またもや片想い探偵 追掛日菜子
- 片想い探偵 (2)
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 | 2020年10月07日 またもや片想い探偵 追掛日菜子 (幻冬舎文庫) 高校生の日菜子は、日々〝推しゴト〟に大忙し。お気に入りの特撮俳優・越谷充の握手会に度々足を運び、限定グッズは必ず購入。SNSを駆使して、スケジュールから目撃談まで情報収集も怠らない。ある日、越谷が強盗致傷容疑で逮捕される。彼の全てを知り尽くす日菜子は、それが??罪だとわかり……。妹思いの兄・翔平と共に、事件の解決に動き出す。(「BOOK」データベースより) |
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| 今回も、形式としては前回と同じで日菜ちゃんが熱をあげた相手がトラブルに巻き込まれ、日菜ちゃんが解決。しかしそれで相手との距離が縮まるとなんやかんやで冷めてしまうというパターンの短編が5編。 それぞれの短編の平均点は前回を上回っていてとても面白かった。前回同様このシリーズの魅力は複雑なトリックとか鮮やかな謎解きとかではなくて主人公のぶっ飛んだ行動と兄妹の笑える会話のやり取り。1冊の中に沢山笑えるところが散りばめられてる。そして個人的に好きなのが各短編のオチで日菜ちゃんが相手に冷めてしまった際の冷めた理由と言い分。これは女性作家だからこそ考えつく理由や言い分だろうなーと思った。 5編の中でお気に入りは4話の友達の父親に恋をする話。小悪党をやっつける話が心地良かった事と、オチが面白かった。 しかし、日菜ちゃんはとっても可愛い。こんな可愛い子にならストーキングされたいなんてことを思いつつ、すぐに冷められたら嫌だなと思ってしまう。 もし続編が出たら読みたい。 | ||||
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| めっちゃ面白い！！ 推し相手が事件に巻き込まれるたびに、ストーキン○技術で解決！ 推しを救ったと思いきや、推しに感謝され接近されたら冷める…そして次の推しを探す…笑 前巻より更にパワーアップしてて笑いました！ あっという間なので是非！ | ||||
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| 女子高生の日菜子は、一推しメンバーの情報収集=「推し事」と「推し」の人気に貢献するグッズ購入=「お布施」に日々邁進。だけどその度に事件に遭遇し「推し」との距離が狭まると神秘のヴェールが崩壊し恋心が覚めることの繰り返し。このパターンが5編です。 文句を言いつつも日菜子に付き合う兄翔平や兄妹に理解のある両親のほのぼのとした話です。 日菜子の趣味に付き合って家族でラーメン屋さんに行ったり、陶芸家への弟子入り志願を応援したり。 でも日菜子の当たっては砕けるパターンはこのくらいでお腹一杯かな。 | ||||
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