陽炎太陽
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ヒロイン側に秘密があるのかと思い読み進めていましたが主に主人公側に秘密がありました。綾崎さんならではのどんでん返しは健在です。ただ私はあまり好きではありませんでした。主人公一颯と和奏の関係性がどうしても薄っぺらに感じてしまいます。和奏の一颯に対する言動は思いやりに溢れてるとも見受けられますが私は一颯に依存して保身に走ってる風にしか見受けられませんでしたし、エピローグの一颯も和奏への罪滅ぼしをしている風にしか見受けられませんでした。全体的に中途半端な印象です。 | ||||
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4作で完結したかと思っていた花鳥風月シリーズの5作目です。 主人公である饗野いぶき、彼が通う小学校に転校してきた舞原ひなのを中心に描かれる幼年期、 彼が大学生になってからの物語が描かれる青年期とで構成されています。 あとがきにもある通り、三角関係の物語なのですが、エピローグが余計だった気がします。 もし、その推測通りの事が起きているのであれば、 読者の多くはこの結末、選択ではなく、もう一方の選択を期待しているのではと思います。 この結末にするのであれば、エピローグの部分は不要であったと思います。 余計な期待を抱き、それが叶わずがっかりさせられました。 読んでない方には、なんの事かさっぱりかと思いますが、ネタバレになってしまうので詳細は書けません。 それにしても、このシリーズはいつも一番期待しているハッピーエンド(一番結ばれて欲しい組み合わせ)にはなりません。 著者との相性が悪いのでしょうか。。。 | ||||
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最終巻が劇的な展開だった「ノーブルチルドレンシリーズ」が終了、再び単巻物の花鳥風月シリーズに 戻ってきた綾崎隼の新作。今回も独特のしっとりした雰囲気とどんでん返し、舞原一族が登場と読者が 綾崎作品に期待する舞台装置はしっかりと揃っています ファンが期待する物は揃っているし、話としても相変わらず綾崎マジックとでもいうべき「うわ、そうきたか」という どんでん返しが仕掛けてあるのですが、今回そのどんでん返しがエピローグ部分で「二段式」になっていた事で色々と 不納得な部分が出てしまったというのが正直なところです 物語は幼い日に舞原家によるリゾート開発に反対する異様な村の空気の中、学校で陰湿ないじめの標的にされ 遂には拉致監禁された陽凪乃と彼女の味方をした事で事件に巻き込まれた主人公の一颯の別れから始まり 学生時代に一颯が東京のバイト先で出会った不器用な女性・嶌本和奏と出会い、7年の交際の結果、結婚まで考えて 両親との顔合わせまで済ますに至るも陽凪乃と交わした約束を忘れられない一颯の「どっちつかず」な恋愛模様がメイン この一颯の陽凪乃への妄執とでもいうべき想いと和奏の「あなたの『一番』に成れなくてもあなたを支える」 という一見献身っぽいけど「不器用な私を見捨てないで」と縋り付いているだけの様な恋愛が個人的にはどうにも 受け付けなかった。隠されていた真実に気付いたから新婚早々なのに「陽凪乃を選んだ方が貴方は幸せだから別れよう」って… それもう夫婦でも何でもなくて、ただの共依存関係じゃんと和奏の「面倒くさい女」ぶりと、それに甘えているだけの一颯 正体を現さないまま二人の関係を面倒くさい方向に追いやるばかりの陽凪乃の存在にイライラの三重奏が… エピローグでの二段目のどんでん返しの結果、主人公の出した結論にも「それは本当に本心から言ってるのか?」と納得できませんでした 勿論、不満を感じた部分は個人的な価値観が相容れないだけで「そういう恋愛もあるさ」と受け入れられる方も いらっしゃるのかもしれませんのであくまで個人的判断だと申し上げておきます。それ以外を除けば確かに花鳥風月 シリーズの第五弾としては文章・構成などの点で問題のない作品ですので、登場人物の恋愛観が合うか合わないかは 読んだ上でご判断くださいとしか言いようがありません | ||||
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久しぶりの花鳥風月シリーズで、これまでで一番短い物語です。 シンプルな三角関係のお話しですが、初恋彗星のように時代が経過していき読みごたえがあります。 ヒロイン2人のどちらについても深く書かれているので、どちらかが確実に選ばれないクライマックスへ向けて胸がとても苦しくなります。 そうして答えのでる結末とその後の秘密は… 哀しいのに心があたたかくなる。 作者さんらしい物語でした。 | ||||
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