いつかきみに、七月の雪を見せてあげる。あの日、彼女は青く光る海を見ながら、僕にそう約束してくれた―。

神崎結子・OL。ひとり暮らし、彼氏なし。

「久しぶり」そう言って、高校生のときに交通事故で死んだはずのクラスメイトがなぜか今目の前に立って笑っている。

六年間勤めた会社を離れ、八丈島で1ヶ月を過ごすことになった川瀬星子。

―ぼくは、彼女が誰なのかわからない。

それは、いつからだったろう。この世界に奇妙な現象が起こり始めた。

鎌倉で出会った、言葉を話す不思議な猫・ニャン太。

人にはポイントがある。ルックス、学力、コミュ力。

久しぶりに帰ってきた故郷。思い出すのは、とある事件をきっかけに離ればなれになってしまった子供時代の仲間たち。

これは命がけの恋物語。 七夕に奇跡が起きる――。

なぜ少女は最愛の先生を殺さなければならなかったのか? 突如失踪した人気小説家・遥川悠真。

選考に関わる全ての人の心を震わせた、第23回電撃小説大賞≪大賞≫受賞作　 大切な人の死から、どこかなげやりに生きてる僕。

僕は今でも君が好きだよ――映画化も決定、あの感動作が再びよみがえる! 不治の病「発光病」で入院したままの少女・渡良瀬まみず。

友達の死から始まった苦い夏休み。僕らは、幽霊に導かれて旅に出た。

読む順番によって変わる読後感!長い時を越えて紡がれる小さな恋の回想録。 十二歳の夏を過ごしていた少年・嵯峨ナツキ。

ある秘密を抱えた月ヶ瀬和希は、知り合いのいない環境を求め離島の采岐島高校に進学した。

死んだっていい。 君と出会う前は、そう思っていた――。

これは、僕が君に出逢い恋をしてから、君が僕に出逢うまでの、奇跡の物語。

恋人の過去と繋がる一冊の交換日記。本当に好きだった。

読む順番によって変わる読後感!長い時を越えて紡がれる 大きな愛の回想録 十二歳の夏を過ごしていた少年・嵯峨愁。

謎の人体発火現象。 陰陽師の呪いに、挑め。

『このミステリーがすごい!』大賞隠し玉として刊行、 “白いどんでん返し"で話題になった『カササギの計略』の著者が贈る、待望のデビュー後第一作! 思い出したくない過去の記憶に苛まれ、不眠症を患っている遠藤達也のもとに、 “思い出コーディネーター"を名乗る

なぜ少年はテロリストになったのか――衝撃と感動が迫りくる慟哭ミステリー 「すべて、吹き飛んでしまえ」 突然の犯行予告のあとに起きた新宿駅爆破事件。

6年前、僕は、愛する人を永遠に失った―。それ以来、喪失感を抱えて生きてきた僕。

生きづらさを抱え、退屈な高校生活を送る僕に、ある日届いた１通のメール。

静養を理由に、祖父母のいる海辺の田舎町へ移り住んだ新。唯一の日課は、夜の海辺を散歩すること。

ある夫婦が営む古書店がある。鎌倉の片隅にひっそりと佇む「ビブリア古書堂」。

遠野の老舗旅館「迷家荘」の番頭として平穏な日々を過ごしていた司貴の元に、突然担当編集者が会いに来た。

京の早春を花と灯りで飾る東山花灯路にて、狐の花嫁行列が妨害される事件が起こる。

僕は春が嫌いだ。

“将来の夢”なんてバカらしい。現実を生きる高校生の美齢は、ある夏の日、叶うはずのない夢を追い続ける少年と出会う。

恋愛小説の名手が送る新時代の青春サッカー小説、開幕! 私立赤羽高等学校サッカー部『レッドスワン』。

過去は変えられないが、未来は変えられる―― 鎌倉に春一番が吹いた日、一台の快速電車が脱線し、多くの死傷者が出てしまう。

ハリネズミのフォカッチャが導く、彼と彼女のおいしい謎解き物語。 「人の秘密はそっとしておかなければならないんです。

最愛の人の死には三億円の価値がある――。壮絶で切ない最後の夏が始まる。

――生者と死者。彼の目はその繋がりを断つためにある。

『白澤』の脅威は、ついに杵松にまで及ぶ。親友を救うため手掛かりを探す絶対城と礼音は、郊外にある国立文書館へとたどり着く。

「明日死んでもいいくらい、後悔のない人生を送りたい」幼い頃から難病を抱え、限りある日々を大切に生きる赤月よすが。

恋人に貢ぐために、義理の母から保険金殺人の標的にされている高校生・灰村瑞貴。

恋と、死闘と、異世界と。

嗄井戸の部屋からスナッフフィルムを見つけた奈緒崎は過去の事件を解決するべく、フィルムアーキビスト菱崖小鳩に協力を依頼する。

クリスマス間近のある夜。昴の乗った京浜東北線最終電車の第2車両が、突如消え去った。

二人の結末を見届けた時、きっともう一度読み返したくなる――。

吾輩は猫又である。名前は……ある。

うまくいかなかった恋をやり直してくれる、不思議な店があるという―― 恋に悩む人達が集う、江ノ島にある白い石造りの一軒家。

怖い話好き集まれ!怖いのに元気になれる、オカルトお仕事物語! 新垣澪は、元気が取り柄の新入社員。

あの頃の僕らはまだたくさんの高いものに世界を囲まれて、息苦しさを覚えていた。

ひとつきに二度、満月が見られるブルームーンの8月。17歳の僕は京都の嵐山にある祖母の家に帰省した。

こよみちゃんと花火大会!の筈が、百物語が開催され恐怖に怯える森司だが… この世で最もリア充なイベント、それでは、好きな女子との花火大会!…のはずが、その会場でオカ研メンバーたちと百物語をすることになった森司。

狼は誰だ? 危険な心理ゲームがクラスメイトの本性を暴き出す!! バーチャル空間で、突如謎の人狼ゲームに巻き込まれた高坂直登と二年四組の生徒達。

どうやら俺の人生には、今後何一つ良いことがないらしい。寿命の“査定価格”が一年につき一万円ぽっちだったのは、そのせいだ。

[先輩が私を模したアンドロイドを作った][先輩がありとあらゆる内臓を売られてしまった。

「この死体、変だと思わないか？」 死体を運ぶ先輩と、 死体の謎を解く後輩。 二人だけの、最悪な部活動。

「それじゃあキミを死神として採用するね」ある日、高校生の佐倉真司は同級生の花森雪希から「死神」のアルバイトに誘われる。

「ウラシマトンネルって、知ってる?そこに入れば欲しいものがなんでも手に入るんだけど、その代わりに年を取っちゃうの―」。

ある怪事件と同時に国家機密ファイルも消えた。唯一の手掛かりは、事件当夜、現場で目撃された一人の大学生・戻橋トウヤだけ―。