(表題作)。

歴史の謎を求め旅する六郎太と静。親鸞縁の寺で、浄土真宗中興の祖蓮如が二人に語ったのは、ある村での陰惨な連続殺人だった―。

賢才と誉れ高い建仁寺の小坊主一休。同じ寺に寄宿する少女茜の両親を捜すため、侍の新右衛門と三人で旅に出た。

彼女がワイングラスの日本酒を呷ると、確実なはずのアリバイが崩れ出す―!渋谷区にある日本酒バー。

日本最古の歴史書であり、物語も謎もふんだんの「古事記」。

「古事記」に描かれた記述を通じて解き明かされる邪馬台国、ヤマトタケル、神功皇后など古代史の謎の数々と、古事記成立に秘められた驚くべき真相とは?―――日本最古の歴史書としてあまりにも名高い「古事記」の、歴史的叙術と神話的物語が織りなす世界に今、まったく新しい

延暦十六(七九七)年、京の官人・橘逸勢は修行の旅で讃岐の国の串谷村に立ち寄った。

星城大学准教授の早乙女静香、川原学園講師・翁(おきな)ひとみ、 聖シルビア女学院大学院生・桜川東子(はるこ)の歴女学者三人はいずれも美形。

「私を誘拐してください」小宮山佐緒理は潤んだ瞳で俺の手を握りしめた―。

“頭狂人”“044APD”“aXe(アクス)”“ザンギャ君”“伴道全教授”。

カウンター席だけの地下一階の店に客が三人。三谷敦彦教授と助手の早乙女静香、そして在野の研究家らしき宮田六郎。

東京タワーのてっぺんに突き刺さった人間の死体…。警察庁特命刑事・間暮誠は、その光景を一目見るなり呟いた。

あの殺人ゲームが帰ってきた。ネット上で繰り広げられる奇妙な推理合戦。

スーパーの保安責任者の男と、万引き犯の女。

何者かに殺されかけ、大正11年から現代の渋谷にタイムスリップしてしまった、明治の文豪・森鴎外。

東洋の寂れたバーの片隅で、過去幾たりもの歴史学者を悩ませてきた謎がいともあっさり解明されてしまうとは。

大昔、日本は北と南でアジア大陸と地続きだったが、温暖化によって……。

何の変哲もない家で、主婦の死体が発見された。

中2の太刀川照音は、いじめられる苦しみを「絶望ノート」と名づけた日記帳に書き連ねた。

レストラン“ブルーリップ”の美人ウェイトレスが、自宅アパートの一室で殺された。

“頭狂人”“044APD”“axe”“ザンギャ君”“伴道全教授”。

上杉謙信、伊達政宗、毛利元就…歴女三人組が旅の地で温泉に浸かりながら事件の真理を発見！戦国武将にまつわる謎解きが満載！

大学で古事記を研究する森田つぐみは、ある日、謎の組織に拉致されそうになり、雑誌記者の犬飼大志郎に助けられる。

星城大学の研究者早乙女静香は宮田六郎と京都へ旅することになり、かねて興味を抱いていた崇徳院について調べようとする。

大人気！　タイムスリップシリーズ第７弾！かの聖徳太子が現在にタイムスリップし、色々とやらかします！

美人歴史学者の静香、ひとみ、東子の女子三人は、吉野ヶ里遺跡の古代墓で、知人の考古学者の死体を発見。

星城大学史学科の森田つぐみは、親交のある歴史研究者の森田圭介が邪馬台国の金印発見プロジェクトのメンバーに選ばれたことから、邪馬台国に興味を持つ。

消失死体がまた元に戻る!?完璧の「密室」と「アリバイ」のもとで発生する、学生バンド“メイプル・リーフ”殺人劇―。

大学教授の曽根原は、ふと気づくとバー〈スリーバレー〉の前に足が向いている。

討論会からの帰り道、ふと立ち寄ったバー〈スリーバレー〉。

笑いの本質とは?能面はなぜ必要か?世界の神話と日本の神話はどうして似ているのか―。

渋谷区のバー“森へ抜ける道”。マスターの島のもとには探偵の工藤、ライターの山内が集う。

意外にも鋭い推理力で謎を解け！ 家事代行会社でアルバイトをする大学生の樋口亜美。

「娘を誘拐した。返してほしければ…」とんでもない条件に奔走する関係者たち。

『邪馬台国はどこですか?』再び! 日本文化を研究する「和風研」の女子高生たちが、討論形式で日本史の謎を大胆に解く連作短篇集。

「絶対味覚」を持つ天才コック・古着屋護の手で、室田署地下食堂は、 一般市民まで押し寄せる人気店へと生まれ変わった。

港区六本木にあるメンタル・クリニック「なみだ研究所」。

現場に残された「蒼い月」という文字、横たわる死体―。十八歳のフリーター三ヶ尻由衣が自宅で強姦、刺殺された。

笑って、泣けて、驚愕する!? 衝撃の歯医者ミステリー! 現役歯科医が描く「歯科医療ミステリー」の頂点!! スタッフ全員が女性の錦織デンタルオフィス。

古典の授業中、教師に鞭で打たれた本間香葉子は、そのショックで平安時代にタイムスリップ。

星城大学の研究者早乙女静香とライターの宮田六郎は、〈スリーバレー〉で歴史談義で角突き合わせるだけの関係だったが、なぜか共に崇徳院の足跡を辿る旅に向かう。

一杯呑みながら、読んでください。人気シリーズ、待望の最新刊! 毎週金曜日は、バー「森へ抜ける道」の特別な日。

「それは歴史上の大きな謎になっていて、まだ誰も解明していないんですよ」「じゃあ、ここで解明してみましょうか」学界の若きホープと教え子VS市井の歴史学者と知識ほとんどゼロだが頭は冴えている美人バーデンダー。

和歌山に、ある宗教団体の御神体の取材へ向かう早乙女静香と、量子力学研究機関の代表へインタビューをしに行く宮田六郎。

名探偵・信濃譲二は、とある小劇団にマネージャーとして参加し、万能ぶりを発揮し始める。

縦横無尽の酒飲みトークと不可能犯罪の意表をつく推理。絶好調シリーズ最新作! 現役刑事も、職業探偵もさしおいて。

山手線の電車内だけに現れる名探偵――山手線探偵。

冬の八ヶ岳山麓の別荘で、猪狩家の令嬢・静香が逆さ吊り死体で発見された。

大学生の樋口亜美は、ひょんなことから家事代行会社でアルバイトをすることに。初仕事は犬の散歩。

明治二十六年、杉山潤之助は、旧知の月輪龍太郎が始めた探偵事務所を訪れる。

『探偵スルース』+『熱海殺人事件』に鬼才が挑む! 「さて、この死体をどうする?」 切羽詰まった売れない作家と編集者による「禁じ手」に探偵を据えての推理合戦、すべては怒濤の結末のために! 名探偵メントのために!

気弱なオタク男子、光輝は進学先の高校でもいじめられ、あげくに橋から突き落とされる。

「自分が食べるためにこそ、おいしいものを作らなきゃ」菜の花食堂の料理教室は今日も大盛況。

横浜中華街にある、たんぽぽ探偵事務所、略してタンタンは、所長の岸翔太と押しかけ社員で言葉を知らないため時々奇妙な会話となる鈴木海鈴、通称マリンの二名からなる。