児童書の出版社で働く香衣は、とあるきっかけで“カフェ・チボリ”に通うようになる。

彼女が遺した「きらきら星」が指し示すのは── 小さな謎を追う「透明な男」が人と人をつないでゆく。

変わった名前をもつ大学院生、中央。彼はちょっとレトロな撞球場「ビリヤードハナブサ」でアルバイトをしている。

東中野の商店街にひっそりと店を構える〈喫茶おおどけい〉。

美味しい1杯のお茶が、あなたの悩みを癒します。 仕事もプライベートも崖っぷち。

船橋東署の刑事矢島正成は、娘の律花が通う幼稚園でバス運転手の不審死に遭遇する。被害者の手には火傷があった。

ホラー作家の失踪、酒蔵関係者の連続惨殺事件、そして九年前の奇妙な依頼。その真相は螺旋の記憶の奥底で蠢いていた。

新型ウイルスの感染が拡大する中、IT探偵の出原しのぶと、スモモこと東條桃花は防衛省に呼び出される。

印刷会社で営業職をつとめる僕は、通勤途中のホームで、同級生の姿を目撃する。僕が恋した高校時代の姿のままで。

『このミステリーがすごい! 』大賞・隠し玉としてデビューした著者による、動画配信ミステリー! 人気ミーチューバー・ソウスケが、大食いチャレンジ動画の生配信中にカメラの前で突然死んだ。

選ばれし小紳士達が集う全寮制の学舎、私立シードゥス学院。13歳から17歳までの生徒が5つの寮に分かれ寝食を共にする。

なぜ犯人の服の目撃証言は、 「赤」「緑」「白」「黒」「青」と五通りなのか 食い違う目撃証言、見つからない凶器の謎。

トラブルやたくらみに巻き込まれて、お人好しが右往左往。助けを求められたなら、放っておくことはできやしない。

高校二年生の夏、私は自身の進むべき道が決められず悩んでいた。

Z県警本部の通信指令室。その中に電話の情報のみで事件を解決に導く凄腕の指令課員がいる。

「この事件の謎は、 絶対あたしが 解き明かしてやるんだから」 勤め先のスーパーをクビになり、地元・武蔵新城で 『なんでも屋タチバナ』を始めた俺、橘良太。

JR尼崎駅で通勤電車を待っていたカメラマンの植戸は電車脱線の報せを受ける。

堀川次郎は高校二年の図書委員。

わたし、海砂真史（うみすなまふみ）の幼馴染み・鳥飼歩（とりかいあゆむ）はなぜか中学校に通っておらず、頭は切れるが自由気儘な性格で、素直じゃない。

男に騙され、会社も辞める羽目になってしまった元OLの神戸美菜代は、 凄腕の復讐屋がいるという噂を聞きつけ、その男、成海慶介の事務所を訪ねる。

二八歳にしては童顔で小柄。女子大生か、時には女子高生に見間違えられる神奈川県警江の島署の細川春菜に異動の辞令が。

東京・谷中の老舗カメラ店「今宮写真機店」で起こる不思議な騒動の数々を描いた短編ミステリー集<谷中レトロカメラ店の謎日和>シリーズの最新刊。

東京都に実験的に設置された動物保護を目的とする“東京アニマルポリス”通称TAPは警察や動物愛護相談センターと協力しながら、日夜活動している。

高校生の日菜子は、日々〝推しゴト〟に大忙し。お気に入りの特撮俳優・越谷充の握手会に度々足を運び、限定グッズは必ず購入。

大阪の工事現場で発見された、男のバラバラ死体。首は腐敗、脚はミイラ化という奇妙な姿に、府警一課の刑事たちも困惑する。

大正時代、警視庁に「華族捜査局」が新設された。

新宿に本社を構える不動産仲介業者、株式会社ツノハズ・ホーム。

百年の歴史を持つ邸宅が火事になり、主とその妻が亡くなった。

長谷川祐子は、霊視の依頼で来た客から、悩んでいる若い夫婦を紹介された。

成人式を迎えるアンちゃん。大人になるには、まだ早い気がするけど、それでも時間は進むし、世の中は待ってくれません。

なんと自分が、60歳で定年退職するなんて!これからの人生どうする? 関東近郊。

画家レンブラントのもとにやってきた、ある宝石商からの緊急の使い。

ホームレスを強制退去させた公園の治安を守るため、ボランティアで見回り隊が結成された。

昭和２４年、ミステリ作家志望の風早勝利は名古屋市内の新制高校３年生になった。

太平洋戦争中に大陸で再会した二人の幼馴染矢島泰介と岩城智也は、必ず生きて帰り、ともに助け合って生きようと誓う。

義兄の伸太から父危篤の報せを受け、由佳は13年ぶりに大阪へ帰郷する。

入行三年目の銀行員・結城が配属されたのは、日陰部署と囁かれる渉外部。

念願かなって海外旅行の添乗員になった遙。

Iターンプロジェクト担当公務員が直面するのは、 過疎地のリアルと、風変わりな「謎」――。

江戸の両国橋近くに住むおゆうは、老舗の薬種問屋から殺された息子の汚名をそそいでほしいと依頼を受け、同心の伝三郎とともに調査に乗り出す…が彼女の正体はアラサー元OL・関口優佳。

犯人を白日のもとにさらすために――防犯探偵・榎本と犯人たちとの頭脳戦。 様々な種類の時計が時を刻む晩餐会。

「謎解き専門」を謳うカラット探偵事務所。

舞台はとある地方都市の病院。その地域の救急医療を一手に担う、「断らないER」と呼ばれるたった二人のチームがいた……。

「いいよんさんわん」―近所に住む老人から託されたという謎の探求書リスト。

予測不能な神業トリックを暴くのは、犯罪資料館の美人館長・緋色冴子。驚愕の推理力で、助手の聡と難事件に挑む。

さらわれた幼児の命を救えるか?JK探偵がすべてをひっくり返す! 引きこもりの少年・馬場由宇は、近所に住む大久保家の幼児虐待を疑っていた。

やっと手にした理想の生活だったのに…… 都内のアパレルメーカーに勤務する鈴倉茉菜。

元刑事の麦子は幼い頃に身についた、「人の意識に入り込み、記憶や感情を読める」不思議な力がある。

『このミス』大賞作家の最新作。

40歳独身の尚之は、お見合いパーティーで“サトウミサキ”と出会う。

広島から神奈川の病院に実習に来た研修医の碓氷は、脳腫瘍を患う女性ユカリと出会う。

ひとりでも寂しくない。 私はもっと、強くなれる。

累計1000万部突破『チーム・バチスタの栄光』シリーズに登場する“加納&玉村"コンビが、お遍路道中で難事件を解決! 休暇を利用して八十八ヵ所を巡拝する四国遍路に出た玉村警部補。

私はいずれ、夫に殺されるかもしれない。義父の弔問に訪れた前妻の佑香。

江戸と現代で二重生活を営むOLの関口優佳・通称おゆうは、 大津屋の主人から、息子の清太郎が実の子かどうか調べてほしいと相談を受ける。

息子を六年前に亡くした捜査一課の浦杉は、その現実から逃れるように刑事の仕事にのめり込む。そんな折、連続殺人事件が勃発。