殺人事件が起きたので謎解き配信してみました
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 | 2020年10月06日 殺人事件が起きたので謎解き配信してみました (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ) 『このミステリーがすごい! 』大賞・隠し玉としてデビューした著者による、動画配信ミステリー! 人気ミーチューバー・ソウスケが、大食いチャレンジ動画の生配信中にカメラの前で突然死んだ。食べていたものは、すべて視聴者からの贈り物。果たして、これは事故なのか、殺人なのか。ソウスケの配信を見ていた友人で、「謎解き」ミーチューバー・カイは、恩義ある彼の死に報いるためにも、ソウスケの死の謎に迫ろうと決意。動画編集を担当するパートナーの千尋を説得し、自身の推理を披露する配信を開始する。一方、警視庁は、人気ミーチューバーの死を殺人と断定。捜査一課の田井中も捜査に加わるが、田井中もまた人気ミーチューバーという裏の顔を持っていて……。(「BOOK」データベースより) |
| 書評･レビュー点数毎のグラフです | 平均点0.00pt | ||||||||
殺人事件が起きたので謎解き配信してみましたの総合評価:
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| 1を付けてる人が言うほどひどくはない。まあ文庫ミステリとしてはフツーです。かつての２時間サスペンスくらいと思えばいい。5を付けてる人は読みやすさ、シンプルさを挙げていて、それはそのとおりなのだけれど、ミステリとしては高く評価はできない。ひねりと意外性が足りないし、動機も納得しにくい。 いちばんまずいのは、主人公チームと警察チームがほぼ同じように動くので、もたもた感がある。そういう構成なら、その構成を活かした展開が欲しいがそれは乏しい。 キャラはまあこんなものでしょう。宝島文庫はライト層向けに、わかりやすい、短めのミステリを書かせたがるので、作家さんも力をふるえないんだよね。そこそこのものでお茶を濁す。 | ||||
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| 一作目（クサリヘビ殺人事件）を読んだ時にも感じましたが、まだ他の誰も書いていないジャンルに挑戦していく意欲的な作家さんのようで、好感が持てます。そのぶん、取材も大変でしょうし、難易度が高いでしょうから。 そして、リーダビリティが高く、本作も、シーンの描写がしっかりしているので、絵が浮かび、筆運びが丁寧に感じました。特に後半、多めにはられた伏線の回収から結末まで、ぐいぐい引っ張られます。 昨今のYouTube事情を踏まえて具体的に描いていて、映像化も期待できますし、続編も読みたくなりました。 | ||||
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| テーマは、目のつけどころがいいし、センスは凄くあると思います。が、全体的に余計な部分が多く、勿体無いと思いました | ||||
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| 前作が面白かったので、2作目も気になり購入。帰宅時の電車で読み始めたら、途中でやめられず。結局夜中まで読み続けてしまいました。 謎解きの楽しみとクセのありそうな登場人物たちが気になり、あっという間に読み切ってしまいました。なかなかの没入感です。描写の緻密さが、物語に引き込まれる良いアクセントでした。 | ||||
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| 重厚なミステリーは頭の中で登場人物や背景などをちゃんと整理して読まないと、よく分からずに結末を迎えることが多々ありますが、こちらの作品はそのあたりがとてもシンプルに構成されており、読みやすいです。 普段あまりこのジャンルは読まないのですが、スラスラと読み終えることができました。 内容も、動画配信の裏側など今の時代ををうまく落とし込めていると思います。 その点で、若い方にもとっつきやすく楽しめる内容ではないでしょうか？ 幅広い読者を楽しませるような作品をこれからも期待しています。 | ||||
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