ずっと妹と二人で生きてきた結城佳帆は、ある日、図書館の司書、舞原葵依に恋をする。

村中から忌み嫌われる転校生、舞原陽凪乃。

『夏茜』保健部と演劇部の合同合宿が行われた翡翠島、そこで四人が遭遇したのは“三重の密室事件”で…。

ねえ、七虹。私は親友だけど、やっぱりあんたが何を考えていたのか最後まで分からなかったよ。

そして悲劇は舞い降りる。

北信越地方に浮かぶ離島、翡翠島。過疎に悩む小さな島で発生した連続放火事件は、やがて一人の男の命を奪う。

惑星アルチアまであと六日。

偶然の「雨宿り」から始まる、切ないラヴ・ストーリー。ある夜、舞原零央はアパートの前で倒れていた女、譲原紗矢を助ける。

ある夜、逢坂柚希は幼馴染の紗雪と共に、重大な罪を犯そうとしていた舞原星乃叶を助ける。

大好きな女の子が死んでしまった――という悪夢をみて起きた朝。 高校の教室に入った綜士は、ある違和感を覚える。

『ノーブルチルドレン』シリーズのコンビが贈る、『花鳥風月』第六弾! 8年前に別れた恋人に一目会いたい。

翡翠島で突如発生した連続放火事件は、一人の男の命を奪う。父を殺された親友が去って十年。

家族でも見分けられない双子、舞原月乃と今宵。月乃は誰からも好かれる朗らかな性格で、妹の今宵は大人びた物静かな少女だった。

現代のロミオとジュリエット、高貴なるファースト・ラブ・ストーリー。

「賭けをしませんか?」と受話器の向こうの女は言った。 「十二歳の夏、あなたは初鹿野さんに恋をしました。

美波高校に通う旧家の跡取り舞原吐季は、一つだけ空いた部室を手に入れるため『演劇部』と偽って創部の準備を進めていた。

青春小説の金字塔。読者が選んだスポーツ小説、第1位! 高校生の夏の祭典、インターハイが今年も始まる。

大切な人の死を知る度に、時計の針は何度でも過去へと巻き戻る。

愛する人を救えなければ、強制的に過去に戻され、その度に親友や家族が一人ずつ消えていく。

どうやら俺の人生には、今後何一つ良いことがないらしい。寿命の“査定価格”が一年につき一万円ぽっちだったのは、そのせいだ。

あの頃の僕らは、誰かのヒーローになりたかった。クリスマスを目前に控えた階段島を事件が襲う。

フリースクール〈静鈴荘〉に通う岩瀬知香は、中学校への復学を強要する母親との問題に悩んでいた。

恋と、死闘と、異世界と。

五輪に行けるのは一人だけ。

高校三年生になった高槻優雅は一時的にコーチの任から外れ、二年振りの公式戦復活を目指していた。

恋愛小説の名手が送る新時代の青春サッカー小説、開幕! 私立赤羽高等学校サッカー部『レッドスワン』。

あなたがいるから、私は小説を書こうと思います。

戦後最大の未解決事件“瀬戸内バスジャック事件”に巻き込まれた十年前のあの夏から、声を失った三好詠葉、十七歳。

才能を決めるのは、遺伝子か環境か? エリート棋士の父を持つ京介と、落ちこぼれ女流棋士の息子・千明。

織原芹愛の死を回避できなければ、杵城綜士は過去へと飛ばされる。

瀧本灯子には絵しかなかった。

失業中の青年・高坂賢吾と不登校の少女・佐薙ひじり。

雨天の決戦が続くインターハイで、舞原世怜奈率いる赤羽高等学校サッカー部は、研ぎ澄まされた新戦術で、鮮烈な軌跡を描いていく。

最高の舞台で、忘れられない闘いを。日本で一番熱い冬が、今、始まる―!高校サッカー界、最大の祭典。

その未来は『絶命』か『生還』か。復活を期す古豪チーム『レッドスワン』に、容赦なき決着の刻が迫る―。

超情報化対策として、人造の脳葉〈電子葉〉の移植が義務化された2081年の日本・京都。

自分の消費期限は、もう切れているのか── 小学生でデビューし、天才の名をほしいままにしていた小説家・綴喜文彰(つづき・ふみあき)は、ある事件をきっかけに新作を発表出来なくなっていた。

試合で活躍した選手が心臓麻痺で死ぬという事件が起こった。

僕たちは「その日」に向かって生きてきた―。昨日までの、そして、明日からも続くはずの毎日を不意に断ち切る家族の死。

―ぼくは、彼女が誰なのかわからない。

これは僕の失恋であり、同時に、初恋の物語だ。七草は引き算の魔女を知っていますか――。

夭折したはずの画家から届いた絵葉書――。

フリースクール“静鈴荘”で教師として働きはじめた佐伯道成は、一人の生徒を追い詰める深刻なトラブル―謂れのない罪の告発と嫌がらせに直面する。

自分で殺した女の子に恋をするなんて、どうかしている。 「私、死んじゃいました。

嘘を見抜く名人、天才スリ、演説の達人、精確な体内時計を持つ女。

なぜ少年はテロリストになったのか――衝撃と感動が迫りくる慟哭ミステリー 「すべて、吹き飛んでしまえ」 突然の犯行予告のあとに起きた新宿駅爆破事件。

普通の高校生活を送る僕・相葉孝司に突然起こった「自分以外の時が1時間だけ止まる」という不思議な現象。

毎日が黄金に輝いていた12歳の夏、少年は川辺の流木に奇妙な印を残して忽然と姿を消した。

高校二年生になった正太郎。

声の色が見える僕は、透明な君に恋をした。

架空の青春の記憶を植えつけられた青年は、その夏、実在しないはずの幼馴染と出会う。これは、始まる前に終わっていた恋の物語。

ひとつきに二度、満月が見られるブルームーンの8月。17歳の僕は京都の嵐山にある祖母の家に帰省した。

ある夫婦が営む古書店がある。鎌倉の片隅にひっそりと佇む「ビブリア古書堂」。

小学生の青斗が住む海沿いの田舎町には、ひとつの伝説があった。