ドラマ「相棒」のノベライズで人気を博す著者の、デビュー作となった第2回『このミステリーがすごい!』大賞優秀賞受賞作品が新装版で登場! パチスロメーカー「ダッシュ電子」で企画開発をしていた東俊哉。

わけありの25億円をめぐる、25人の悪党たちによる強奪戦。

ペットショップになんで探偵の依頼なわけ!?場所柄やってくる近所のキャバ嬢や地元のヤクザなど、厄介な常連客から持ちこまれる数々のトラブル。

パチスロ必勝法は「最高設定6の台を打つ」。この裏情報を元に、月百万単位の売り上げを誇る東。

三十年前に非業の最期を遂げた画家、鷲沢絖。かつて鷲沢邸には幻の画家ラ・トゥールの絵があった。

「『このミス』大賞の枠を超えてすごい作品」（吉野仁・書評家）と、全選考委員が驚愕したデビュー作がついに文庫化！　貧困、因習、いじめ、閉塞感をぶち破る、『このミス』大賞史上最大の衝撃作です。

第1回『このミス』大賞優秀賞受賞作！ 湘南の海にうごめく国際的陰謀！ 青春を疾走するダイビングミステリー 話題作揃いの『このミス』大賞シリーズ中、最も異彩を放つ語り口と瑞々しい文章で選考委員を魅了した優秀賞受賞作。

人気球団オリオールズの投手・沢村。

渋谷を根城にファイトパーティーを主宰し、トップにのし上がったストリートギャング雅。

神様のような清廉潔白な教師、坪井誠造が逝去した。その通夜は悲しみに包まれ、誰もが涙した。

ひょんなことからやくざの組事務所に出入りすることになった大学生の亮。そこは個性豊かな面々がとぐろをまく強烈な世界だった。

部屋に麻薬のカケラを残し失踪した加奈子。その行方を追う、元刑事で父親の藤島。

大学に助手として勤務する香坂啓介は、先輩・佐倉雅幸の一人娘・五歳の真奈佳に亡くなった妹の面影を重ねて可愛がっていた。

「じつはフランス製じゃないんだ、フランス人形は」「そうなの?」ある春の日、八駒家に持ち込まれたプラスチックの箱の中身は「冬の室内」といった趣の舞台装置と、その右のほうで行儀よく椅子に腰かけている少女の人形。

「読者が犯人」というミステリー界最後の不可能トリックのアイディアを、二億円で買ってほしい―スランプ中の作家のもとに、香坂誠一なる人物から届いた謎の手紙。

爆弾テロ予告事件が起こった東京ビッグシティマラソン。

元刑事で一人娘が失踪中のD県警広報官・三上義信。

おまえが死ぬのを見たい―男はそう言ってアレックスを監禁した。

故郷を捨て、過去を消し、ひたすら悪事を働いてきた日系ブラジル人の高木耕一は、コロンビア人の出稼ぎ売春婦DDと出逢う。

原爆が6発落とされた日本。敗戦の絶望の中、国はアメリカ発の不老技術“HAVI”を導入した。

平凡な家庭で育った小学生の圭輔は、ある不幸な事故をきっかけに、遠縁で同学年の達也と暮らすことに。

会員制高級ステーキハウスの雇われ店長、久慈良彦は、オーナーの立浪琢郎から「妻と寝ただろう」と銃をつきつけられた。

死刑制度が廃止された近未来の日本。

「売られた喧嘩は買う。わしの流儀や」建設コンサルタントの二宮は、議員秘書からヤクザ絡みの依頼を請け負った。

第1回『このミステリーがすごい!』大賞・大賞金賞受賞作として、「描写力抜群、正統派の魅力」「新人離れしたうまさが光る!」「張り巡らされた伏線がラストで感動へと結実する」「ここ十年の新人賞ベスト1」と絶賛された感涙のベストセラーを待望の文庫化。

〈王国〉周辺の海域を荒らし回る海賊連合〈南十字星〉の首魁アルバート・リスターが、海賊退治で勇名を馳せる海軍提督バロウズ卿を誘拐した。

中央区日本橋。男性の“損壊"遺体が発見された。

大森署署長・竜崎伸也の身辺は、にわかに慌しくなった。

中堅調査会社が併設する探偵養成所に、決して笑わぬ美少女・紗崎玲奈が入校する。

一九九七年、カナダ西海岸・ヴァンクーヴァー。中国への返還目前の香港から押し寄せる移民たち。

「今から三時間後にあなたたちは全員死にます。

日本から約一万二千キロ、アフリカ大陸。国際連合南スーダン派遣団の第五次派遣施設隊内では、盗難事件が相次いでいた。

謎のカルト教団と革命の予感。自分の元から去った女性は、公安から身を隠すオカルト教団の中へ消えた。

59万部突破『生存者ゼロ』の著者が放つ最新作! 東京に謎の武装集団が極秘裏に上陸し、都内各地でテロ行為が発生。

株式公開を目指せ、その後で株を売れ。かつての地上げと同じ方程式がそこにある―。

「待たんかい。

マイナス40度も珍しくない極寒の北海道・天塩研究林。そんな土地に立つ小屋に集まった、学者や仲間たち。

映画製作への出資金を持ち逃げされたヤクザの桑原と建設コンサルタントの二宮。

第11回『このミステリーがすごい! 』大賞・大賞受賞作、待望の文庫化! 北海道根室半島沖の北太平洋に浮かぶ石油掘削基地で、職員全員が無残な死体となって発見された。

池袋の繁華街。雑居ビルの空き室で、全身二十カ所近くを骨折した暴力団組長の死体が見つかった。

ストーカー容疑をかけられたことから会社をクビになり、引きこもりの生活を続けていた青野恵介は、ひょんなことから“秘密結社"に就職することになる。

本土から1500キロ離れた東硫黄島。火山の噴火から避難するため住民が東京に移住してしまった孤島である。

電車内で女子高生に痴漢を働いたとして会社員の武本が現行犯逮捕された。

陽気なギャング一味の天才スリ久遠は、ひょんなことからハイエナ記者火尻を暴漢から救うが、その正体に気づかれてしまう。

第2回『このミス』大賞においてダントツで賞賛を受けた大賞受賞作がついに文庫化!代理母として生計を立てている良江は、かつて出産した息子を救うため、ある“犯罪”を企てる。

累計15万部突破の人気シリーズ、最新刊! 相手のしぐさから嘘を見破る美人取調官・楯岡絵麻が後輩の西野とともに、新たな敵に挑みます。

第12回『このミステリーがすごい! 』大賞隠し玉作品、ついに刊行! 中高生時代の同級生4人が6年ぶりに再会。

大ヒット『神様の裏の顔』著者が仕掛ける、もう一つのどんでん返しミステリ 人気作家・怜子と若手女優・夏希の誌上対談は、和やかに行われた。

仕事も恋愛も上手くいかない冴えないサラリーマンの貴生。

巨大スーパー・一風堂を襲った連続爆破事件。

新宿の街を震撼させたチャイナマフィア同士の銃撃事件から二年、警察の手すら届かない歌舞伎町の中国系裏社会を牛耳るのは、北京の崔虎、上海の朱宏、そして、銃撃事件で大金を手に入れた台湾の楊偉民だった。

裏社会の人間が次々と惨殺された「ブルーマーダー事件」。その渦中で暴力団組長・皆藤が行方不明になっていた。

日本列島を震撼させた「歌舞伎町封鎖事件」から七年。伝説となった犯罪者“ジウ”に自らを重ねる新たな怪物“ダムド”が現れた。

『このミステリーがすごい! 大賞シリーズ最新刊! あいつは死神だ。もしあいつが学校に出てきたら、また人が死ぬぞ――。

僕の小説の中では もっとも本格ミステリー度が 高い自信作です。

ともに大阪府警を追われた、かつてのマル暴担コンビ、堀内と伊達。