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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.29pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全7件 1~7 1/1ページ
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沖縄は、コールセンター人口がずばぬけています。 補助金がすごいから。 よく取材されています。 | ||||
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阿川大樹氏の最新刊は沖縄を舞台にしたコールセンター小説。 東京の商社をリストラされた主人公の理美は、ハローワークの勧めでおもろまちのコールセンターに勤務することに。 個性を消し、なおかつお客様に丁寧かつ迅速に対応できることが求められるこの仕事を、かつ企業戦士だった著者は、シビアかつ生き生きと描写し、魅せてくれる。 作中には、職場の人々、理美の故郷であるコザの人々、勤務中に出くわす、様々な客など多くの人々が出てくるが、女性ばかりの職場のコールセンターの描写は群を抜いてリアルで、なおかつ胃の痛む箇所もある。特に、美人でできる女風だが実務では全く使えない上に偉そうな上司の金子綾音の描写は、うっとおしくない程度に掘り下げられ、一気に読ませてくれる。さらに彼女の勧めで会社の代表として「電話応対コンクール」出場者に選ばれた理美の葛藤とそれに伴う職場の人々からのいじめが生々しく、女ばかりの職場だとこうだよねえ、あるあると頷いてしまう。 だからこそ、終盤、コンクール予選での、理美がトラウマを克服するくだりが美しくも息を飲む。 反面、理美の故郷であり、住処であるコザの人々の描写が薄っぺらいのが難点だ。唯一、米兵相手の酒場のマスターであるマサさんはその無愛想さとツンデレっぷりがモデルになった人物と店を思い出し、吹き出してしまうくらいキャラの肉付けがされているが、理美の元彼、その元彼が師事しているギタリスト、理美の両親というコザでの中心人物が記号的描写で魅力が感じられず、理美の両親がコザに住みながらコザの中心街に寄り付かない理由も「だから何なの?」と思ってしまう。それが非常に残念だ。 職場小説としては星5つ。コザを舞台にした小説としては星2つ。よって星3つ。 | ||||
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お話の現場が通販のコールセンターという初めての設定でしたので読んでみました。 私は通販で食品や生活用品を頻繁に購入しますが、もっぱらネット利用です。 昨今はオペレーターさんとの会話を録音されていますよね。時間まで限られているとは知りませんでした。 今後、もし電話で注文する事がある際には、オペレーターさんの邪魔にならない様に要領良く注文せねば!と思わされました。 その他にも知らなかった事が色々有り、とても参考になりました。ぜひご一読を。 | ||||
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女性が主人公のお仕事頑張る系物語が好きでよく読みます。良かったです。『インバウンド』も文庫化されるといいな。 | ||||
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綿密に取材をして書かれたのがよくわかり、リアリティーを感じながら読み進むことができます。阿川さんの小説は基本ポジティブで、読むと元気がもらえます。おすすめです。 | ||||
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とても 良い商品だと 思います 機会があればまた リピしたいとおもいます。 | ||||
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主人公は二十代半ばの女性、上原理美(通称:リーミー)。元々沖縄・コザの出身である彼女が、東京の会社を辞め、沖縄に戻って来た所から、物語は始まります。 実家の近くに戻って来たにも関わらず、何故かゲストハウスに住む理美。やがて、おもろまちのコールセンターに就職先を見つけ、そこへ飛び込んでゆくが………と、トントン拍子にストーリーが展開してゆきます。 お話の中心は、そんな理美が仕事を通じ、東京であった苦い過去を乗り越える成長物語です。コールセンターが舞台の小説というのを、私は今まで読んだ事が無かったのですが、「ウイスキーの笑顔」「服装は自由」「リーダー」「SV」「情報管理の徹底」などなど内部の描写が詳しくされていて面白かったです。コールセンターに勤めてみたいという方の参考にもなると思います。 そして、会社ならどこにでもあるだろうなあと思わせる、人間関係のもつれも………社会人なら「あるある」と頷けるかもです。 作者は沖縄出身の方ではないようなのですが、沖縄と本土の精神的な距離の遠さ(と言っても政治的なものではなく、そこに住む若者の実感として)、昼のコザの寂れ具合、対しておもろまちの急速な発展具合などなど、観光地でない沖縄とそこに住む人々の肌感覚の描写が細かく、そして読み易く、遅読な私でも数日で読み終わる事が出来ました。 優しい理美が強さを身に付けてゆく、その過程を、応援したくなる物語でした。 | ||||
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