フリマアプリで、「カシル様専用」として箱を出品すると、必ず落札される――。

民俗学のフィードワークの手法を用いて、取材を元に怪談を執筆してる呻木叶子が遭遇する四つの事件。

「或る、バイト体験者の話をインタビューしてきてください」 新作の執筆依頼でバイト体験者たちに取材をしていく一人の作家。

「その旧家の男子は皆、十二歳で命を落とす――」映像制作会社でディレクターとして働く杉田佑季は、プロデューサーの小隈好生から、モキュメンタリーホラーのプロットを託される。

角川ホラー文庫30周年を記念し、最大の恐怖を詰め込んだアンソロジー、待望の第3弾。

「最恐の幽霊屋敷」という触れ込みで、貸し出されている一軒家がある――。

北関東の実家を飛び出し、東京の歓楽街まで流れ着き、ボーイズバーにハマってしまった18歳のさあや。

みんな死ぬよ　誰も帰れない ホラー映画撮影スタッフを襲う悪夢のような事件。

はじまりは中国妖怪を模倣した連続猟奇殺人事件だった。

一葉(ひとは)には母と2人だけの秘密があった。正体不明の異形――「泣き女」が見えるのだ。

死が、かけがえのない生を輝かせる。 啓栄大学演劇研究会卒業生の元に届いた脅迫状。

数百年続く、凄惨なる呪いの戦い――。至高の恐怖と異形の謎に挑め。

徐々に活動の成果を認められ始める潜入班。 ある日彼らの元に、似通った内容の調査依頼が複数舞い込む。

我々は、なぜ小説を読むのか。

「変な怪談を聞きに行きませんか？」会社の部下に誘われた大学のオカルト研究会のイベントで、とある怪談を聞いた日を境に高山カレンの日常は怪現象に蝕まれることとなる。

『今すぐ人生がどうにかなってもいい人募集中!』web発・日常侵食ホラー 実母のせいで貯金も住処も失ったタカヒロは、住み込みでマンションの一室を管理する仕事の求人を見つける。

口に髪が入ったら死がやってくる。

第17回ミステリーズ！新人賞受賞作ほか4編を収録 僕の姉は実話怪談作家だ。

巨匠監督が謎の死を遂げ、試写会の参加者は自殺…… 真相に探る人々に恐怖が迫る‼ 昭和最後の巨匠と呼ばれた映画監督・白波瀬が、最新作の完成直後に不審死した。

大唐帝国の帝都・長安で生ずる、奇怪な連続殺人。 屍体は腹を十文字に切り裂かれ、臓腑が抜き去られていた。

食事中、睡眠時、入浴中――ずっとあなたを見つめています。 新興宗教の教祖・七沢ルナは暴力と凌辱の日々を強いられていた。

〈音〉や〈音楽〉をモチーフに異形な物語を集めた1冊。

亡き夫に唇を触れられたと語り出した義妹（「魂疫」）。縁切り神社で行われる、奇妙な“儀式”（表題作）。

ドロドロに液体化した男性の遺体が都内で発見された。 死亡した男性は坂口の学者仲間・古屋教授。

小学生のとき、担任の先生と町の外からやって来た男が駆け落ちしたのを忘れられない主婦。

18年前に起きたカルト教団《アルパートンの天使》集団自殺事件の謎……犯罪ノンフィクション作家がつかんだ、衝撃の真相とは!?

ピレネー山中で男性の惨殺体が見つかった。 死体の傍には謎の記号が描かれた石が残されていた。

大正時代末期、大阪船場。画家の壮一郎は、妻・倭子の死を受け入れられずにいた。

その〈空洞〉から、すべては始まった。

「おまえの助けが要る。たった今、きわめて重大と思われるあることがわかった。

デートに誘ったはずが「家電量販店に行こう」と言われ、憧れの女性と開店前行列に並ぶことになった大学生の青年。

〈マーダー・ミステリ・ブッククラブ〉に新たなメンバー四人が加わった。

横濱で知らぬ者なき富豪一族、檜垣澤家。当主の妾だった母を亡くし、高木かな子はこの家に引き取られる。

おしゃべりと食べることと仕事が大好きな33歳のひまりは、ある夏の日交通事故に遭ってしまう。 目が覚めると体が動かない。

物語のラストでこれまでの景色が一変する「どんでん返し」。そんな短編を5つ、収録しました。

私は探している、「人を殺せる」怪談を。

畳は腐り梁は限界、崩れ落ちそうな巨大な襤褸屋敷ー姑の世話をするため、文子は単身赴任の夫と離れ、娘と姑の３人でこの家に暮らし始めた。

インド洋の孤島の館に、世界中の名探偵が集められた! 元スコットランドヤードの特殊事件捜査担当官の私立探偵、元一流コンサルティングカンパニーVPのデータ分析探偵、フランスの詩人探偵、カナダ文学史を講じる大学教授探偵、元ボクシングチャンピオンの探偵、一四歳の

花も盛りの明治40年――高遠彬の紹介で、ひとりの男が書舗「弔堂」を訪れていた。 甲野昇。

断崖絶壁に建つ武家屋敷から一族が忽然と姿を消した「消失屋敷」の殺人事件で出会ったフリーライターの新城誠と文芸評論社の編集者・中島好美。

ライターの藤崎俊一はある男を追っていた。

シングルマザーの美苗は、兄夫婦と両親、祖母が引っ越したばかりの家に幼い娘とともに身を寄せる。

『プロトコル・オブ・ヒューマニティ』に続く、長谷敏司新作中篇300枚を収録。

少年の命を救うのは、どちらの正義か。 大学病院で、手術支援ロボット「ミカエル」を推進する心臓外科医・西條。

「人を轢いたかもしれない」 厳格な父親からの一本の電話。

国際会議のため来日した、ゾエザル王国の外務大臣・ジュサツ。

埼玉で二歳の子を含む一家三人を惨殺し、死刑判決を受けている少年死刑囚が脱獄した! 東京オリンピック施設の工事現場、スキー場の旅館の住み込みバイト、新興宗教の説教会、人手不足に喘ぐグループホーム……。

学生時代に一度だけ公募型アンソロジーに採用され、ミステリ作家デビューを夢見る小松立人は、学生時代にとある犯罪に手を染めた。

救急医・武田のもとに搬送されてきた、一体の溺死体。その身元不明の遺体「キュウキュウ十二」は、なんと武田と瓜二つであった。

40歳の三文ライター・猪名川健人は、婚活事業を営む「ドリーム・ハピネス・プランニング」の紹介記事を書く仕事を引き受ける。

婚約者・坂庭真実が忽然と姿を消した。 その居場所を探すため、西澤架は、彼女の「過去」と向き合うことになる。

月島美佐はネイルサロン『月と星』を営むネイリストだ。

累計50万部突破の超話題作「セカスキ」待望の続編。

希望も潰える恐怖がここに。全編書き下ろしの超豪華アンソロジー! 「考えうる、最大級の恐怖を」。

ホームレスの女性が、公園で殺害されているのが発見された。犯人も動機も不明。

親友が、シリアルキラーになった フリーライターの世良未散のもとに「女子中学生墜落死事件」の執筆依頼が入った。