父危篤の報せに病院へ急ぐ会社員、納期が迫ったITエンジニア、背後から痴漢の手が忍び寄る美人―それぞれの場所へ向かう人々を乗せた夜の満員電車が、事故で運転を見合わせる。

30万部超のベストセラー『終電の神様』姉妹編! 終電が終わり始発が走り出すまでの一夜に起きるドラマを描く切なくも温かい物語

「お金がないなら、知恵を出すのよ!」赤字ローカル線の再生を託されたのは、地元出身の新幹線カリスマ・アテンダント篠宮亜佐美、31歳。

中学時代、いじめと病に絶望した野々宮恭子は 従姉妹の蒲生美智留に命を救われた。

運命も罪も、その終電が変えていく―― 累計50万部の人気シリーズ、最高の奇跡。

この一冊で世界が変わる、かもしれない。 実業之日本社創業120周年記念! 小社文庫限定の書き下ろしあとがき収録。

キャバクラ、居酒屋、マッサージ、あらゆる仕事をたくましくこなすリツ。

神様のような清廉潔白な教師、坪井誠造が逝去した。その通夜は悲しみに包まれ、誰もが涙した。

舞台は、アパートの一室。別々の道を歩むことが決まった男女が最後の夜を徹し語り合う。

過労死続出の職場を辞め、Uターンしたのが9年前。啓一は田園都市の市役所勤務。

「それじゃあキミを死神として採用するね」ある日、高校生の佐倉真司は同級生の花森雪希から「死神」のアルバイトに誘われる。

神田川病院に勤務する医師の早坂ルミ子は末期のがん患者を診ているが、患者の気持ちがわからないのが悩みの種。

世界的リゾートグループのパリ本社で激しい権力闘争に巻き込まれる松平貴子。

大手広告代理店を辞め、「珠川食品」に再就職した佐倉凉平。

あのアツい男・遠藤が出社拒否に!? 人のいい彼が遂に、折れた……。

第16回(2018年度)『このミステリーがすごい! 大賞』優秀賞受賞作が、文庫版で登場! 天才的な筋読みから「ヨミヅナ」と呼ばれる警視庁捜査一課、飯綱。

想いがつらなり響く時、昨日と違う明日が待っている! 児童養護施設を舞台に繰り広げられるドラマティック長篇。

山形市で探偵業を営む椎名留美は、元刑事にして小学生の娘を持つシングルマザー。

明かりの消えた真夜中のデパートにうごめく人影。その日に限って、なぜか居場所をなくした人々が集まってくる。

「しばらくの間でいい。

高齢者が国民の三割を超え、破綻寸前の日本政府は「七十歳死亡法案」を強行採決。

早朝にひっそり営業しているスープ屋「しずく」では、シェフ・麻野が美味しい日替わりスープを提供し、お客の悩みを優しく解決してくれる。

家族を捨て、阿久津伸吉は失踪した。しかし、残された子供、麻美子と伸吾の元には、誕生日ごとに父からの手紙が届いた。

半沢直樹が帰ってきた! 今度の敵は政治家だ! 出向先から東京中央銀行本店に復帰した半沢直樹に頭取から大仕事が降ってきた。

定年まであと十年のベテラン刑事岩倉剛。

余計なことはしない、がモットーのごく平凡な男、名井等、35歳。

リストラの憂き目に遭いつつ、転職口が見つかりホッとしていた中年男・青葉一成。

人にはポイントがある。ルックス、学力、コミュ力。

最愛の兄の自殺から六年、ライター深沢の前に兄の妻と名乗る女性・朱実が現れる。

黒毛艶やかな猫として、死神クロは地上に降り立った。町に漂う地縛霊らを救うのだ。

息子が小学六年の一年間「親父会」なる父親だけの集まりに参加することになった私。

この男、 前代未聞のトンデモ作家か。

”どんでん返しの帝王”が放つ、息もつかせぬ警察医療ミステリ! 死ぬ権利を与えてくれ――。

”どんでん返しの帝王”が放つ、社会派ミステリ!人気シリーズ第三弾! 少女を狙った前代未聞の連続誘拐事件。

「流されるままに生きればいい」。小さな診療所を始めた医者・桐子は患者に余命を受け入れる道もあると言い切る。

ジウ・イーリンに請われ、美術展での鑑定のために円生、小松とともに上海を訪れた清貴。

匿名の通報により、中央消防署・救急隊長真田が現場へ急行すると、そこには業務用冷蔵庫に監禁され、憔悴しきった少女の姿があった。

病の宣告、就職内定後の不安、子どもの反発…様々な悩みを抱え、彼らは北海道へひとり旅をする。

女優の弓香の元に、かつての同級生・理穂から届いた故郷での同窓会の誘い。

雑誌連載が10本に減り大いに危機感を抱き、プロットが浮かばずブランデーをがぶ飲み。

伝説的映画監督の大森が、新作『災厄の季節』を撮る!若き助監督・宮藤映一も現場に臨むが、軽薄なプロデューサーや批判を繰り返す外部団体など周囲には難敵ばかり。

限界集落と言われ、過疎・高齢化のため社会的な共同生活の維持が困難だった止村は、東京からきた多岐川優の活躍で、なんとか窮地を脱した。

「娘の小学校受験が終わったら離婚する」。そう約束していた播磨和昌と薫子に突然の悲報が届く。

山手トンネル事件を生き抜いた岬美由紀の前に再び姿を現した友里たち。

世界各地で頻発する人体発火現象。判明した被害者の身元にはある衝撃の共通点があった。

イラクで日本人が人質にされた!人質のPTSDを考慮した政府は岬美由紀を現地に派遣するが、武装勢力に囚われてしまう。

航空自衛隊の演習中に発生した重大な過失事故。それを起こしたのは優秀な戦闘機パイロット伊吹直哉だった。

両親を亡くし仕事も失った矢先に祖母がガンで入院した梨花。職場結婚したが子供ができず悩む美雪。

末期癌を宣告された医師・岬雄貴は、酒浸りの日々を送っていた。

本当に客を掴んでいるのは誰か―。

拉致監禁された岬美由紀を発見した蒲生誠と嵯峨敏也。

雪山で遭難事故が発生した。休暇で訪れていた岬美由紀は救出に向かうが、現場に人影はなく雪崩に呑み込まれてしまう。

あるホラー作家のもとに送られてきた手紙には、存在しない架空の歌手とラジオ番組のことが延々と綴られていたという。

きみも緑色の猿を見たのかい?嵯峨敏也と名乗る男にそう聞かれた瞬間から、女子高生の知美の存在は周囲から認識されず、母親からも拒絶されてしまう。

日中開戦を阻止した岬美由紀だったが、違法行為のせいで南京の監獄に収監される。恩赦の条件は連続失踪事件の解決。