内見したマンションはおしゃれな街のおしゃれな造り、環境も間取りも条件も申し分ない。

連続結婚詐欺&不審死事件の容疑者―稀代の毒婦、佐竹純子。

フリーライターのなっちゃんは、編集者の依頼にいつでも応えられるよう、多くのアイディアをパソコン保存していた。

女性誌「フレンジー」の人気連載小説「あなたの愛へ」。

かつて一世を風靡した美貌の女優・野崎有利子。彼女に魅せられたエリートサラリーマンが、殺人と詐欺の容疑で逮捕された。

プールで謎の死を遂げた世界的流行作家“ジョー・コモリ”。

同日に同じマンションで、二人の独身キャリアウーマンが殺された。

タワーマンションの最上階、四〇一二号室に暮らす人気作家、三芳珠美は、人生の絶頂にいながら満たされずにいた。

「私の息子は、犯罪者になるに違いない」 1962年、西新宿・十ニ社の花街にある洋館「鸚鵡楼」で殺人事件が発生する。

「週に三度、他の男とセックスすることを習慣にして」いる主婦・麻美。

少女漫画 『青い瞳のジャンヌ』 をこよなく愛する”青い六人会”。

カンタベリーへの道中、同じツアーの参加客が各自、とっておきの不思議な話を披露し合うことに。

出版社で働く派遣社員の倉本渚は、ある日AV女優連続不審死事件の容疑者が遺したルポ「アルテーミスの采配」を手にする。

「さて、同窓会を下記のとおり開催することとなりました。

タワーマンションの最上階に暮らす売れっ子作家・珠美は人生の絶頂。一方、売れない作家桜子は安マンションで珠美を妬む日々。

一家惨殺事件のただひとりの生き残りとして、新たな人生を歩み始めた十歳の少女。だが、彼女の人生は、いつしか狂い始めた。

一本の電話に、月刊グローブ編集部は騒然となった。男女五人を凄絶なリンチの果てに殺した罪で起訴された下田健太。

昔のあの出来事、セクハラにあたるのでしょうか?…西城秀樹が好きでたまりません!占いは当たるのでしょうか…すべては“あなたの悩み”から始まった―。

たった一度の人生、失敗したくない。そう願ってきたのに「成功」できていない落合美緒。

半年後までに、邪魔なものはみんな“片付ける"――。

1768年。革命前の爛熟したパリで、女の惨殺死体が発見された。

中学時代、いじめと病に絶望した野々宮恭子は 従姉妹の蒲生美智留に命を救われた。

小学生の頃のクラスメイトからかかってきた一本の電話。「覚えている?会おうって約束したこと」。

「グランドマンション一番館」には、元「名ばかり管理職」の男、元公務員、三世代同居の女所帯から独居老人、謎の若者、はてはかなり変わった管理人までと、アクの強い人たちが住んでいる。

郊外の町で、幼稚園児の遺体が発見された。被害者は死後に性的暴行を加えられていた。

神奈川県警が劇場型捜査を展開した「バッドマン事件」から半年。 巻島史彦警視は、誘拐事件の捜査を任された。

結婚パーティーの最中、カリスマブロガーの月村珠里亜が倒れ、昏睡状態に。

浦和医大・法医学教室に「試用期間」として入った研修医の栂野真琴。

母と娘。二種類の女性。

【第２９回　山本周五郎賞受賞作】 善意は、悪意より恐ろしい。

仕事も恋愛も上手くいかない冴えないサラリーマンの貴生。

「しばらくの間でいい。

一九七四年生まれの二人の「陽子」。

わたしが人殺しになったのは、この街のせい――。

エリート銀行員の仁藤俊実が、意外な理由で妻子を殺害、逮捕・拘留された安治川事件。

猫のまりもさんと出逢ったのは「運命」だった。

幼馴染の美人双子、優衣と麻衣。僕達は三人で一つだった。

埼玉県の片田舎・神室町に幼稚園教諭として赴任した喜多嶋凛。

深瀬和久は平凡なサラリーマン。唯一の趣味は、美味しいコーヒーを淹れる事だ。

『三匹の子豚』が朝ドラで大ヒットした斉川亜樹。鳴かず飛ばずの時代からようやく抜け出し、忙しくも穏やかな生活を送っていた。

39歳の開業医・川辺。妻は勤務医。

家事と育児に追われる高村文絵はある日、中学時代の同級生、加奈子に再会。

人生は楽しく、充実していなければ。そこそこ出世した旦那に、健康な息子。

雨の夜の不動産業者殺し。強引な取調べで自白した青年は死刑判決を受け、自殺を遂げた。

2006年12月1日、東京で3人の人物が殺され、未解決となっている「12月1日連続殺人事件」。

六十年前の団地体験で賞金五百万円――って、これ現実!? 昭和と令和が交錯するイヤミス新次元! 賞金につられてリアリティショーに集まった二つの家族。

あなたに、いつか「恩返し」をしたかった──「二十歳の誕生日プレゼントには、指輪が欲しいな」わたしは恋人に人生初のおねだりをした。

わたしを裏切った男と侮辱したあの女は絶対に許せない!ふたり同時に復讐するには、あの方法しかない―男に妻も子どももいると知った愛人の心に燃えたぎった嫉妬と殺意。

大学で犯罪心理学を教える高倉は、妻と二人、一戸建てに暮らす。

加害者と被害者は紙一重。

別居している妻の潜伏先を察知した男が、応対に出た姉のほうを撲殺―一一〇番通報の時点では単純な事件と思われた。

ここは万両百貨店外商部。お客様のご用命とあらば、何でも(殺人以外)承るのが外商の仕事。

フリーの校正者・興梠に届いた自費出版小説『縄紋黙示録』の校正紙。

正式に探偵社に入社した井上雅也。だが、地味な仕事続きで不満気味。

日本推理作家協会賞受賞!心に刺さる連作短篇集 島に生まれ育った人々の、島を愛し島を憎む複雑な心模様が生み出すさまざまな事件。

本が売れず極貧一人暮らし。